保育園日記

プール開き

[令和1年6月7日]

どうも今日あたりから東京は梅雨入りのようです。今にも雨が降り出しそうなどんよりとしたお天気。空とにらめっこしながら、プール開きです。

 

 

予定時刻より10分早めてスタート。ちょうどご祈祷が終わった頃にポツポツと雨が降り出しました。ナイス判断!

 

こんな時期にプール開きとは気が早いと思われるかも知れませんが、うちではいつもそうしています。梅雨が本格化すると雨でなかなかプール開きができなくなり、プール開きのご祈祷が終わらないとプール遊びもできないということで、グズグズしているとどんどん日が過ぎてチャンスを逃してしまうという過去の経験からの判断です。梅雨の時期でも晴れて真夏のように暑くなる日がありますし、入れそうな日にはどんどん入ろう!ということで、早め早めの準備です!(^^)

 

 

1歳クラスの子どもたちは避難車に乗っていてプールサイドに入れません。そこで、担任が仏様のお像を抱っこして子供達とご対面。

 

 

ツンツン触ってるし!笑

 

仏様、ちょっとくすぐったそうですね。(^^) こんな近くで仏様のお像に接するのはこの子たちにとっても初めての体験でしょう。

 

この仏様は、初代園長(妙福寺第41代住職戸田日輝)が昭和30年代中頃に南方仏教親善の活動でインドを訪れ、その折に持ち帰ったお釈迦さまのお像です。お釈迦さまがおさとりを開かれた聖地「ブッダガヤ」の土中から発掘された、約250年前の仏像と伝えられています。そのお姿は、まさにお釈迦さまが菩提樹の木の下に座って静かに瞑想し、心の悪魔を退治しておさとりをひらかれた時の姿を現したものになっています。

 

これを仏教の言葉で「降魔成道(ごうまじょうどう)」と言います。

 

開園間もない頃から60年間ずっと子供達を見守り続けてきてくれた、とてもありがたい大切な大切な保育園の宝物です。

 

 

 

その仏様をプールサイドにお祀りし、私がお経を読み、みんなで一緒に合掌礼拝して、今年のプール遊びの安全を祈願しました!

 

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