保育園日記

ピクニック遠足

[令和4年11月17日]

今月9日のことですが、秋晴れのなか3歳児クラスがピクニックに出かけました。

 

「行ってきまーす!」

 

 

道すがらの出会いも、ゆっくり大切に。(^^)

 

そう、ピクニックといっても相変わらずの敷地内です。笑

 

 

前回も書いた通り、林の入り口はどんぐりの海です。現場に到着すると子供達の歓声が!と言いたいところでしたが、全然違ってかなり静かです。声も出ないとはまさにこのことでしょう。どんぐりのあまりの多さに驚いたのかも知れません。そして、到着早々いきなりどんぐり拾いに没頭。黙々と、ひたすら拾います…。って、厳密に言うとまだ目的地に到着してなくて、移動の途中なんですけど!

 

 

そうして拾い集めたどんぐりと

 

 

紙粘土を使って

 

 

イメージを膨らませて、

 

 

こんな芸術作品も出来ちゃってました。

 

 

定番のどんぐり転がしもあちこちで自然発生的に始まりました。

 

「コロコロ良い音がした!」

 

どんぐりと竹樋が織りなす軽やかな音に反応しながら、一粒を転がしたり、大量のどんぐりを一気に流したり。様々に遊びが展開されていきます。

 

 

落ち葉が美しいです…

 

 

担任が嬉しそうに写真を撮っています。

 

 

見せてもらったら、袋パンパンじゃないですか!

 

 

重そうです。

 

 

巨大ミミズに大騒ぎ!

 

本当に太くて大きかった…

 

 

何をしているかというと、蜘蛛の巣に霧吹きで水をかけているのです。蜘蛛の巣に水滴が付くときれいに浮き上がって見えます。森の楽しみの一つです。

 

 

そんな感じで、

 

 

午前中いっぱい遊びました。

 

 

さあ、帰るよー!

 

 

いや、まだまだ拾いたい気分。

 

みんなは移動を開始していますが、その様子を横目で伺いながら、足元のどんぐりを懸命に拾い集める男子1名。でも、ある程度のところでちゃんと自分で切り上げて、みんなに遅れないように足早に集団に戻っていきました。偉い。

 

 

作品群も協力して園に持ち帰ります。

 

 

そして、テラス前の園庭でお弁当。

 

秋の実りを満喫する楽しい1日。ある女の子がため息交じりに言いました。「ピクニック、楽しいな〜。」その笑顔と言葉を聞いて、子供達がこの時間を心から満足して楽しんでいることを実感しました。

 

 

実はこの日、他園からの転職希望で見学に来られた方が1人ありました。せっかくだから林での子供達の遊びも見てもらいました。お帰りの際に感想を聞くと、「見学に行くと子供達がわーっと寄ってくる園が多いですが、こちらでは私がそばに行ってもほとんど関係なく遊びが続いていて、それだけ遊びに夢中になっているというか集中しているのだなと感じ、すごいと思いました。」というような言葉をいただきました。

 

以前幼稚園の園長先生にも同じようなことを言われたことがあります。確かにうちの子供達、いっつも遊びに夢中なんですよね。それは良いことだし大切なことなので、もちろんとても嬉しい感想なのですが、でも、お客様を見たら一言くらい挨拶するのが社会的な礼儀ということもあると思いますので、担任にも子供達にもそのように話しておきます、と答えておきました。笑

 

 

 

さて、園底では

 

 

年長女子軍が縄跳び特訓中?毎年これくらいの時期にブームになります。

 

見せてくれましたが、だいぶ上手です。

 

 

大縄も楽しんでますが、担任はヒーヒー言っています。ご苦労様です。笑

 

 

年長のテラスには、リンゴの皮や

 

 

柿の皮が干してありました。

 

冬に仕込むたくあんの準備ですね♪

 

 

干し芋もありました。

 

美味しそうだな〜、と眺めていると、年長の男の子が「食べてみる?」と一つ取って手渡してくれました。うーん、甘くて美味しい。あと数日干してみんなで食べるそうです。

 

 

季節とともに流れるように進んでいく保育園の生活。当たり前のようなことの一つ一つが、本当に、しみじみと贅沢です。

 

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