花まつり
[平成18年4月7日]
今日は花まつりが行われました。
花まつりは、お釈迦さまのお誕生をお祝いする行事です。 お釈迦さまは4月8日にお生まれになられました。 お生まれになられたその時、辺り一面に美しい花が 咲き乱れたと伝えられています。 そこでこの日はきれいな花をたくさん飾ってお祝いするのです。日本では昔から4月8日のお祝いが盛んに行われてきたようです。
今でこそほとんどお寺でしか見られなくなりましたが、 昔は街中やホテルのロビーなどにお祝いの花が飾られたりしたようです。 ちょうど今のクリスマスのような雰囲気かな?
「花まつり」の名称は明治の頃から使われるようになったそうです。
花まつりには、きれいな花で飾られた花御堂(はなみどう)を出し、 誕生仏に甘茶をかけてお参りをします。 お釈迦様は4月にお生まれになり(誕生)、 12月におさとりを開かれ(成道)、 2月に亡くなられました(涅槃)。
仏教園の1年間は、このお釈迦さまのご一生に沿って 流れが組み立てられています。 4月に入園・進級して新しい年度がスタートします。 12月はクラスが最も充実する時期であり お遊戯会や発表会などの大きな行事を行います。 そして2月は年度の終わりが近づき、落ち着いて過ごす 様々な意味で1年間の完成期という具合です。
境内の枝垂れ桜が満開で華やかなこの季節に、 お釈迦さまのお誕生と子ども達の入園・進級をお祝いして 仏教保育の1年がスタートします。
入園式
[平成18年4月7日]
花まつりの後、11時から入園式が行われました。
今年度は34名の新しいお友達が入園しました。 年長組に上がったばかりのお兄さんお姉さんが歓迎の踊りを披露し、 新入園児一人一人のお名前を呼びました。 5年間(短い子では2年間)の園生活のはじまりです。 園と家庭、しっかりと手を携えて子ども達の豊かな育成に 力を尽くしていきたいと思います。
皆さん、どうぞ宜しくお願いします!
つくし
[平成18年4月3日]
4月です。 今日から新入園児の慣らし保育が始まりました。 保育園は賑やかにスタートです。
お寺の裏庭でつくしを見つけました。 なんだかとっても久しぶり。 私が子どもの頃はそこら中に生えていましたが この頃あまり見かけなくなったような気がします。 気づかないだけかな…? いや、つくしを見つけられるような空き地が 無くなってしまったんですね。 境内の桜は満開。 けやきやクヌギの木も新芽を吹き始めています。
自然の息吹を感じる季節。 保育園も新しい一年のはじまりです。