保育園日記

プール開きと、木の実たち

[令和2年6月5日]

本日プール開きをしました。プールに仏様をお飾りし、みんなで一緒に手を合わせ、この夏の水遊びの安全を祈願しました。

 

と言っても、6月中はプールはできません。区内の公立保育園はコロナの影響で6月一杯プールを中止。私立保育園もそれに準じた対応をして欲しいと区から要請がありました。プール自体が感染拡大の要因になることはないと言われていますが、社会全体の感染状況がまだ落ち着きませんので、当園でも6月一杯は活動を見合わせることにしました。

 

 

今日は暑かったので、早速飛び込みたいっ!のに残念…。仕方なく手を入れてみます。ひや〜、冷たくて気持ちいいー!!、とみんな大喜び。(^^)

 

早くプールができるようになりますように。 ナムナム

 

 

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ところで園庭には色々な実が生り始めています。

 

 

こちらはスモモ。昨年10月に子供達と一緒に植樹しました。まだ植えたばかりの小さな苗木なのに、なんと今年いきなり3つも実が生っているではないですか!

 

と喜んでいたら、子供がいじって一つもげました…。笑)仕方ないのでお部屋で追熟を試みましょう。こりゃ来年の実りが楽しみになってきましたよー。毎年スモモ祭りでもやりますか。

 

 

こちらはヤマモモ、2代目です。初代が一昨年秋の台風で倒れ、救出作戦も虚しく枯れてしまいましたので新しく植え直したものです。これも植樹2年目ですが、わりとよく実をつけてくれています。

 

ヤマモモは実が大量につくので、毎年子供達の素晴らしい遊び相手になってくれます。もちろんジャムやジュースにして食べることもできます。

 

 

こちらは栗。花が満開です。これは寺の敷地内で種から育った木です。子供達と掘り出して園庭に移植しました。去年しっかり実がつくようになり、今年は収穫が一層楽しみな状況です。でも、大きな栗の木の下であなたと私がなかよく遊んでいると、頭にイガ野郎が落ちてきて「イテーがな、このヤロー!」となっても困るので、状況を見ながら対策を講じていきたいと思っています。

 

 

と、こんな風にいろんな木や植物に囲まれて日常を過ごしている園児にとって、木の実や木の葉、花びらなど、すべてが大切な遊び仲間です。

 

 

紫陽花の花を摘んで「これはね、お花だよ。」と会話を楽しむ3歳児。

 

 

葉っぱや花びらで料理のバリエーションも広がります。

 

 

色彩や手触りは子供の五感を刺激し

 

 

形や匂いでさらに子供の脳みそを刺激します。

 

これは子供達がアスパラガスと呼んでいるもので、コブシの木の実の若いやつです。色や形、サイズ感などが絶妙で子供にとても人気があります。おままごとにもちょうど良い。ポキっと割ると、ちょっと柑橘系な感じのいい匂いがします。

 

 

4歳はブルーシートを広げて桑(クワ)の実狩り。背が高くて苦労していましたが、一人最低一粒は食べられたようです。甘くて美味しい、と子供たち満面の笑顔。

 

 

採れた実を見せてくれました。ツブツブのやつが桑の実です。

 

 

丸くてツルツルしてるのはソメイヨシノの実、つまり「サクランボ」です。ソメイヨシノは実がつかないと思われていますが、うちの木は毎年こんなふうに実をつけます。こいつは渋すぎて食べられません。でも、潰すとものすごーくきれいな紫の色水を作ることができます。

 

 

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園のコロナ対策に各ご家庭が本当によく協力してくださり、6月の園児数は毎日50〜60%程度で推移しています。早くみんなで思う存分遊べるようになりたい気持ち山々ですが、なかなか見通しが立たず不安も募ります。

 

とにかく今は登園した子供たちと一日一日を大切にし、季節に触れて楽しんでいきたいです。

 

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