やきいも
[平成29年1月27日]
今日はやきいも大会をしました。
甘くてめちゃ美味しいです。
美味しい笑顔で会話も弾みます。
去年や一昨年の様子もリンクしておきます。(1年経つと、子供達が成長していてびっくり…。)
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焼き芋で腹ごしらえをしたら、自然に遊びの時間です。
「これね、葉っぱのお風呂作ってるの。」(2歳)
せっせとかき集めて運んでいます。
そういえば、先日4歳のお兄さん達が同じような遊びをしていました。
「今、やきいも作ってるんだよ。」(2歳)
へー。
どこが焼き芋なのかいまいち分かりづらいんですが(笑)、とにかくさっきの焼き芋大会が早速自発的な遊びになって展開していました。
2歳クラスは体がとてもしっかりしてきて、遊びも色んなバリエーションが出てきています。お兄さんお姉さんの遊びを真似して、自分達で考えてよく遊びます。
こちらは年長ですが、何やら夢中。
クッキーを発見した模様。
「赤いのもあるよ!」
大人でも重いマットです。
戻す時はきっちり隅を合わせておいてよ。と私から注文され。
きれいに納めてました。よしよし。(^^)
クッキーは、しばらくブームになるかな??
再び2歳。仁王立ち。
僕もがんばり中!
芋を食べてパワーがみなぎり、良い遊びの時間になっています。
なかよし音楽会
[平成29年1月26日]
1月25日、保谷のこもれびホールにて「なかよし音楽会」が行われました。石神井台の白ふじ幼稚園、清瀬の清瀬しらうめ幼稚園、そして妙福寺保育園の3園合同で行う鼓笛発表会です。
初めて見る他園の鼓笛演奏に子供達は興味津々。
どの子も眼差しが真剣です。
出番が近づきリハーサル室へ。徐々に緊張が高まります。
ステージに整列完了し、最後の音出し確認です。
そして、幕が開きました。
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無事終了。胸を打つ素晴らしい演奏でした。途中一瞬止まってしまいそうでヒヤリとする場面もありましたが、しっかり持ち直し良い演奏を聴かせれくれました。毎年思いますが、やっぱり妙福寺がナンバー1です!もう徹底的に自画自賛!(^O^)
演奏終了後、一気に緊張が解けて、
どの子も頬が紅潮し、グッタリしていました。(苦笑)
やはりこの舞台、相当なプレッシャーでしょうか…。でもきっとこの経験は彼らの大きな自信に繋がると思います。
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ご承知のように、妙福寺はずっと鼓笛をやってきました。昭和51年からなので、40年です。保育界でのある一時期、鼓笛はブームでした。歴史の長い園は、今でもプライドを持って鼓笛を続けている園が結構あります。でも、子供達の主体的な遊びが重要視される今の保育界では、鼓笛はある意味「目の敵」です。スパルタ、一斉、旧態依然のダメな保育の象徴のように語られてしまうこともあります。
豊かな自然に触れながら、子どもが主体的に遊び込む保育を大切にしている今の妙福寺保育園で、鼓笛を続けていくことは悩みもあります。でも、私も職員もみな鼓笛の良さを実感しているということも確かです。そもそも楽器演奏はとても楽しい遊びであり、仲間との合奏はもっと楽しい遊びなのです。メンバー全員が心と体でリズムを刻み、一つになってメロディーを紡ぎ出す。互いに協力し、一人一人が努力研鑽し、良い演奏を目指して進むのです。演奏する側もそれを聴く側も、呼吸を共にし喜びを共有します。妙福寺の鼓笛がきっかけで演奏が好きになり、音楽大学に進んだ卒園児もいます。
発表の場が多いと、練習に時間を奪われてしまい子どもの自由な遊びの時間を保障することができなくなってしまいます。そこで今年はお遊戯会とこのなかよし音楽会の2回だけとし、音楽指導の回数も全体的に減らしました。欲は出さず、見栄えを重視せず、できる範囲で結構。先生も子供達も楽しみながら練習し演奏することが一番という形に大きく変えました。このような方針で今後も鼓笛を続けていきたいと思っているところです。
今年は新たな船出の音楽会だったと言っても良いと思います。どうかな?と思いながら当日を迎えましたが、そんな不安はどこ吹く風。子供達は本当に立派な姿で素晴らしい演奏を聴かせてくれました。
自然豊かな境内や園庭で子供がのびのびと充実した遊びを展開しつつ、鼓笛で協力し合って良い演奏に取り組む。これが妙福寺保育園のスタイルであり、今後の魅力の一つになっていくだろうと思います。そんな確信のような実感をもつことができた、素敵な「なかよし音楽会」でした。
コマ?
