アスパラガス
[平成27年5月27日]
最近の子ども達の園庭遊びで大活躍のこれ。

お鍋ではありません、その中身です。子ども達は「アスパラガス」とか「オクラ」とか言っています。拾い集めて盛んにおままごとに使われます。
その正体はコブシの実。この実は熟すと赤く大きくなるのですが、こちらはそうなる前に早々に落ちたものです。今時期、大量に落ちるのです。ポキッと割ると爽やかないい匂いがします。


何度も繰り返しますが、ままごとは子ども達の最高の「仕事」です。
気持ちの良い日
[平成27年5月26日]
このところ気持ちの良い日が続いています。子ども達は元気一杯。ただ、雨が全然降らないのはちょっと心配ですね。ひろっきぃ氏の地域でも早速水不足が心配されているようです。園庭に植えた新しい木にも、毎日水遣りをしています。ノリはもう、ほとんど夏です。
さて、年中の運動会の演技はこのところパラバルーンが定番です。別にそう決めているわけではないのですが…。で、今年も早速登場しました。「パラバルーンでいっぱい遊んじゃった♪」と、嬉しそうに笑顔で語る年中児。楽しみながらゆっくり時間を掛けて様々なワザを習得していきます。
2歳児は、そばで釘付けです。
てっぺんで方向転換。そして、ドヤ顔。(2歳児)
年長さんは鼓笛の練習を始めています。
ん?築山で子どもと先生が何かしていますね。

水を汲んでせっせと運ぶ子がいますよ。
あぁ、穴を掘って泥んこ遊びですか。
それはやがて立派な川になりました。
「園長先生、水が動いているの、見る?」

下の池に溜まった水をシャベルで汲んで上に運んで流します。遊びはどんどん広がっていきます。園庭でも泥んこ遊びは充分できますね。築山は穴ボコだらけですが…。(笑)

気持ちの良い日の、気持ちの良い外遊びでした!
泥まみれ
[平成27年5月25日]
もうひたすら泥んこ続きですが、本日は代かき&田植え!

平成27年度・田吾作ーズ。
先日田おこしした土をプール田んぼに入れ、水を加えて代かきしていきます。重い!大人でもきついです。
トロトロ。大分良い感じになってきました。「ウー、抜けないよーぉ!キャッキャッ♪」「気持ちいいー。ずっと入ってたいなぁ。」と田吾作ーズ。もう、遊んでいるのか仕事をしているのか全く分からない状況。とにかくすごいです。あとが怖い…。涙)

さて、秋田のコメ職人ひろっきぃ氏、飛行機にて三たびあらわる!

田吾作ーズの熱い視線を浴びて田植えの模範演技を披露するひろっきぃ氏。笑顔が最高に爽やかです。

妙福寺の早乙女。厳かな雰囲気が漂います。



今回はプール田んぼが失敗した場合に備えてプランター田んぼも用意。ということで、本日の作業は一応終了。
このところ泥んこ関係の活動が続いていたせいか、子ども達は何の抵抗もなくあっという間に泥まみれ。心から泥んこを満喫し、田植え作業を楽しみました。
おいしいお米ができますように!
泥んこ(本編その2)
[平成27年5月21日]
さて、ようやく本編に戻ります。

先月のアトリエ活動の作品を、泥を塗って遊べるように設置してみました。自分たちで描いた絵に上から泥を塗っちゃうというのが新鮮で楽しいです。塗りたくった泥をコテでスーッと削ると、もとの絵の具の色が線になって浮かび上がってきます。「わあ、絵の具の色が出てきた!きれい!」と、素敵なことに気づいたこの子はしばらくこれに熱中していました。


キッチンではシェフが腕を振るい、ハンバーグシチューのでき上がり!


こちらは担任の提案で作ってみた「工事現場」。上の写真はなんだかカッコいいジオラマのようです。泥をセメントに見立てて、こんな風にコテで塗り付けていきます。ダンボールの壁がツルツルしていて泥が乗りにくかったので、途中で木の皮を貼り付けてみたり泥に草を混ぜて固まりやすくしてみたりと色々試行錯誤しました。どんどん発展して、これからもっともっと楽しくなりそうな遊びです。
泥んこ遊びは不思議です。子ども達はみんな夢中になります。土をこねながら、脳ミソはグルグル回転しているはずです。五感を働かせ、手で泥を味わい、黙々と土をいじります。
でも、中には時々泥遊びを嫌がる子がいます。多くの場合大人の影響でしょう。「何やってるの!汚れちゃうでしょ!」「濡れたらどうするの!」そんな風に子どもが注意されている場面を想像できます。でも子どもって手が汚れたり服が濡れたりしても別に困らないんです。そんなことよりも興味や関心、好奇心が優先されるのです。だから泥でもなんでもベタベタ触るし、水たまりをバシャバシャやるし。汚れて濡れて色んなことを感じながら成長します。興味の赴くままに自由に動き回り、気づき、発見し、驚き、感動し、熱中し、時には失敗し、そして学ぶのです。その繰り返しの中で心も体も満たされ豊かにたくましくなっていくのです。それが子どもにはすごく大事。だから、なるべく止めないで欲しいな、と思います。だから着替えもたくさん用意しておくといいですね。毎日の洗濯、クタクタボロボロの洋服、これは豊かな「教育」の証だと思って欲しいと思います。
実は今回も「絶対にやらない」と宣言する子が数名いたようです。そんな子が、皆の遊びを見ているうちにだんだんと引き込まれるように土を触り始め、最後は満足そうな笑顔で泥んこまみれになっていました。今回の活動でとても嬉しかったことの一つです。
これからも保育園では泥んこ遊びをたくさんしていきたいと思います。


















