保育園日記

花まつり

[平成18年4月7日]

IMG_3297.jpg IMGP2854.jpg

今日は花まつりが行われました。

花まつりは、お釈迦さまのお誕生をお祝いする行事です。 お釈迦さまは4月8日にお生まれになられました。 お生まれになられたその時、辺り一面に美しい花が 咲き乱れたと伝えられています。 そこでこの日はきれいな花をたくさん飾ってお祝いするのです。日本では昔から4月8日のお祝いが盛んに行われてきたようです。

今でこそほとんどお寺でしか見られなくなりましたが、 昔は街中やホテルのロビーなどにお祝いの花が飾られたりしたようです。 ちょうど今のクリスマスのような雰囲気かな?

「花まつり」の名称は明治の頃から使われるようになったそうです。

花まつりには、きれいな花で飾られた花御堂(はなみどう)を出し、 誕生仏に甘茶をかけてお参りをします。 お釈迦様は4月にお生まれになり(誕生)、 12月におさとりを開かれ(成道)、 2月に亡くなられました(涅槃)。

仏教園の1年間は、このお釈迦さまのご一生に沿って 流れが組み立てられています。 4月に入園・進級して新しい年度がスタートします。 12月はクラスが最も充実する時期であり お遊戯会や発表会などの大きな行事を行います。 そして2月は年度の終わりが近づき、落ち着いて過ごす 様々な意味で1年間の完成期という具合です。

境内の枝垂れ桜が満開で華やかなこの季節に、 お釈迦さまのお誕生と子ども達の入園・進級をお祝いして 仏教保育の1年がスタートします。

このページのトップへ