[平成29年1月23日]
先日、夕方に4歳の部屋を覗くと、男の子達が面白いものを見せてくれました。
これです。
両手で弾くとコマのように回ります。
私もやらせてもらったのですが、コツが必要で最初ちょっとだけ苦戦しました。そしたら、やり方を丁寧に教えてくれてお手本を見せてくれました。
上手いです。
積み木のように重ねて遊んだりもできます。
サイズ感、形、音、いずれもなかなかグー。魅力的です。こういうのをポケットにいっぱい詰めて味わう満足感を、ふと思い出しました。
林のお店やさん(3)
[平成29年1月21日]
秋から冬にかけて、境内や林で木の実集めを楽しむ子供達。どんぐり、ナンテン(赤)、センリョウ(赤)、マンリョウ(赤)、リュウノヒゲ(青)、ノシラン(黄緑)、ヒノキ(茶)などなど。採集した木の実を使って、お部屋でケーキ作りやクッキー作りが自然に始まり素敵な作品が並ぶようになりました。
「これ、どうしようか?」という担任の問いかけに、「みんなに見せたい!」「持って帰りたい!」「お母さんにあげたい!」そして「お店をやりたい!」という声。ここから林のお店やさんの話し合いが始まったのです。12月のお遊戯会が終わった頃です。
日々の園生活の中で、子供達なりのお店の準備がコツコツと始まりました。どんなお店にしようか。そもそもお店ってどんな風になっているのか。そこで、お正月休みの間に親子でお店の観察をしてきてもらうことになりました。正月明けのクラスでの話し合いでは、看板やカウンター、品物を並べる台、お金、レシートなど、必要なものが子供達の口から次々と挙がってきました。お店の絵を描いて説明してくれる子もいたようです。
ある日の園庭での自由遊びの時間。子供達の間で「とんかつ屋さん」が自然発生的に始まりました。田んぼのタライにできた氷を切り取って砂をまぶして台の上に並べていきます。「外はサクサク、中はとってもジューシーなとんかつですよ!」しばらく観察した担任が買いに行きます。「一つください。」「はい、お金をください。」「いくらですか?」「葉っぱ1枚でいいです。」と、こんな感じのやり取りがあったそうです。葉っぱを探してきてとんかつを1枚買いました。その後も他のお友達が買いに来て商品とお金をやり取りして楽しんでいます。その様子をずっと見守っていた担任が、はたと気付きます。「あ、レジは必要ないんだ。」
実はこれは彼女にとって大きな発見でした。それまで、お店にはレジがつきもので子供はバーコードをピッとやるのが楽しい、と思い込んでいた部分があったのです。もちろんそういう場合もあるでしょう。でもこのとんかつ屋さんの子達は、それがなくても十分にお買い物のやりとりを楽しんでいたのです。このことから、今年の林のお店にはレジを設けず、お金を入れる箱だけを用意する方向に決まりました。冬の自然物を使った自由な制作を子ども達に存分に楽しませ、その制作物を使ったお店やさんの醍醐味をストレートに味わわせる流れになっていったのです。
別の日。お店の場所を決めるために、子供達と林を下見しました。場所を決めたあるグループの女の子が言います。「ここがいい!だってここは日が当たるでしょ!」担任は感動したそうです。子供は自ら考え、日の当たる場所を選んで決めていたのです。冬の林に降り注ぐ木漏れ日は冷えた体を温める重要な要素であると同時に、手作りの商品を輝かせていっそう魅力的に見せる言わば天然のスポットライトでもあります。子どもは本能でそれらのことを総合的に判断し、自ら選択し決断していたのです。
