保育園日記

運動会

[平成18年10月8日]

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昨日、秋季大運動会が行われました。

いや〜、予定通り実施できてホッとしました。

雨は明け方に何とか上がってくれましたが、他所の園では グランドが水浸しで延期というところもあったようです。 ご来賓でお見えになった小学校の校長先生が 「こちらの園庭は水掃けがいいんですね!」と 感心しておられましたが、いえいえ、そうではありません。 朝の6時過ぎから職員総出でコンディションを整えたのです! 園庭のあちこちにできた大きな水たまりを タオルと新聞紙で丁寧に吸い取り、砂を入れて馴らしました。 万国旗などの飾りも前日の雨で一切できませんでしたので 当日の朝にすべて行いました。 とても大変でしたが間に合って良かったです!

ということで、汗ばむくらいの日差しのなかで 盛大に運動会が行われました。 ご参観いただいた保護者の皆様、 ありがとうございました。

運動会(や、お遊戯会など)の準備でいつも思うことがあります。 それは「どの程度の出来具合を子ども達に求めるか」ということです。 私は「参加することに意義がある」的な散漫な遊戯や演技、 競技はあまり好きではありません。

子どもなりにきっちり仕上げるところは仕上げたいのです。 子ども達が一生懸命表現しようとするその姿勢に大人は感動し、 また、子ども自身もそうしたハードルを一つずつクリアしていくことで 心身ともに成長していくのだと思うからです。 しかし、仕上がりの良さだけを求め過ぎると、 子どもの気持ちを考えないでただ厳しく指導する スパルタ保育に陥ってしまう危険性があります。 それは最近の保育界・幼児教育界が最も批判し 警戒するものの一つです。 もちろんそれはいけません。でも自由とか自主性の尊重とかに走りすぎるのもどうかな という思いがあります。 だから、うちはどこまでやったらいいか、と悩むわけです。 年齢に応じた身体能力と表現力を最大限に使って 見るものに何かを伝えるような運動会(や、お遊戯会)に したい、というのが私の願いです。 今年はそれが充分にできたのかと問われれば、 反省しなければならない点が山ほど出てきます。

でも、子ども達がみんな楽しそうに、そして一生懸命 がんばってくれたし・・・、まぁいっか…♪(?) お疲れさまでした!

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