新年度
[令和5年4月14日]
新年度が始まりました。33名の新しい子ども達との出会いがあり、新しい1年がスタートしました。とか言っている間に、あれよあれよと半月過ぎてしまいました。
久しぶりの更新です。
鯉のぼりを揚げました。
今年は鯉を新調しました。以前のものと同じ大きさにしたつもりなのですが、揚げてみると若干小さいような気がします。気のせいかな…?
今回はちょっとこだわりまして、一番上の吹き流しの頭のところに妙福寺保育園の園章を染めてもらいました。なかなか良いです。
子ども達よ、この鯉のようにたくましく育て!
年長クラスは春の花で遊びを展開しています。
この日は敷地内で様々な花を探して集め、それを図鑑と照らし合わせながら熱心に研究していました。
集めた花びらで色水づくりなども行われています
ある男の子がケヤキの根もとの方を指差して「あそこからハチがいっぱい出てきてるんだよ」と教えてくれました。
写真の中央あたりにいるのが分かりますでしょうか?
ニホンミツバチです。希少種。基本的におとなしいので、脅かしたりしなければ近寄っても大丈夫です。
「前にもね、ここにいっぱいいたんだよ。」と、教えてくれました。去年のこともよく覚えており、状況をよく観察してちゃんと理解しています。
「お花を置いてあげよう。蜜が取れるように。」
しばらく一緒に様子を見ているうちに、男の子がそう言いました。そして、自分が摘んだお花を巣の入り口近くにそっと置いてあげていました。優しいな。そういう子どもの感性にジンときます。
園舎に戻って、別の男の子が何かしています。境内で摘んできた緑の葉っぱ(スギナ?タチテンモンドウ?)を取り出して…
カップに生けました
可愛いです。
完成した生け花にすごく満足な様子。
「ここに石を入れるときれいなんだよ」そう言って小さな小石を一つ沈めました。さらに「木も入れたら良いと思う」そう言って小さな木片を一つ入れました。そして下駄箱の一番上のところに飾ってくれと言うので、飾ってあげました。うーん、感性がすごい。感動します。
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ところで、春といえばタケノコです。
敷地内の竹藪で遊ぶ年中児
掘ってます
立派なのが採れましたね!
掘ったタケノコは、翌日タケノコご飯にして食べました。
最高の春です!(^^)
2/4 保育研修のご案内
[令和5年1月30日]

緻密
[令和4年12月20日]
壊れてバラバラになったカプラの箱。園長お得意?のDIY応急修理が完了したので、年長の部屋に返しにいきました。
そしたら、子ども達が色々な場所で黙々と作業していました。
ふむふむ
お、変わった?
さらに変化してきたぞ…
なんか、めっちゃきれいになった!
何気ないようですが、ドミノの駒をこうやって均等に並べていくのは意外と根気のいる作業です。色も考えて何度か作り直したりしていますし、結構緻密です。
ただいま真剣勝負中。(手作りオセロ)
すごい集中で、私の方には見向きもしてくれません。笑
ある意味、緻密?
階段?もきれい。
微調整しながら意外と細かく研究している模様。
好みで色々と変化
細かな色彩のバランスがきれいです
この電車の絵、よく見ると
ガタゴトとかカンカンカンとか、音まで書き込まれているんです。車両番号も書かれている。そして上の方には渋滞中?の車の列も描かれています。細かな状況をよく再現しています。
この電車もきれいだなー。
今日はこの後園庭で体操の先生と遊びます。その前のちょっとした時間だったにも関わらず、みんなすごく集中して充実していました。結構緻密で細かい作業(遊び)が多く、今年の年長さんらしいなーと思いました。なんてったって繊細な探究心が花開いている年長さんですから。
こんな風に → 花のヒミツ
楽しいな。
カプラの箱の修理は全然緻密ではありません。悪しからずご了承ください。
根っこ
[令和4年12月7日]
午前中、4歳の子たちが汽車のところでままごと遊びをしている姿がありました。
近づいてみると、何やら足元にいいものがあります。
これです、すごいなー!
これいいねー!どうしたの?! と尋ねてみると、あそこから掘ったんだよ!と得意げな返事。
で、指差された方を見てみると…
おっとっとっと…(汗)
こ、これはバンペイユの根っこじゃないですか。しかも、根っこのラインに沿ってきれいに掘り出してあります…。笑
こんな太いやつも収穫されていました。写真右下の部分は引きちぎられています……。笑&涙
正直、これはかなーり微妙でした…。
で、私なりに悩みつつ子供達に話しました。これはバンペイユの根っこだね。根っこをあまり取っちゃうと木が枯れちゃうから、これ以上はやめておこうね、と。バンペイユの実は今年豊作で、今だいぶ黄色くなってきているところです。これから園児達が収穫して食べる、冬の楽しみの一つです。
根っこの発見、それをみんなで掘り出す楽しみ、そしてそれをままごとに使う喜び。すごく良い感じの自然な遊びなのですが、園庭で大事に育てている木でもあるので線引きが難しいんだよな、と思いました。林ではクズの根っこを引っ張って遊んだりしているので、その延長線上でこの遊びが展開したのかもしれません。
テラスには先日年長が近所の畑で掘ってきた大根が干されています。考えてみたらこちらは掘っても大丈夫な根っこ、というか、掘るために育てられた巨大な根っこ、ですね!笑
果物の皮も増えていました。たくあん作りの準備です。
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午前中の遊びが終わりましたが、園庭を年長児3人がうろうろしています。
遊んでいるのではありません。遊び終わった園庭を見回り、片付けのおもちゃを回収して片付けてくれているのです。
で、先ほどの4歳のままごとスペースがほぼそのまま放置されているのを発見…。(意図的に?なのかもしれませんが、 分かりません。)
ちょっとため息をつく3人。
「もう、出しっ放しが多すぎ!」とぼやいています。笑
でも、なんだかんだとっても楽しそうに片付けをしてくれました。
今日の園庭は青空に木漏れ日が最高で、片付けの風景もすごく豊かな時間な感じがしました。
保育園は、いろんな意味で子供達の根っこが育つ場所です。