保育園日記

丸太

[平成18年6月14日]

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3月に伐採した園庭のけやきですが、 工事の後、細めの幹を1本園庭に転がしました。

砂場の隣に横たえてあるのですが、 これが予想通り、いや、予想以上に 子ども達の良い遊び場になっています。

少し湾曲していますから 平均台のようにして歩くのが楽しいらしく 順番を待ちながら並んで遊んでいます。 また、ちょうど良い高さのテーブルの役目も果たしますし、 接地部分はダンゴムシなどのすみかとなって 虫探しの舞台にもなります。

表皮が剥がれてボロボロになった丸太が がらんとした空き地に転がっている様子は、 一見すると寂れて雑然とした印象なのですが、 子ども達はその周りでとても楽しそうに遊んでくれます。 空き地のような環境の有効性を改めて 認識させられるような気がします。 この丸太の他に、太い丸太を2本 植木屋さんが保管してくれています。 園庭整備後、遊具として使用することに なっているのです。 元気な頃には、大きな木陰で子ども達を 守ってくれたけやきの木。 切られた後もこうして遊具として園庭に残り 子ども達をたくましく育ててくれる 素晴らしい相棒となってくれることでしょう。

改めて「木って、ありがたいなぁ」と感じています。

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