新年度
[平成29年4月4日]
新年度、無事に始まりました。
昨日入園式を行い、今日から慣れ保育(慣らし)が始まりました。泣いて泣いてとにかく泣いての賑やかな日々のスタートです。新入園児にとって、4月のこの時期の過ごし方はとても重要です。子供の気持ちにしっかりと寄り添いながら、家庭と協力して慎重に保育を進めていきたいと思います。お父さんお母さんにとっても試練の時ですが、今はとにかく「焦らず、ゆっくり」です!
新しい出会いは嬉しいものです。これからまた新鮮な気持ちで日々の保育に取り組んでいきたいと思います。
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ウサギと遊べるサークルを作りました。
もう少し大きくしようと思ってます。
新調したハウスも好評。
外側に付いているこのテーブルと椅子がとても良いみたいです。
第三者評価 結果報告
[平成29年4月1日]
第三者評価機関による妙福寺保育園の平成28年度評価結果がまとまりましたので公開します。下記リンクからご覧いただけます。
今回、利用者調査(保護者アンケート)の回答率が100%となりました。皆様のご協力に心から感謝申し上げます。園に対する総合的感想を5段階で聞く項目では「大変満足」77%、「満足」21%、「どちらともいえない」2%、「不満」0%、「大変不満」0%という結果でした。詳細は上記リンクの「利用者調査結果」からご覧いただけます。今後も職員一丸となって努力して参ります。
過去の結果もリンクしておきます。
H26集計グラフ(PDF 93KB)
H26調査報告書(PDF 138KB)
H26過年度比較(PDF 83KB)
野草
[平成29年3月31日]
園庭の一角にシロツメクサの花壇(?)があります。シロツメクサは繁殖力が強く、芝生の中に生えると厄介なので、よく雑草扱いされます。でも、マメ科の植物で土を肥やしてくれる素晴らしい面があり(パイオニア植物と言います)、これを敢えてグランドカバーに使う場合もあります。花は子供の良い遊び道具となりますし、葉はウサギの餌になります。だから保育園でシロツメクサは邪魔な雑草ではなく、とてもありがたい野草です。
(昨年5月の様子)
「雑草」とか「害虫」とか、人間は勝手ですね。全部こちらの都合です。それぞれの命に対して、こんな失礼なことはないな、といつも思います。
今、このシロツメクサの花壇に別の草がはびこっています。カタバミです。カタバミはオクラのような種がプチプチプチッ!と弾けるのが楽しくてそれなりに遊べる面がありますが、一旦生えると繁殖が早いうえに、茎が切れやすくて抜くのが大変なので非常に面倒です。クローバーの葉にちょっと似ているのでウサギにあげたくなりますが、毒があるので絶対いけません。なのでカタバミは園にとってはちょっぴり迷惑な「雑草」です。あ〜勝手だな!(笑)
新年度を迎える前にこれをなんとかしたいと思い、今日思い切って作業しました。
大量の「雑草」。(ここに写っているのはカタバミではありません。)
子供達が寄ってきて色々コメントします。なかでも良かったのは女の子のこの一言。
「草って、いい匂いするよね。」
なんだかこの一言で救われた気がしました。(^^)
するとそれを近くで聞いていた男の子が、抜かれた草を手に取り早速匂いを嗅ぎました。
「土みたいな匂いがする…。」
「土に植わってたからね。(^^)」と、私。
そのうち「園長先生これ使ってもいい?」と聞かれ、遊びが始まりました。
楽しそうです。
何人かのグループでずっと遊んでいましたよ。
どんな草も、やはり「雑草」なんて呼んではいけませんね。失礼です。だって子供たちをこんなに豊かにしてくれるんですもの。草花さん、ありがとう!
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今日は今年度の保育最終日でした。子供たちとお別れし、退職職員とお別れし、しんみりとした気持ちで過ごしました。
子供達も、旅立つ先生達も、それぞれにこの雑草のように、いや、野草のように、巡り合った場所にしっかりと根を張って力強く幸せに生きていってほしいと思います。
年度末
[平成29年3月28日]
今年度も残すところあと3日。各クラスそれぞれ新しい部屋に引越しを済ませました。新年度を迎える準備が着々と進んでいます。
年長は名残を惜しむようにドッヂボール。あぁ、あと3日…。
こんな年度末ですが、園庭の隅っこで楽しそうな遊びを黙々と展開している4歳(新年長)。
今日は良い天気でよかったです。
なんだかやけに体が大きいぞと思ったら、春休みで遊びに来た卒園児でした。
コブシは、白い花と爽やかな新緑を一緒に楽しめます。
いよいよ本当の大詰めです。