保育園日記

[平成27年9月14日]

キャンプごっこ(2)ではなく、取り急ぎ本日の様子をご報告します。

 

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林の藪のところでヨウシュヤマゴボウが色付いています。

 

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収穫のために深い藪に分け入るギャルズ。

 

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その周辺の藪を駆け回って鬼ごっこを展開するメンズ。笹薮に全身でダイブしてました…。

 

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各テント内では思い思いに遊びが展開。

 

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厨房男子、菜っ葉を炒める。向こうの鍋の中には白っぽい大きな石が。「これ、ごはんだよ。」 …… なるほど。

 

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栗も豊作。先日もその場で茹でて食べました。粒は小さいですが、甘くて美味しー!

 

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こちらはどんぐりコロコロ。竹筒を組んであれこれと試行錯誤中。だんだんと、秋の実りが子ども達の遊びを豊かにしてくれる季節になってきました。

 

金曜日に1日かけてキャンプごっこをしました。土日を挟みましたが、それでも週明けの今日、その続きが当たり前のように始まっていきます。

 

「遊びの連続性」ということが保育の世界ではよく言われます。別に声高に叫ばなくても本来生活や遊びはすべて連続しているはずなので、意識的に切ろうとしなければ、それは自然に作られるものだとも言えます。

 

ただ、やはり保育者の力が試される重要な部分であることも確かです。子どもはあれやこれやと遊びながら次の遊びを生み出していきます。それを大人が拾い上げ、広げ深め、次の教育的活動へと導いたり繋げていったりするわけです。彼らをどんな子に育てたいのか、その方向性によって働きかけの仕方、見守り方、環境設定などのすべてが変わってきます。この部分の保育者の意識がとっても重要だよ!ということが言われているのだと思います。

 

とまぁ難しい話はさておき、金曜日のキャンプごっこの続きを、子ども達は今日もじっくりと楽しんでおりまする!

キャンプごっこ(1)

[平成27年9月12日]

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台風一過。晴れました。(昨日)

各地で大きな被害が出ておりとても心配ですが、保育園は特に困った事態にはならず日常生活を過ごすことができています。

 

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朝から元気に遊んでおります。

 

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さて、本日は年長の林活動日。テーマは「キャンプごっこ」。

 

クラスで事前にキャンプのことを語り合ったり写真を見たりして思い出を温め、テント作りの材料を考えたりしながら準備を進めてきました。前日ギリギリまで雨でしたが、今日は朝から気持ちの良い青空。子供達、テンションマックスで活動がスタートです!

 

 

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材料は主にダンボール。場所決め、建物の構造など、友達と話し合いながらあれやこれや試行錯誤の連続です。

 

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水もたっぷりと準備。

 

 

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自然物や絵の具を使って、テントを装飾していきます。子ども達の自由な発想が溢れていきます。

 

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屋根はカラーポリを繋ぎ合わせてダンボールテントにかぶせます。そう決めているわけではないのですが、流行ってます。(^^)

 

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ということで、各グループの個性的なテントが完成。

 

今日はお昼をテントでいただき、そのまま自由遊びに突入します。作業の続きをしても良いし、お絵描きや折り紙、すごろくなどもできます。テントの中や外で思い思いの時間を過ごしたら、最後にはキャンプファイヤーも…。

 

時間はたっぷりです。

 

つづく

台風

[平成27年9月9日]

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雨樋から雨がまるで滝のように流れ落ちてきます。台風の影響でこのところ毎日雨。子ども達は何をしているのでしょう…。

 

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ん?

 

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なるほど?

 

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きゃ〜! (コラコラ……苦笑)

 

 

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雨が鍋やカンカラの蓋を打ち、ポンポンポンと良い音が響きます。ポップコーンみたいだね、と話しかけると、子どもがつぶやきました。

 

「お母さんがお湯を沸かしてる音みたい。」

 

ああ、なんて素敵な言葉でしょう。

なんだか懐かしい感じで心がじわっと温まります。

 

 

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わあ、きれい!

 

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メダカだそうです。 かわいいね♪

 

 

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花壇にも水遣りします。エラい。

 

 

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雨でも、台風でも、子ども達はのびのびしています!!

 

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あ、室内で自由制作を楽しんでる子もいました。

 

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てるてる坊主だそうです。

 

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思い思いに切り貼りしながら集中して取り組んでいます。明日は晴れるかな…?

 

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雨も良いけど、晴れも良い。晴れも良いけど、雨も良い。

結局まあ、どっちでも楽しい子ども達でした!\(^o^)/

 

手前味噌

[平成27年9月6日]

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保育園の給食で提供される味噌汁。使う味噌は子ども達の手作りです。仕込みに使う麹や塩、大豆によって、またその配分によって味噌の味は大きく変わります。当たり前ですが毎回試行錯誤の連続。その時々で出来不出来はありますが、とにかく心にも体にも優しい手前味噌です!

 

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塩と麹をよく混ぜ合わせます

 

「園長先生、嗅いでごらん。いい匂いするよ!」

「納豆みたい。」「ポテトの匂い。」

「園長先生のオナラの匂い。」

………………… ん?

 

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大豆を足でよく踏み潰します

 

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その二つを混ぜ合わせてよくこねます

 

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こねたものを団子にして

 

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樽の中に勢い良く投げ入れていきます

 

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さあ、今回は美味しくできるかな?

 

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作業後はこぼれたカスを掃き集め

 

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雑巾がけをして終わりです。年中の頃から何度もやっていますので、先生も子どもも手馴れたもの。楽しみながら手際良く作業終了!

 

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泥だんごならぬ、味噌だんご。?

お仕事と遊びはいつも同時進行です。

 

全員が毎日のようにいただく味噌ですから仕込む量も大量です。これらを保管しておく園内の一室はもう、味噌樽とたくあん漬けの樽で、蔵のような状態になっています。

 

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作業中、カミナリが鳴っていきなりどしゃ降りの雨。園庭は雨水が川のように流れてすごい状況です。

「先生、カミナリの匂い嗅いできていい?」と何人かの子どもがテラスに飛び出しました。雨に向かって大真面目な顔で深呼吸。

「うーん、カミナリが鳴らないと匂いが分からないな…。」

と、そこへちょうどカミナリが鳴りました。

ゴロゴロ、ゴロゴロゴロゴロ〜。

再び、深呼吸。

「あ、焦げっぽい匂いがする!」

 

………… ん〜、それは蚊取線香かな・・・?(苦笑)

 

別の子が言います。「キャベツみたいな匂いがする。」

「うん。キャベツかニンジンみたい。」

「あ、あれみたい。ダンゴムシのお○っこの匂い。」

 

………… ん?(本当でしょうか?)

 

と、匂いの研究が大好きな年長児。みんなでテラスに出て朝の空気の匂いを嗅いだり、軽井沢に行って森の匂いを嗅いだり、林で深呼吸して土の匂いを嗅いだり。その度に彼らの脳ミソはぐるぐる回転し、色んな回路ができているはずです。みんな将来は大天才ですね!

 

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そして、あっという間に晴れて青空が広がり始めました!

 

(この活動は金曜日に行われたものです)

 

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