保育園日記

根っこ

[令和4年12月7日]

午前中、4歳の子たちが汽車のところでままごと遊びをしている姿がありました。

 

 

近づいてみると、何やら足元にいいものがあります。

 

 

これです、すごいなー!

 

 

これいいねー!どうしたの?! と尋ねてみると、あそこから掘ったんだよ!と得意げな返事。

 

 

で、指差された方を見てみると…

 

 

おっとっとっと…(汗)

 

 

こ、これはバンペイユの根っこじゃないですか。しかも、根っこのラインに沿ってきれいに掘り出してあります…。笑

 

 

こんな太いやつも収穫されていました。写真右下の部分は引きちぎられています……。笑&涙

 

 

正直、これはかなーり微妙でした…。

 

 

で、私なりに悩みつつ子供達に話しました。これはバンペイユの根っこだね。根っこをあまり取っちゃうと木が枯れちゃうから、これ以上はやめておこうね、と。バンペイユの実は今年豊作で、今だいぶ黄色くなってきているところです。これから園児達が収穫して食べる、冬の楽しみの一つです。

 

根っこの発見、それをみんなで掘り出す楽しみ、そしてそれをままごとに使う喜び。すごく良い感じの自然な遊びなのですが、園庭で大事に育てている木でもあるので線引きが難しいんだよな、と思いました。林ではクズの根っこを引っ張って遊んだりしているので、その延長線上でこの遊びが展開したのかもしれません。

 

 

テラスには先日年長が近所の畑で掘ってきた大根が干されています。考えてみたらこちらは掘っても大丈夫な根っこ、というか、掘るために育てられた巨大な根っこ、ですね!笑

 

 

果物の皮も増えていました。たくあん作りの準備です。

 

 

・・・・・・・・・・・・・・

 

 

午前中の遊びが終わりましたが、園庭を年長児3人がうろうろしています。

 

 

遊んでいるのではありません。遊び終わった園庭を見回り、片付けのおもちゃを回収して片付けてくれているのです。

 

 

で、先ほどの4歳のままごとスペースがほぼそのまま放置されているのを発見…。(意図的に?なのかもしれませんが、 分かりません。)

 

ちょっとため息をつく3人。

 

「もう、出しっ放しが多すぎ!」とぼやいています。笑

 

 

でも、なんだかんだとっても楽しそうに片付けをしてくれました。

 

 

 

 

今日の園庭は青空に木漏れ日が最高で、片付けの風景もすごく豊かな時間な感じがしました。

 

 

保育園は、いろんな意味で子供達の根っこが育つ場所です。

 

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