保育園日記

11月誕生会

[平成17年11月21日]

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今日は誕生会でした。 今月はお友達10名、先生1名の合わせて11名がお誕生日を迎えました。

新しく転入したお友達のお祝いも一緒に行いました。 光陽苑からおばあちゃま方がお客様としてお見えになり、 年長さんが、お遊戯会に向けて練習中の鼓笛演奏を披露しました。 誕生会の流れを少しご紹介しましょう。

仏教園では何事もまず仏さまにご挨拶。 誕生会ももちろん法要から始まります。 仏さまにお明かりを灯し、誕生日を迎えたお友達が代表となり、 一人ずつお香、お花、お供物をお供えします。 次にみんなで仏さまの歌を歌ってご挨拶をします。 次に「ひ〜とり、ふ〜たり…♪」と歌を歌いながら 誕生日のお友達の人数をみんなで数えます。

ここで軽〜くお勉強。 「誕生日のお友達11人に先生1人を足すと、 全部で何人になるでしょう?」 ハイ!ハイ!ハイ!!年長さんを中心に元気よく手が挙がります。

そして、みんなで歌を歌ってお祝いをして、園長先生から 一人一人素敵な誕生カードをいただきます。 その後は毎月のお楽しみ。 職員が気合いを入れて準備をする劇などもあれば 子ども達が披露する出し物などもあります。 毎月恒例の誕生会は園の行事としては小さなものですが、 実は園生活の中でとても大切な役割を担っています。 誕生日のお友達をみんなでお祝いする会であることはもちろんなのですが、 それだけではなく、子ども達にとっても先生たちにとっても、 大切な「学びの場」となっているのです。

子ども達は誕生会を通じて、静かに人の話を聞くこと、 手を上げてきちんとした言葉使いで発言することなどを学び、 また、舞台に立って人前で発表する緊張感を味わったりもします。 先生たちは誕生会を組み立てる中で新しい出し物を工夫したり、 行事の進行の仕方を学んだり、子どもたちをまとめるワザを 学んだりするのです。

そうした日々の積み重ねの集大成とも言えるのが「成道会お遊戯会」。 いよいよ来月です。皆さんどうぞお楽しみに!

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