保育園日記

絵の具

[令和1年6月1日]

5月29日に行われた年長クラスの林遊びの報告。

 

4月の後半から毎日のように様々な形で絵の具の遊びを積み重ねてきた子供達。この日は言わばその集大成でした。林で思い切り自由に絵の具で遊びます。

 

 

子供達が絵の具を混ぜて作った「いろいろ はくぶつかん」。基本的に赤青黄の三原色しか使っていません。どの色とどの色を混ぜるとどんな色になるか、子供達は遊びを通じて自然に学んできました。

 

 

カツラの葉っぱの上にスポイトで絵の具を垂らします。

 

 

すると、こんな風に可愛らしい水滴くんになります。

 

 

そしてその上にそっと和紙を乗せると……、

 

 

素敵なにじみ絵の完成。水滴が自由に混ざり合って、想像を超える不思議な模様が生まれます。その色や形が楽しいことはもちろんですが、和紙を乗せた時に色の模様がジュワジュワ〜っと滲んで広がっていく様子も、子供にとっては楽しく不思議な現象の一つです。

 

 

アート作品がどんどん生まれていきます。

 

 

画用紙に指で絵の具を塗りつけ、二つ折りにしてギュッと押さえて開くと、色が混ざり合って素敵な模様が出来上がります。さらにその上からまた好きな色を塗りたくってます…。笑

 

 

めっちゃきれいになりました!

 

 

美しい色と模様を満足そうに眺める男子。

 

 

いろいろ干されてます。(^^)

 

 

打って変わって、こちらは…

 

 

摘み取ったヘビイチゴを木の棒で潰して赤い色水を作っています。

 

 

こっちは泥水に絵の具を混ぜ込んでいる!ワオ!

 

 

そしてそれをボードに投げつける!ワオワオ!

 

しかし、きれいです……。芸術はバクハツだ!

 

 

フライパンで絵の具を混ぜて…、

 

 

手形スタンプも楽しいです。押しては眺め、押しては眺め。

 

 

それがやがて自由に広がりを見せていきます。

 

 

こちらはその日に林で集めた葉っぱや枝を色の違いで並べ替えていったもの。自然の中に、こんなにもたくさんの色が散らばっています。

 

 

 

 

絵の具遊びを通じて色に対する感覚を養ってきた子供達。担任はこの後、身近な自然の中に存在する様々な色を子供達と見つけて遊ぶことを考えているようです。自然の色は美しく複雑です。その美しさや不思議さに気づいて楽しむことができたら、毎日が一層豊かになるでしょう。そしてその色彩への感性は、一人一人の人生をも彩り豊かに広げてくれるはずです。

 

つまりこの絵の具遊びは「豊かな人生へのプロローグ」です!(^0^)

 

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