保育園日記

なかよし音楽会

[平成29年1月26日]

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1月25日、保谷のこもれびホールにて「なかよし音楽会」が行われました。石神井台の白ふじ幼稚園、清瀬の清瀬しらうめ幼稚園、そして妙福寺保育園の3園合同で行う鼓笛発表会です。

 

 

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初めて見る他園の鼓笛演奏に子供達は興味津々。

 

 

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どの子も眼差しが真剣です。

 

 

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出番が近づきリハーサル室へ。徐々に緊張が高まります。

 

 

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ステージに整列完了し、最後の音出し確認です。

 

 

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そして、幕が開きました。

 

 

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無事終了。胸を打つ素晴らしい演奏でした。途中一瞬止まってしまいそうでヒヤリとする場面もありましたが、しっかり持ち直し良い演奏を聴かせれくれました。毎年思いますが、やっぱり妙福寺がナンバー1です!もう徹底的に自画自賛!(^O^)

 

 

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演奏終了後、一気に緊張が解けて、

 

 

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どの子も頬が紅潮し、グッタリしていました。(苦笑)

 

やはりこの舞台、相当なプレッシャーでしょうか…。でもきっとこの経験は彼らの大きな自信に繋がると思います。

 

 

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ご承知のように、妙福寺はずっと鼓笛をやってきました。昭和51年からなので、40年です。保育界でのある一時期、鼓笛はブームでした。歴史の長い園は、今でもプライドを持って鼓笛を続けている園が結構あります。でも、子供達の主体的な遊びが重要視される今の保育界では、鼓笛はある意味「目の敵」です。スパルタ、一斉、旧態依然のダメな保育の象徴のように語られてしまうこともあります。

 

豊かな自然に触れながら、子どもが主体的に遊び込む保育を大切にしている今の妙福寺保育園で、鼓笛を続けていくことは悩みもあります。でも、私も職員もみな鼓笛の良さを実感しているということも確かです。そもそも楽器演奏はとても楽しい遊びであり、仲間との合奏はもっと楽しい遊びなのです。メンバー全員が心と体でリズムを刻み、一つになってメロディーを紡ぎ出す。互いに協力し、一人一人が努力研鑽し、良い演奏を目指して進むのです。演奏する側もそれを聴く側も、呼吸を共にし喜びを共有します。妙福寺の鼓笛がきっかけで演奏が好きになり、音楽大学に進んだ卒園児もいます。

 

発表の場が多いと、練習に時間を奪われてしまい子どもの自由な遊びの時間を保障することができなくなってしまいます。そこで今年はお遊戯会とこのなかよし音楽会の2回だけとし、音楽指導の回数も全体的に減らしました。欲は出さず、見栄えを重視せず、できる範囲で結構。先生も子供達も楽しみながら練習し演奏することが一番という形に大きく変えました。このような方針で今後も鼓笛を続けていきたいと思っているところです。

 

今年は新たな船出の音楽会だったと言っても良いと思います。どうかな?と思いながら当日を迎えましたが、そんな不安はどこ吹く風。子供達は本当に立派な姿で素晴らしい演奏を聴かせてくれました。

 

自然豊かな境内や園庭で子供がのびのびと充実した遊びを展開しつつ、鼓笛で協力し合って良い演奏に取り組む。これが妙福寺保育園のスタイルであり、今後の魅力の一つになっていくだろうと思います。そんな確信のような実感をもつことができた、素敵な「なかよし音楽会」でした。

 

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