保育園日記

もちつき

[令和6年1月15日]

年が明けて冬のよく晴れた日に、餅つき大会をしました。

 

 

簡易かまどに火をおこし、餅米を蒸していきます。

 

 

薪は境内で子どもと一緒に集めた枯れ枝たち。かもどの守り人も貫禄がありますねー。近年焚き火といえばこの人です。釜爺ならぬ釜婆?(冗談です笑)

 

子どもをお客さんにして一つのショーとして見せるのではなく、普段の生活の一環として園庭の片隅でかまどが焚かれ、その傍らで子ども達が遊んでいる。他愛のないお喋りをしながら、気が向いたらお手伝いをしたりして…。私は、こののどかな空気感がとても好きです。そしていつも思うんです。あー、これがうちの園らしさなんだよな、と。

 

 

蒸しあがったらさっそく餅つき開始!

 

 

子ども達もよいしょ!

 

 

のび〜る!

 

 

こっちも盛り上がってますよ!(3歳)

 

 

こっちだって負けてません!(2歳)

 

 

1歳の子(緑帽)が杵をつき、年長の子が手返しをして遊んでいます。

 

 

よいしょっ!

 

 

つき上がった餅はすぐ食べます。最高のおやつ!(^^)

 

 

コロナで混乱した数年間を経て、今年の餅つき大会をどうするか職員全員で一から話し合いました。そして出した結論がこのスタイルです。4・5歳はリアル餅つきをして、つき上がったお餅を部屋ですぐ食べる。1〜3歳はエア餅つき(?笑)とするが、餅つき気分を十分に楽しめるようクラスごとに遊びを工夫することとする。そして、午後のおやつの時間に全員でお餅(買ったお餅)を食べる、というものです。

 

結果、とても良い感じになりました。4・5歳は餅つきそのものを楽しむと同時に、自分達でついたお餅をすぐに食べる喜びを存分に味わうことができました。小さい子達も、それぞれ年齢に合ったサイズや重さの餅つきセットで心ゆくまで餅つき気分を味わうことができました。どの子もみんな心から満たされた表情をしていました。

 

担任に無理な負担がなく、給食場にも無理が生じず、衛生的にも問題なし。良かったです。そして何よりも良かったことは、子ども達の深く豊かな体験の場をしっかりと作ることができたことです。

 

 

担任手作りの餅つきセットが秀逸。餅の中にクッションが内蔵されていて弾力があるんです。すごい。子ども達にも大ウケでした。

 

 

という感じで、新年最初の行事がめでたく終了。幸先の良いスタートです。(^^)

 

 

どの子にとっても今年1年が幸せな年でありますように…  合掌

 

 

葉っぱのお風呂

[令和5年12月20日]

冬のある日の園庭の遊び。

 

 

園庭の落ち葉をみんなでひろ集め

 

 

ダンボールの枠の中へ投入

 

 

いい湯だな〜♪

 

 

大人も子どもも楽しそう(大人はどこにいるでしょう?笑)

 

 

葉っぱの色や形を楽しんで

 

 

おしゃれも存分に楽しんで

 

 

 

 

心も体も満たされる、楽しい1日でした。

 

落ち葉の寝床

[令和5年12月13日]

今朝、園庭を歩いていたら年長の男の子に呼び止められました。

 

「園長先生、あそこに寝床を作ったから見に来て!」

 

行ってみると、そこは…

 

 

栗の木の下でした。

 

へー、いいね。フカフカのベッドみたいだね!と言うと、

 

「ここはホラ、木の葉っぱがユラユラ揺れてきれいでしょ!」と。

 

 

確かに。素敵すぎます。

 

 

でも実は…

 

「ちょっとチクチクし過ぎだった。」

 

らしいです。笑

 

だって葉っぱにすごいギザギザがあるからだよ、と言って、その葉っぱを持って説明までしに来てくれました。もう、その感性が素敵すぎます。

 

 

それをそばで見ていた3歳クラスの子が、張り切って落ち葉を集め始めました。

 

「僕たち2人だから、もっと大きいやつ作るよ!」と。

 

そして、やがてそこにも立派な寝床が出来上がりました。

 

 

 

心がじんわりと温かくなる、寒い冬の朝のひとときでした。 

 

枝、石、消防車

[令和5年11月26日]

先日、某有名テレビ局の子育て番組の撮影に協力しました。番組の中で自然あそびの楽しさを紹介するコーナーがあるのですが、そのネタ?をうちの園で撮影しました。テーマは枝、砂、石。

 

 

子ども達と一緒に素材の準備からスタート。

 

 

素材がある程度揃えば、あとはもうとにかく勝手に遊びが始まっちゃうのです。笑

 

 

枝のモデルハウス?

 

テーブルや椅子、階段、テレビ、照明、屋根の上のアンテナ、庭先の花壇など、よく見るとかなり緻密に描かれています。頭の中でイメージを膨らませ、黙々と家づくりの世界に入り込んでいました。

 

 

こちらもなかなか高度です。

 

作っては壊し、作っては壊す。出来上がったものに執着し過ぎないというのも意外と大事なことです。自然遊びをしていると、気持ちの切り替えが上手になる気がします。

 

 

石!

 

 

 

 

果たして良い映像が撮れたでしょうか?

 

 

放送日が決まったらお知らせします。(ボツになったりして!笑)

 

 

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その数日後、防災訓練で消防車が来てくれました。

 

 

本物はやっぱりカッコイイなー!

 

 

今年の隊員の皆さんは例年にも増してとてもフレンドリーで、子ども達の質問責めに一生懸命答えてくれます。

 

 

消防車の秘密を微に入り細にわたり探求

 

 

石神井消防署大泉出張所の皆様、いつもありがとうございます!

 

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