保育園日記

薪集め

[令和1年9月3日]

 

今日は月2回の体操指導の日だったのですが、その合間を縫って数人の年長女子が担任と一緒に薪集めをしていました。今週末予定しているお泊まり保育の準備です。うちの園では猛暑を避けて秋口にお泊まりをするようにしています。毎日通っている園舎に皆で泊まって過ごす二日間は、子供達にとって最高に楽しい体験の一つです。

 

お泊まりの夜の楽しみの一つは、やはりキャンプファイヤでしょう。揺らめく炎を見つめたり、舞い上がる火の粉を追いかけたり。火を囲んで歌を歌い、友達と語り合い…、心も体も温まるようなひと時です。園庭でキャンプファイヤを出来るというだけでも幸せなことですが、さらに幸せなことに、子供たちはこの「妙福寺の森」で焚き火の材料集めから出来るのです。そんな保育園がどれほどあるでしょうか。

 

 

林をはじめとして敷地のいたるところで木の枝を集めることができるわけですが、今日は境内の一角にある貯木場(?)で良さそうな枝を物色していました。

 

かと思いきや…、

 

 

そこら中に溢れるセミの抜け殻に完全に心を奪われる女子連。笑

 

 

なぜかこれをやるわけです。

 

 

「園長先生、捕まえて!」というので捕まえました。少し小型のアブラゼミ。「あ、赤ちゃんゼミだね。(小さいから)」「羽がボロボロになってる…。」などと感想を述べ合って恐る恐るボディーにタッチ。地面に落ちてひっくり返っているやつを死んでると思って何気なく触ると、急に「ビービービービーッ!」って暴れてびっくりして「キャーッ!」ってなる。セミあるあるですね。だから恐る恐るです。(^^)

 

 

一通りセミで遊んで、肝心の枝の物色も終わって、

 

 

園庭に運びます。

 

さあ、これから体操指導。

 

 

あれ?体操の先生(右端)が真っ黒に日焼けしているじゃないですか…!焚き火で焼いたのかな?

 

肌の「黒さ」は七難隠す。高校の頃からの私の座右の銘。私は子供の頃から肌が透き通るように白くて、それが一種のコンプレックスでした。いやほんと、海とか川とかに行くと光って見えちゃうほど白いんです。涙)やっぱり男は黒くないと。高校・大学と水泳部で毎日外プールで泳いでいたわけですが、なぜか赤くなるばかりであまり黒くならない。だからもう、こういう真っ黒な肌は憧れ中の憧れです。ただ、色黒にも唯一難点があります。それはなんとなく着物が似合わないということ。真っ黒く日焼けしたお坊さんて、なぜかいかがわしい感じになっちゃうんですよね〜。気のせいかな…?おいおい、ここはインドかーい?!って。いーや日本、やっぱり色白のお坊さんの方がフィットする!そうやって自分を慰めながら日々頑張っております…。

 

よーし、みんなで焚き火を焚いてバーニーング・アップだ!!

 

このページのトップへ