保育園日記

芽吹き

[平成30年3月30日]

園庭や境内の木々が一気に芽吹いています。真っ青な空に満開の桜と木々の新緑。なんとも贅沢な風景です。

 

 

枝垂れ桜も満開。実は数年前から木の調子があまり良くなく、今年も花付きが極端に悪いです。それでも咲けばきれいで気分上々。(^^)

 

 

黄色もきれい。春の色。

 

 

山桜(手前)と紅枝垂れ(奥)

 

 

こっちのコントラストも最高です。(大ケヤキの新緑と山桜)

 

 

 

 

 

芽吹きのなかで、保育園最後の日をのんびりと過ごす年長児。

 

 

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「子供の遊びの幅が広いですね。」

 

 

今日、ある保育学生さんが園見学に見えました。これから就職活動を始める新4年生。午前中一杯子供と共に過ごし、園の雰囲気をじっくりと感じてもらいました。その学生さんからの感想が、この言葉でした。

 

例えば同じ木の枝でも、ある子は枝の皮を剥くことに夢中になっていて、別のある子はままごとで食べ物をかき混ぜるのに使っていたそうです。同じ木の枝でも色々遊び方が違うんだと感じたようです。また桜の花びらを拾い集めてそれをちぎってふりかけにしている子供の姿をみて、自然が身近に豊かにあるからこその遊びだと受け取ってくれたようです。

 

嬉しいですね。身近に自然があってもそれに気づかなければ遊ぶことはできません。今、子供達は身近な自然の恵みを享受し、感じ、味わい、見つけ、楽しむことができているのだと思います。それも、すごく自然な姿で。これはきっと「生きる力」の芽吹きです。人生という大木の力強い芽吹き。

 

どの子の人生もそれぞれに幸せであれと、心から祈る春です。

 

会食

[平成30年3月20日]

今日は3月恒例、年長児の会食です。メニューは唐揚げ、キャロットライス、アスパラガスとベーコンのソテー、コンソメスープ、いちご。どれも唸るほど美味しいんです。

 

4歳の男の子が唐揚げを食べながら言いました。「園長先生、この唐揚げジューシーだね。」……、いや、ほんっとにジューシーなんですよ。最高。味も薄すぎず濃すぎず絶妙なライン。素材良し、味付け良し、盛り付け良し。うちの給食は本当にまいう〜!です。

 

 

さくら組(年中)のお友達を招待し、お世話になったパートさんや給食スタッフもおよびして、みんなで一緒に食事を楽しみます。各テーブルお喋りと笑顔の花が咲き、和やかな時間が流れていきました。

 

 

その後、年長さんと年中さんのプレゼント交換。

 

 

年長児は毛糸を使って作った写真立て。年中児はフェルトで作ったティッシュケース。小学校に行っても使えるように…。

 

 

もらったプレゼントを見ながら会話が弾む年中児。

 

 

お互い握手をしてお別れです。

 

 

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午前中の誕生会では、年長児が司会をして各クラスの歌の発表。

 

 

年長が歌う「さよならぼくたちのほいくえん」には、ちょっとウルっときてしまいました。

 

あと13回寝ると、うめ組さんは1年生、さくら組さんはうめ組さんになります。一つ一つが心温まる大切な時間。3月後半の保育園です。

 

 

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ところで関係ないですが、明日は「春のお彼岸」のお中日です。そっちも大切!皆さん子供と一緒にぜひお墓参りをしてください。ご先祖あっての私達です。命を繋いでくれた先祖に感謝をして、ここにある「今」を大切にしていきましょう。(^0^)

 

卒園式

[平成30年3月20日]

17日(土)、たくさんのお客様をお迎えし、第63回卒園式が厳かに執り行われました。今年の卒園児は27名。一人だけ体調を崩して参加できなかった子がいて残念でしたが、子供達みんなとても立派な姿を見せてくれました。

 

 

子供達の門出を祝うような、澄み渡った青空。堂内には子供達の元気な歌声が響きます。

 

 

式典の後、ホールに集まって謝恩会。

 

 

親子トンネルで見送られる先生達。

 

 

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式典、謝恩会、夜の二次会と、この日は長〜い1日になりました。式典では子供達の立派な姿を見て涙し、謝恩会では園に対するお父さんお母さん達の真心を感じて涙し、二次会では改めてざっくばらんに皆さんとお話しできて心がジーンと温まりました。。保護者の皆様ありがとうございました!

 

二次会の席でお父さん達と飲んでいて、こんなことを言われました。「妙福寺ってわりと毎年何かが変わりますよね。全然悪い意味じゃなんですけど。」。その後、別のタイミングでさらに何人かの方からも同じようなことを言われました。なかには子ども4人合計13年間切れ目なくうちに通い続けたお母さんもいて、「変わりましたよね〜。」と言われました。確かにあの頃と今とでは色んなことが大分違ってきています。

 

去年まで当たり前にやっていた行事を、突然今年やめるということもありました。特に鼓笛や組体操の扱いの変化には、保護者の皆様にかなりの衝撃を与えたことだろうと思います。でも結果として後から振り返って「ああ、なるほど、これでよかったんだな。」と思ってもらえることが多いようです。実は、何かを変える前にはかなり長い時間をかけて検討しています。でもその検討段階のことを保護者に伝える機会はありませんので、園が思い切って実行する時は、いつも突然な感じになってしまいます。

 

私達はいつも一つ一つのことを真剣に反省し、もっと良くなるためにはどうすれば良いかということを考えています。時代はどんどん変化し、社会状況も、地域環境も、人々の考え方も、変わっていきます。子供達の生活環境そのものが変化しているなかで、園はこれからの子供達に本当に必要なものは何かを考えています。また、これからの時代を子供と共に生きていくお父さんお母さん達に、今伝えておきたいことは何かということも考えています。だから「今までこうだった」ということはあまり気にしません。これからもその柔軟性は大切にしていきたいなと思っています。

 

ただ、色んなことが変わっても変わらずに大切にしているものがあります。それは何よりもまず子供を愛すること。そしてお父さんお母さん達を愛すること。それから何事にもまじめに取り組むこと。感謝と敬いの心を忘れないこと、などです。これからも一つ一つの出会いに感謝し、いつも相手を敬う心を忘れず、子供を慈しみ、お父さんお母さんを愛し、我が道を振り返り、反省し、こだわりを捨てて新しいことに挑戦し、良い保育を求めて試行錯誤を続けていきたいと思います。

 

卒園の日に保護者の方々とお話しすると、皆さんがどれほど園を信頼してくれていたかを感じます。「この園でよかった。」皆口を揃えるようにそう言って、妙福寺の良さを私に力説してくれました。もちろんお世辞や多少の誇張もあるでしょう。でも基本的にすごく信頼されているということを感じることができました。嬉しかったです。保育園をやっていてよかった、これからもまた頑張ろう、心からそう思える1日でした。

 

うめ組の皆さん、卒園おめでとうございます。

 

満開

[平成30年3月16日]

オカメザクラ満開です。

 

巨大ゲジゲジ(画面左端)も踊ってます。

 


ブイブイ言わせてます。バイク教習所。

 

 

鏡よ鏡、鏡さん、世界で一番美しいのは……

 

 

はい、それは子供の遊びの姿ではないでしょうか?

 

子供達は、エブリデイ満開!(^^)

 

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