保育終了
[平成18年12月29日]
昨日(28日)、年内の保育が無事終了しました。 年明けの保育は4日から始まります。
子ども達はご家庭でそれぞれどんなお正月を迎えるのでしょう。 楽しくて幸せ一杯の年末年始になることを祈っています。 お正月は、大人にとっては別にいつもと変わらない 普通の日なのに、準備やら何やらでとても大変です。 全く面倒くさいな、なんて思ってしまうことも 正直なところ無いとは言えません。
でも昔から私たちはこうやって様々な行事を行い 生活に節目を作り、その度に季節を感じたり、 生きていることを感じたりしてきたのだと思います。
お正月をお祝いするのは、単に新しい年が始まったという だけではなく、前の一年を家族が無事に過ごすことが出来、 また新しい年を家族みんなで迎えることが出来ることへの 喜びをあらわしています。 だからこそ「おめでとうございます」なのですね。
私たちは一人では生きていけません。 多くの人達と互いに助け助けられながら その関わり合いの中で命が営まれ、毎日が作られていきます。 だからこそお互いに相手を思い、感謝しながら 新しい年を迎えられることをお祝いをするのだと思います。 大人達がそんな心を大切にしながら一つひとつの 形を作り上げていくと、それらを通じて子ども達の中にも 自然にそういう心が育まれていきます。 私はそれが「心の教育」なのだと思います。 お正月はまさに「心の教育」の現場なのです。
保育園に関わるすべての人達がこの一年を無事に 過ごすことが出来たことを心から感謝し、 また新しい年を迎えることが出来るよう 心から祈りたいと思います。
皆さん、良いお年を! 1月4日に元気な姿でお会いしましょう!
似顔絵タイル
[平成18年12月24日]
22日(金)は、12月誕生会&2期の終わりの会でした。
今月は16名ものお友達が誕生日を迎えました。おめでとう!
月曜からは冬期保育となります。 終わりの会ではお正月の歌を歌ったり、 冬休みの過ごし方などをお話ししました。 写真は年長さんの卒園記念制作の様子です。 粘土で自分の似顔絵を作り、釉薬を掛けて、 竃で焼いて、一人一人の似顔絵タイルを作ります。 これを園庭の塀の壁面に貼り付けるのです。 それぞれかわいらしくて個性的な表情の 似顔絵タイルが出来上がっています。 でも、近年このタイルを貼るスペースが一杯になってきてしまい この先いつまで続けられるのだろう?と心配になります。
しかも、もし塀を壊して建て直すとすると、 これらのタイルは移設保存となるんでしょうか? う〜ん、それはその時考えよぉ・・・。
成道会おゆうぎ会
[平成18年12月10日]
昨日、成道会おゆうぎ会が行われました。 大勢の保護者の皆様、ご参観ありがとうございました!
12月8日はお釈迦さまがおさとりを開かれた日で、 成道会(じょうどうえ)と言います。 この日をお祝いし、保育園ではおゆうぎ会を開催しています。 園の年中行事の中で、運動会と並んで最も大きなものの一つです。
第1部の法要でお花やお香がお供えされ、 代表園児による散華舞曲が奉納されました。 香りや花で会場を清め、心を込めて仏さまをお迎えし、 いよいよ第2部お遊戯の発表です。
トップバッターは年長さんのオペレッタ「成道会」。 そして1歳、2歳、4歳、3歳と出し物が続きました。 締めくくりは4歳の合奏、5歳の鼓笛演奏でした。
1歳さんは初めての舞台にかなり緊張していた様子で、 表情も動きもコチコチになっていましたが、 最後まで泣かずに大変立派でした。 他のクラスもみんなのびのび元気に演じてくれました。 本当にどのクラスも素晴らしいおゆうぎでしたね。 仏さまもきっと喜んでくれたと思います。
この成道会おゆうぎ会が終わると、一年も大詰めとなります。 年長さんは長い園生活の大ラスを迎えるわけです。 最後の鼓笛演奏では、子ども達の凛々しい姿に5年間の成長過程を 改めて感じさせられたのか、思わず涙ぐむ保護者の方も 多くいらっしゃったようです。 保育園では、残された日々を一日一日大切に、 温かく、そして楽しく過ごしていきたいと思います。
感動的なお遊戯会でした。 本当にありがとうございました!
涙の最終リハ
[平成18年12月7日]
今日はお遊戯会の最終調整をしました。
年長以外は装飾と衣装の確認をしました。 年長は、前回の予行練習で修正した箇所のチェックを含めて 成道会の劇の通し稽古を行いました。 衣装を着けず私服のままで行いましたが 子ども達はみんな気合い充分でした。
年長児が毎年必ず演じる成道会の劇ですが、 今年は担任の強い希望でミュージカル仕立てになっています。 例年テープなどを使用していた音楽も 今年はすべてピアノの生演奏にしました。 今回新しく取り入れた曲もいくつかあります。
ストーリーはお釈迦さまのご誕生から おさとりをひらかれるまでの半生を描いたもので、 例年と変わりありませんが、台詞が歌になっていたり 歌と台詞が交互に入れ替わったりと、 なかなか高度な演出になっています。 踊りについても身体表現に一生懸命こだわりました。 登場人物の心境を体を使ってどのように表現するか、 子ども達なりに精一杯頭と体を使って考え、 表現してくれています。 今日のリハーサルで園児一人一人の 一生懸命な姿を見ていたら、 途中から涙が溢れて止まらなくなりました。 さすが年長さん、本当に素晴らしかったです。 それぞれの役柄を自信を持って堂々と演じる姿からは 最年長児としての自覚と誇りのようなものが感じられます。
通しが終わったあと、子ども達から 「園長先生、泣いてたでしょ!」と 思いっきり指摘されてしまいました…。苦笑 本当に本当に素晴らしかったので、 よく頑張った事を褒めて一人一人 全員の頭を撫でてあげました。(先生達の頭も!)
きっと本番も素晴らしい姿を見せてくれるでしょう。 皆様、どうぞお楽しみに!