ポカポカ
[平成21年3月22日]
只今、春のお彼岸中です。(明日が最終日) お彼岸は春分(秋分)の日を挟んだ1週間を指します。 昔から「暑さ寒さも彼岸まで」と言いますね。 ちょっと前までは本当にそれを実感できましたが、 ここ数年は彼岸前から汗ばむ陽気だったりして心配になります…。 昨日辺りからお寺の境内では桜がチラホラと咲き始めました。 いよいよ本格的な春の到来です。
春の日差しがポカポカと気持ちよくなると 各クラスでよく見られるのが 「お外でランチ」や「お外でおやつ」。 この日は、年長さんが園庭の汽車の周辺で 楽しそうにおやつを食べていました。 汽車の上に上がり込んで満足げにおにぎりを頬張る子も。 園庭にテーブルセットを移動して 「ガーデンレストラン」なクラスもあれば、 各自思い思いの場所で好きなように食べる 「ピクニックランチ」のクラスもあります。
いずれにしても子ども達は本当に楽しそう。 気持ちよくて、会話も食欲も進みます。
卒園式
[平成21年3月18日]
報告が遅くなりましたが 今月7日(土)、卒園式が行われました。
今年の卒園児は28名。 当日はとても良いお天気に恵まれ、 大勢のお客様においでいただき素晴らしい式となりました。
残念ながら体調を崩して欠席となってしまった子が 一人いましたが、その子には今日の誕生会の中で きちんと保育証書授与式を執り行いました。 毎年感じることですが、妙福寺の子ども達は本当に立派です。 ピシッとケジメがあって、実に行儀が良いのです。
参列のお客様も同じことを思われるのではないでしょうか。 卒園式はお堂の中で厳かに行われます。 緊張のなか1時間を超える長丁場となりますが、 卒園児も、参列の年中児も、 グズったり騒いだりということがほとんどありません。 ご挨拶も上手ですし、歌や言葉も実に立派です。 妙福寺では、1歳児の時から誕生会などの全体集会に参加し 徐々に集会時の約束やマナーを身につけていきます。 今は遊ぶ時ではない、お行儀よく座る、人の話を聞く時は聞く、 と言った、ごくごく当たり前の家庭でのしつけと同じことを 園の集会の中で繰り返し覚えていきます。
そのなかで、子ども達も自然に 「こういう時はきちんとしなければいけないものだ」 「おふざけは恥ずかしいことだ」などといった ケジメの意識を持つようになります。 それが、本番での引き締まった姿として表れるのです。 卒園式での子ども達の立派な姿は、 園生活の積み重ねによって形づくられた、 子ども達の自然な姿なのだと思います。
「みんな妙福寺の子だな…。」と改めて強く思いました。 日々の保育の中で大切にしてきたものを 子ども達はまさに体現してくれました。 本当に素晴らしい卒園式でした。
それと、話は変わりますが謝恩会。 今年も感動させてもらいました。 お母さん方、本当にありがとうございました! 卒園式は子ども達の姿に感動して涙が出ますが、 謝恩会はお母さん達の真心に感動して涙が溢れます。 保育園をやってて良かった!と、改めて実感するひとときです。 (お母さん達の替え歌、かなり泣けました。)
卒対委員さんをはじめ、皆様それぞれにお忙しいなか ご準備が大変だったと思います。 本当にありがとうございました。
今年巣立っていく28名の子ども達が、 (そして、お父さん、お母さんも皆) これからも、どんなことにも感謝の気持ちを忘れず、 友達と助け合い、のびのびと明るく育つよう 心からお祈りしています! これからも遊びに来てくださいね。
卒園、本当におめでとうございます!!
節分
[平成21年2月2日]
今日は節分の豆まき集会を行いました。 子ども達が思い思いに製作した鬼のお面をかぶり 豆を撒いて鬼退治です。 自分達の心の中にいるイジワル鬼や泣き虫鬼なんかも 一緒にやっつけます。
園庭で鬼退治を楽しんだあとは各部屋の豆まきです。 保育室内に思いっきり豆を撒いて鬼を払います。 これで、すがすがしい気分で春を迎えることができます。
そして、お昼は年長さんの「会食」でした。 もうすぐ卒園を迎える年長の子ども達が、 年中のお友達と、小さい頃からお世話になった先生や パートさんなどをお招きして、 皆で語らい楽しいひとときを過ごします。
今日の会食の目玉の一つは恵方巻き!(写真の長いやつがそれです) 根拠はよくわかりません。笑
今年の恵方は東北東とのことですので、 みんなでそっちの方を向いて、 私語を慎んで黙々と太巻きを食べました。 給食室に頼んで小振りに作ってもらった太巻きですが それでも一気に食べるには少々苦しい状況で ノドに詰まって思わずエホッ、エホッ…。 これぞ本当のエホ巻きですかねえ。 みんなに幸せが訪れますように♪
恵方巻きの儀式が終わったあとは豪華なバイキング。 テーブルの配置もいつもと違い とても新鮮な気分で賑やかに過ごしました。
あけましておめでとうございます
[平成21年1月3日]
新年あけましておめでとうございます。
今年のお正月はお天気が良いですね。
特に今日は風もなく、青空が本当に気持ち良いです。 素晴らしい一年のスタートではないでしょうか。
今年も大晦日の除夜の鐘は大賑わいでした。 夜中の12時を過ぎると、初詣の参拝客が長い行列をつくります。
お寺の世話人さん達がご出仕くださり、 先着500名に甘酒の接待をし、 賑やかに大晦日を過ごしました。 (私はずっとお経ですが。笑) そして正月。 毎年三が日はお寺に大勢の檀信徒の皆様がお見えになります。
お一人お一人座敷にお上がりいただき、 お屠蘇をお出しして年頭のご挨拶をします。
3日間、朝から晩まで座敷に座りっ放しで 2日目からは膝が悲鳴を上げますが 皆様からご挨拶をいただくのはとても嬉しく、 感謝の気持ちでいっぱいです。
檀家さん方の真心に支えられ、 この寺は千年以上の歴史を刻んできました。 その歴史に支えられ、 この妙福寺保育園もここにあります。 この寺があって私は住職という道をいただき、 ここに保育園があるお蔭で、園長という職をいただいています。
園の先生達も職を得て生活の糧をいただいています。 子ども達は保育を受けることができ、 保護者の皆さんは働くことができる。 これら全ての土台には日蓮さまがいて、 その先に仏教の歴史があり、法華経の教えがあり、 そしてお釈迦さまがいるのです。 なんという縁に支えられているのでしょう。 それを考えただけで、もうただただ感謝です。 お寺ってありがたい場所だなあと、つくづく思います。
さて、プールと倉庫の工事ですが、 作業は順調に進んでいるようで、 現在基礎工事が行われています。 かなり大規模ですね…。
プールの脇に生えていたプラタナスやモミジ、 それに実生で生えて塀を壊しそうになっていた大木 (ムクノキだったかエノキだったか)なども 全て伐採してしまいましたので景色がかなり寂しくなりました。
でもこうやって見ると、空が広い…。すごいです。 今回の工事が全て完成したら 現場の状況を見て新しい木を植えたいと思います。
今年1年が皆さんにとって素晴らしい年でありますように。 今年も宜しくお願い致します。