保育園日記

花と水

[令和2年3月13日]

4歳の女の子たちが花壇に水遣りをしてくれています。

 

 

何度も何度も水を汲みに行き、丁寧に丁寧に水をあげています。

 

ありがとう、お花も嬉しいね!と声を掛けて、ふと向こうの方に目をやると…、

 

 

同じ4歳クラスの別の子達が何かやっています。

 

 

花壇から摘み取った花びらをすり潰して色水を作っているのでした。すごいきれいな濃い紫です。

 

「見て!〇〇ちゃんのはちょっと水色っぽいよ。青っぽい。どうやったんだろう?」

 

それぞれのすり鉢の中の紫と青の微妙な色の違いを味わいながら、楽しそうに会話して遊びが続いていきます。

 

 

この男の子は、作った色水をビニール袋に入れて嬉しそうに眺めています。太陽に透かしてみたり、手で何度も揉んでみたり。色や感触を味わってえらく満足そう。ウロウロブラブラ歩きながら、完全に自分の世界に入ってます。(^^)

 

 

そのうちどんどん友達が集まってきて、賑やかな作業場になりました。楽しそう!

 

 

改めてさっきの水遣り隊の方へ目を向けると

 

 

今度は木にたっぷりと水遣りをしてくれていました。

 

みんな優しいなー。木も嬉しいね!

 

お世話して、愛でて、摘み取って、すり潰して、色を楽しんで、匂いを嗅いで…。植物ってありがたいな。

 

 

さらに別の一角では、お皿達に水遣りしている男の子がいました。

 

「びしょ濡れパーティーしてるの。お水をたくさん使ってるってことだよ。」

 

私の顔を見てそう報告してくれました。こっちも楽しそー!

 

コロナの影響で世の中大変なことになっていますが、今のところ園はなんとか無事に平穏な日々を過ごしています。

 

 

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明日はいよいよ卒園式です!

 

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