砂場の改修
[平成30年8月20日]
園児と保護者の皆様はご存知と思いますが、ただいま砂場の改修工事を行なっています。この数日間に急ピッチで出来上がってきました。
太い丸太を組み合わせて新しい砂場の枠を作りました。面積は以前の砂場より大きくなるはずだったのですが、組み上がったのを見てみるとなんだかあまり変わらないような…。というより丸太が太い分、逆に狭くなったような感じも…? ……… ドンマイです。笑
隣に大きめのウッドデッキを設置。これ、園長デザインです。(^^)
と言うとカッコよく聞こえますが、まぁ要するに設置場所だけでなくデッキの形や大きさ、板の方向などを私が提案したということです。結果、なかなかイイ感じ!
さらに、遊び道具をすぐ出し入れできる遊具置き場も作っています。
早く完成しないかな〜。と、子供も楽しみにしています。
「ここに水を入れたら、川になるんじゃない?」
と素敵な提案をしてくれました。いやぁ、私も思いは一緒ですよ。井戸を組み上げて園庭に川を流し、その川が注ぐ池を作り、その中に入って遊んだりその水を使って存分に砂遊びができるような環境を作りたいですね。いつかきっとやりますよ。
ところで砂場の砂にどういうものを使うかご存知でしょうか。考え始めると砂も本当に色々なんです。まず大きく分けて川砂と山砂。砂場には一般に川砂を使うことが多いと思いますが、今回は敢えて山砂を入れることにしました。業者にお願いして事前に幾つかの砂のサンプルを取り寄せ、色々触って決めました。砂の違いによって子供の遊びはきっと変わってくるはずです。今回の砂で遊びがどう変わっていくか、それを見て確かめたいのです。今回の砂はぎゅっと握ると固まるような砂です。トンネルを掘ったり山を作ったりしやすい砂になるはずです。これは一つのテストです。遊びにこだわる園では、川砂と山砂で別々の砂場を作るような園もあるんですよ。何気なく当たり前にあるような砂場の砂ですが、とても大切な教育の素材だということです。
山砂は石や泥の混入も多いので、今回はきちんとふるいにかけたきれいな通し砂を入れます。当然のことながら、コストは大分かかっちゃってます。ワオ。色々試しながら納得のいく良い砂を見つけ、ゆくゆくはそれを使ってもっと大きな、というか巨大な砂場を作りたいと思っています。
と、いつも夢ばかり語っています…。笑) とにかく楽しみ!
スイカを守れ!
[平成30年8月18日]
年長のスイカ。最初の二つがダメになり、苦労と失敗を重ねながらなんとか守っている最後の一つ。大きくなってきました。と言ってもまだまだこのサイズですが。
真ん中あたりが少し茶色くなっていることを子供が心配しています。
こちらの瓶の液体は、バジルの葉をすり潰して作ったバジル水。
はて?
これが原料のバジル。(年長前の花壇)
担任によると、子供達が植物の色水遊びをしていて色々な葉っぱをすり潰している時に、このバジルだけ虫食いがない!きっと匂いが嫌なんだ!バジルを置けばスイカを虫から守れるかも!との発想が生まれ、そこからバジル水を作ってスイカを守る!という動きへ広がっていったようです。このバジル水をペットボトルのキャップに注ぎ、それをスイカの周りに置いて虫から守ろうというのです。果たしてうまくいくでしょうか…。
年長児の素晴らしい自由研究。スイカ君、どうか無事に大きく育ってちょうだい!
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田んぼの手入れの最中、
ん?
どれどれ?
葉っぱの裏側に何やら虫の卵がついていることを発見。
早速担任に報告。これは一体なんの卵だろう?
「たぶんヤゴだよ!」
「こんなところについてるのは、きっとカマキリじゃない?」
と色んな意見が。えーと、皆さんカマキリの卵は何度も見たことありますよね…? まぁ当然ヤゴ(つまりトンボ)でもないはずなのですが…。笑
担任が興味津々な表情で一言言いました。
「お部屋の卵図鑑で調べてみようよ。」
あれやこれやととにかく友達と議論。好奇心や探究心が旺盛で研究熱心な年長児たち。その会話とその姿を見ているだけで、なんだか胸が熱くなってきます。
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丹精込めてコケを取り、
丹精込めて雑草を抜き、
丹精込めて水遣りをします。
きれいな稲穂が出てきたぞ。
うーん、作物はやはり丹精ですね。
保育も丹精。
そして人生も、丹精です。
合掌。(-人-)
境内散歩
[平成30年8月17日]
今日も暑いは暑いのですが、透き通った青空に乾いた風が吹いてなんとなく秋を感じさせるお天気です。
1歳クラスの境内散歩。爽やかな風が吹き、木陰はとても気持ちいいです。
しっかりと階段を登り、
祖師堂にお参りし、
お水をいじった後、
抱っこしてもらって香炉を覗いて一言。
「ない …。」
どうもこの子はここにもお水が入っていると思っていたようです。(^^)
黄緑色の桜の葉、サルスベリの赤い花、若い銀杏など、風が吹くと宝物がいっぱい落ちてきます。
ガク(?)のところがこんな可愛い帽子のような形をしてるんです。
あっちこっちと境内を活発に動き回って散歩を楽しむ1歳児でした。
てっぱく2018
[平成30年7月31日]
ということで、本日の遠足は鉄道博物館。
晴れました、青空です。最高のお天気。(なのに川には行けません…。)
いつものように他のクラスのお友達や職員、保護者の皆さんが、園庭やテラスから一斉に手を振ってお見送りしてくれます。見送られるこちらも旅行気分が一層盛り上がります。考えてみると、なんて贅沢な出発風景でしょう。
あっという間な感じで到着! 大宮って、近いな…。
まずは巨大ジオラマに興奮。
「あ、畑がある。見て、山もあってトンネルもある!」と嬉しそう。
もうこれだけで遠足は十分なくらいです。笑
新旧の車両の模型も
じっくり観察。
初代新幹線ひかり、昔からすごく好きです。愛嬌があってかわいい顔。この新幹線を作った責任者は「新幹線の父」島秀雄氏。その孫娘さんが私の妻の同級生です。で、妻曰くその彼女とこの新幹線の顔がそっくりとのこと。へー、かわいいな!(^^)
完全な余談でした。
トイレの脇の待合席も昔の列車風。
これも昔から大好きだった「特急あずさ」。この車両の形と色、それにあずさのプレートの色合いが大好きでした。懐かしいな〜。これも誰かに似てるのかな…?
「電車に乗ってみんなで旅行に行こう。どこに行きたい?」
「大阪!」
いや〜、あずさは長野方面の電車なんですけどね…。
そう言えばプレートのデザインも、よく見るとアルプスの山並みと梓川のようです。私は昔から山と川が好きということです。(関係なし)
館内は結構広いので、見応え、歩きごたえも十分です。
動かない車両なのにどうして楽しいのか…。やはりどこかに連れて行ってくれそうなワクワクやウキウキがあるのかも知れません。大きな鉄の塊としての迫力、機関や機械としての魅力、そして旅行のワクワク感。私は特に鉄道ファンというわけではありませんが、それでもやはり楽しくなります。子供達も同じですね。
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そうして、全員無事に園に戻りました。
楽しい小旅行。川は残念でしたが、素晴らしい1日でした。お疲れさま。