保育園日記

北風と太陽

[平成30年2月19日]

陽に照らされた丸太の表面を触って 「ここ、あったかいよ。」

 

 

墓石の表面の日陰の部分を触って 「ここ冷たい!」

 

 

あたたかい陽だまりでは先生に絵本を読んでもらい、

 

 

「少し日陰だけど、ここは焼き芋のところだからあったかいよ」と。

 

 

4歳はこの1ヶ月ほど「北風と太陽」というテーマで冬の寒さや温かさを探したり感じたりする遊びを毎日積み重ねてきました。寒さや暖かさに対する意識のアンテナが研ぎ澄まされ、それが自然に遊びのなかに溶け込んでいます。

 

 

 

 

冬の光も楽しんでいます。

 

 

いつもながらの木登りも。

 

 

大雪が降って厳しい寒さが続いたりしていましたが、最近は温かな日差しの日もあって、新しい春がすぐそこまで来ていることを感じます。

 

シュロ

[平成30年2月18日]

金曜日、ポカポカするくらい良い天気になりました。4歳クラスが林で遊んでいましたよ。

 

 

女の子が一人で黙々と何かをしています。

 

 

 

 

 

 

「園長先生、見て。」と。素敵です。

 

 

こっちもなんだか可愛いな。

 

 

シュロはなにかと楽しめる植物です。以前は厄介物扱いしていましたが、今では大切な子供達の教材です。

 

焼き芋

[平成30年2月10日]

このところずっと寒い日が続いていました。

 

 

園庭にはこんな感じで雪が残り続け、毎朝凍っています。寺の境内では凍結による蛇口や水道管の破損が次々に発生し、現時点でトータル5ヶ所壊れて修理しました(涙)。毎日のように境内を歩いて凍結破損の点検をして回っています…。まだ2月の半ばですからこれからも油断できません。

 

 

年長が山のところでワラワラと何かを拾っています。

 

 

これでした。霜柱。大きいなー!

 

 

ガリガリの氷の上を走るのも、ひとつの遊びではありますね。ここはもう大分ぬかるんでおりますが。

 

 

そんな状況の中で、焼き芋です。(8日に行いました。)

 

 

とってもいい感じ。

 

 

「あまい!」「うん、やっぱりおいしいなぁ。」などと友達同士でつぶやき合いながら、

 

 

みんな夢中で頬張ってます。

 

 

 

こちらはギュウギュウ詰めで楽しく語らいながら食べていましたよ。お芋ホクホク、心もホクホクです。

 

落ち葉を掃き集めて気軽に焼き芋ができる時代ではなくなってしまいましたが、園庭では比較的気軽にできます。敷地内には落ち葉や枯れ枝も豊富にありますし。大切な「教育活動」ですからね。保育園の子ども達はしあわせです。

 

風呂屋

[平成30年2月8日]

テラスを歩いていると、風呂屋の看板を見つけました。

 

 

葉っぱのお風呂? へぇ、ちょっと珍しいですねぇ。

 

 

ふと横を見ると、なかなか素敵な露天風呂じゃないですか!

 

 

お、番台に家族連れがやってきましたよ。

 

 

番頭さんが嬉しそうに作業を始めます。

 

 

よく見ると「にゅうよくざい」の文字。この中には葉っぱを砕いてふるいにかけた粉が入っています。

 

 

あ、大事な入浴剤、ちょっとこぼしちゃってますけど!(^0^)

 

 

浸かったり泳いだり。お客は気持ちよさそうにお湯を楽しんでいます。私も入りましたが、なかなかいいお風呂でした。青空の露天風呂、気持ちがいいです。

 

 

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余談ですが、最近は町に銭湯がなくなりました。毎年、年長児のお泊まり保育の時には夕方子ども達とみんなで近所の風呂屋に歩いて入りに行っていたのですが、そこも3.11の地震で釜が壊れたのを機に廃業してしまいました。残念です…。子供の楽しい体験の場が少しずつ減っていくような気がします。あ〜、風呂上がりのフルーツ牛乳。グビグビッと飲みたい!(私はコーヒー牛乳よりフルーツ牛乳派です)

 

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