1・2歳の自然遊び
[平成29年3月23日]
今日は1、2歳クラスがテラスで楽しそうに遊んでいました!
形、色、感触、音…
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女の子:「園長先生、見て。」
私 :「お、いいのができたね!」
女の子:「これお家に持って帰る。お母さんにあげるの。」
私 :「そっか、いいね!」
女の子:「うん、だってお母さんを大事にしたいから。」
……… 泣けました。
この子はこの作品を大切そうに持ち歩いていました。遊びながら出来上がった作品を気に入り、その作品を眺めながら、大好きなお母さんのことを思っているのです。
ご存知でしょうか。人間の脳は3歳頃までに大人の80%、6歳頃までに90%まで完成すると言われています。つまり小さい子どもでも、実は私たち大人とほとんど変わらない理解力や心を持っているということです。ただ、子どもはそれを詳細に言葉で説明したり表現したりすることはまだできません。だから大人からみると幼稚(稚拙)でよく分かっていないように感じてしまうのです。でも、実はとんでもない話です。何気ない子供の一言の裏には、その子の中に溢れる思いがギュっと詰まっています。
「お母さんを大事にしたいから。」
お母さんが子供を愛するように、子供もお母さんを愛しているのです。お母さんが子供を守ろうとするのと同じように、子供もお母さんを大事に守ってあげたいと願っているのです。
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「よーい、ドン!」
年長はバトンリレーで遊んでいました。
3歳は……、
なんじゃ、こりゃ〜。笑
お、なかなかやりますね。
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脳の発達が著しいこの時期、大切なのは「早期教育」ではありません。五感を使って自然に触れ、五感を使ってたくさん遊び、五感を使って友達と触れ合うことです。そして、信頼できる大人からもらう「愛」です。この時期に五感を使って刺激を受けたこと、体験したことは、全て脳の中に信号として蓄積されると言います。そしてその信号が多いほど、物事を想像したり、理解や判断をしたり、問題を解決したりする力が高くなると言われています。また、この時期に受けた「愛」が、自分を認める力、相手を思う優しさ、皆と協力する力などにつながっていきます。
愛と遊びが、子供の未来を幸せなものにしていくのです。
大掃除
[平成29年3月22日]
雑巾絞り。うまく絞れてるかな?(3歳)
床を雑巾掛けをして、
扉や敷居も隅々まできれいにします。3歳、よく働いてます!
こちらは年長。
ロッカーも丁寧に拭いて、
テキパキと仕事をしています!
コブシの花がきれいに咲きました。
年長の作品も、きれいに咲きました。(^^)
2歳は
黒ウサギと戯れ中!
会食
[平成29年3月16日]
今日は年長の会食。
日頃お世話になってきた他のクラスの先生やパートさん、そして年中組のお友達を招いて、一緒に食事をします。
年長児が1人ずつ年中児をクラスに迎えに行き、手をつないで帰ってきます。
そして、年長の部屋で一緒に食事!いつもに増してお喋べりが弾み、楽しいひととき。
食後はプレゼント交換。そして、握手。
なになに、何貰ったの?
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年長児の製作物、なかなか個性的で素敵です。
もう、残りの日が本当にわずかになってきました。
卒園式
[平成29年3月12日]
昨日、祖師堂にて第62回卒園式が行われました。
今年の卒園児は31名です。とは言っても、うちは保育園ですから子供は明日からまた普通に登園し、職員とパパママ達はお互いにちょっと気恥ずかしい感じの朝(お互いたくさん泣いたので)を迎えます。(^^)
卒園式は厳かな式典です。人間は何をするにも心が一番大事なのですが、心は目に見えないので、その心をいろんな形に表してその形を大切にしているわけです。式典はその最たるもの。昨日の厳かな卒園式は、子供達の、職員の、保護者の皆様の、心の姿です。
子供達1人1人に証書を渡し、握手をしました。みんな本当に立派でした。ご来賓の小学校の校長先生方から「素晴らしい式で感動した。」「心が洗われるようだった。」と、嬉しいお言葉をいただきました。
そして、謝恩会。
涙、涙…。パパママ達の真心に感激してしまいました。本当にありがとうございました!
個人的にツボにはまったことの一つはこれです。ママ達みんなこのワッペンを胸につけて歌を披露してくれました。これは皆さんの保育園への愛の証と受け止めました!感激です!
そして、親子トンネルで職員を送っていただきました。
その後、更に夜の二次会まで長丁場の1日。ご準備いただいた保護者の皆様、本当にありがとうございました。
うめ組のお友達、卒園おめでとう!