保育園日記

雨あつめ隊(2)

[平成27年11月30日]

さて、先日の雨遊びの続きです。

 

 

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色を付けた雨水をお皿に出してスポイトで吸い取って

 

 

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黄色い雨が降ってきたよー!

 

 

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きれいな模様になりました。

 

 

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赤青黄の三原色は混ざりあって色んな色に変化していきます。今回も子供達は色の変化を楽しみながら夢中で遊びました。

 

 

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庭であつめた葉っぱの上にも。カツラの葉は水をよく弾くので、まるで宝石のような水玉ができます。

 

 

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一列に並べて

 

 

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上から紙で押さえると

 

 

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まぁきれい! 葉脈なんかが写し絵になったりします。この光景、なんとなくどこかで見たような…。そうです、4月の絵の具遊びです。

 

 

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素敵な作品ができました! いつもは水道の水で絵の具をとくのが当たり前です。でも雨が降ればいろんなところに水たまりができ、そこから集めてきた雨水でこんなに楽しい絵の具遊びができました。

 

雨を想像すること、雨を聞くこと、雨を見ること。そしてワクワクしながら雨を探し、雨を集め、雨を語り合うこと。さらにその雨を使って更なる創造的な遊びへと繋げていくこと。雨がどれほど遊びの可能性を秘めているか、今回はその一端を改めて感じさせられました。

 

この素敵な作品、実は更にこの後何かに変身していきます…。それはまたのお楽しみ♪

 

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と、今回は雨の日の年長クラスの活動をお伝えしました。

 

自然遊びはその名の通り自然が相手。晴れの日もあれば雨の日もあり、予定していた遊びが雨でできないということもしばしばです。でも、それなら逆に気持ちを切り替えて雨で遊んじゃえばいいわけです。それが本当の自然遊びというものです。

 

雨で遊ぶには少しだけ頭の切り替えが必要かも知れません。濡れたら風邪をひく?確かにそれは心配です。でも温かくして濡れないように工夫することはいくらでもできます。着替えもしっかり準備します。今回は濡れないためのマント(雨合羽)作りから子供と一緒に楽しんでしまいました。

 

服が汚れる?困っちゃいますね。でも服を汚すのは子供の仕事、汚れは遊びの勲章です!それだけ子供達が全身を使い、脳ミソをフル回転させながら充実した時間を過ごしたと思って褒めてあげなければいけません。

 

洗濯が大変……。この際お洗濯も親子でぜひ協力しながら楽しんじゃってください。そういう家庭環境作りをすることがお父さんお母さんの大事な仕事です。

 

 

実は今回のこの雨遊び、もともと予定していた間伐体験が雨で延期となり、当日の朝、急遽ウレシパモシリの高橋京子先生にリーダーをお願いして行ったものでした。妙福寺保育園ではこの3年間、自然遊びを充実させるために高橋先生に指導・助言をいただきながら担任が試行錯誤を重ねて様々な遊びを展開してきました。葉っぱ、枝、泥んこ、砂、石ころなど、自然には素晴らしい遊びの素材が溢れています。でも「雨」でどう遊べばいいのか、実は今ひとつ迷うところがありました。今回はその一つのお手本を見せていただいた形になります。素晴らしい内容でした。何よりも、その時の天気の状況、そしてその時の子供の様子に即して、柔軟に、でも伝えたいこと、学ばせたいこと、感じさせたいことなどはしっかりとブレずに横たわっている形での保育展開に圧倒されました。職員にとって最高の現場研修になったと思います。

 

保育は素晴らしいです。自然も素晴らしい。そして子供達も本当に素晴らしい。子供の気づきや発見、驚きや感動、それらを一つ一つ拾い、広げ、深めながら、柔軟に、でも基礎のしっかりした骨太な保育を展開していきたいなあと、改めて思った1日でした。

 

以上、雨遊びの報告でした! \(^o^)/

 

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