保育園日記

盆おどり

[平成19年7月7日]

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昨日は夕涼み盆おどり大会が行われました。 在園児の他に、卒園児が80名近くも遊びにきてくれました。 案内状を出していない高学年の卒園児も、噂を聞きつけて 友達と誘い合わせて参加してくれたりしていたようです。 ハニークラブの方々も大勢お見えになり、本当に盛大に行われました。

踊って、花火をみて、本堂に参拝して帰る。 大変シンプルな内容ですが、子供達はとても楽しんでいます。

私達職員もこの日は全員浴衣に着替えて特別な気分です。 やぐらに提灯、太鼓の響き、浴衣姿に団扇を持って。 最後は暗い境内に盆提灯の明かりがゆらゆらと続いていく。 お盆らしい風情のある、夏の夜のひとときでした。

ナイアガラの花火は、今から30ウン年前、私(園長)自身が 妙福寺の園児だった頃に、大変心に残ったものの一つでした。

一度家に戻って浴衣に着替え、改めて保育園に集合することが まず特別で、そしてみんなで踊って迫力ある花火を見る。 私の幼心にもとても印象に残っているのです。 今の園児達の心にも楽しい思い出として残ってくれると良いのですが。

願わくば、保護者の方々ももっともっと積極的に浴衣で参加して欲しいと思います。 お仕事を終えてからですし、浴衣で自転車に乗るのが困難ということもありますし、 色々大変なのですが、それでもそれらを乗り越えて 皆さんが浴衣姿で参加してくださると会の雰囲気が一層良くなります。

お祭りだけでなく何でもそうですが、多少面倒でもその場に合った姿・形を 整えることによって、自分の気持ちもその世界に深く入っていきますし、 全体の雰囲気も上がっていきます。 そうやって、私達が私達自身の手で一つの「世界」を作り上げるのが 昔ながらの「ケジメ」というやつです。 こうした季節の行事で、大人がマジメに「ケジメ」をつけていくことによって 子供達の情緒は豊かになるのだと思います。

少しずつでも浴衣姿の大人が増えていくことを楽しみにしています!!

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