保育園日記

はなまつり

[平成16年4月8日]

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今日はお釈迦さまのお誕生日、はなまつりです。 子どもたちがそれぞれお家から持参したきれいな花で誕生仏の花御堂を飾り、 歌や踊りでお釈迦さまのお誕生をお祝いをしました。

その後、お釈迦さまをお母さまのお腹に宿してくれたと言われる白いゾウを引いて 皆で本堂に参拝しました。 各ご家庭で心を込めて用意してくださったお花に飾られて お釈迦さまのお顔がいつもより少しニッコリしているように見えました。 花まつりの甘茶を飲むと賢い丈夫な子に育つと言われているんですよ。

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はなまつりのお話を、もう少し。

今から2500年ほど前、インドの北の方にカピラという国がありました。その国のお城に住むお妃さまは、ある夜不思議な夢を見ました。6本の牙を持つ真っ白いゾウが自分のお腹の中にスーッと消えていく夢でした。それは赤ちゃんがお生まれになる知らせだったのです。臨月を迎えたお妃さまはご出産のためにご実家へ戻られることになりました。その旅の途中、お疲れになられてルンビニーという美しい花園で一休みされましたが、なんとそこで赤ちゃんをお生みになられたのです。

その赤ちゃん(王子様)こそが、のちにお釈迦さまとなられる方だったのです。赤ちゃんのお誕生をお祝いして、辺り一面に花が咲き乱れ、空から甘露の雨が降り注いだと伝えられています。

はなまつりの花御堂はルンビニーの花園を表し、甘茶は降り注ぐ甘露の雨を表したものです。

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