子どもを観察する。子どもの力を信じる。子どもの感覚を大切にする。保育ではこれがとても大切なことです。子どもは一人ひとり皆違いますし、クラス全体の雰囲気や能力、感覚も毎年違います。大人が大人の経験や感覚だけで進めようとすると、それは大人の思い込みを子どもに押し付けることになり、子供は何をしていてもいつも受け身で指示待ちのお客様になってしまいます。
ここに保育の落とし穴があります。行事を進めていく時、大半を大人が考えてお膳立てし、最後の仕上げの単純作業だけを子どもにさせて終了、楽しかったね!ということがありがちです。見た目に華やかで楽しそうで、子供も嬉しそうに参加し大人も満足します。行事が盛り上がれば、保育者は「良い保育をしている」と思い込み、自信満々に「子供達、楽しみながらよくがんばりました!」と宣伝してしまうのです。でもそれは、子どもが自ら主体的に考え、作り出し、工夫し、想像力を腹かせて楽しむ遊びとは全然違います。つまりここには「保育の質」の問題が隠れているのです。
保育とは、環境を整えることです。子どもが主体的に遊び込める環境を整えること。子どもが自ら感じ、考え、想像し、工夫し、試すことを許し、それを保障する環境。そのためには子どもを観察することが必要なのです。その時その時の子どもの姿を観察し、表情を読み取り、言葉を拾い、感じていることを共有する。そこから「今のこの子達」をつかみ、保育者は押すところと引くところを見極めていくのです。
園行事はただのイベントではありません。遊園地のアトラクションでもありません。それは子どもの生活の一部であり、成長と発達の重要なステップでありバロメーターなのです。そのことを理解して年齢と発達に応じた目標や年間計画を立て、目の前の子どもの成長や興味の深度・進度に合わせて日々の生活と行事を組み立てていくのが、保育園の、そして保育者の仕事なのです。
今回の林のお店やさんごっこは、冬の自然物に子供達が存分に触れ合って、味わい楽しみながら展開していきました。集めた木の実などを使って子供が自発的に始めた作品作りがやがてお店やさんに発展し、だからこそお店やさんを開くために必要なものを子どもが自ら考え、提案し、話し合って進めることができました。担任はよく子どもの姿を観察しながら環境を設定し、提案や見守りを適切なバランスで進めてくれました。子ども達は生き生きと輝いていました。充実した素晴らしい時間だったと思います。
ごっこ遊びの大切さは以前にも書きましたが、保育は本当に奥が深くて楽しい仕事です。
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お店やさんが終わってシェアリングの時間。ある男の子が言いました。
「お金がたまっていくのが嬉しかった!」
なるほど、そっか〜!と、大人はみんな思わず笑ってしまいました。
そう言えばさっきお店やさんの真っ最中に、お菓子屋さんに群がるお客を前にして店員の女の子達が興奮気味に話していました。
「大人気!みんなお菓子が好きなんだね!」
「めちゃくちゃ売り切れそう!!」
お店やさんの醍醐味を、子どもはまさに感じ取っていたのです。作ったものが売れる。そしてお金が貯まる。それはまさに商売の醍醐味でしょう。それがまた次のモチベーションに繋がり、新たな発想や行動を生み出していくのだと思います。これらの言葉から、今回のお店やさんごっこが子供の主体的な活動になっていたのだなということを実感することができました。
約1ヶ月半にわたって行われた、楽しく充実した4歳の「林のお店やさん」でした。
おしまい。