保育園日記

秋晴れ

[令和3年9月21日]

連休明け、爽やかで気持ちのいい秋晴れになりました。

 

 

相変わらずコロナで不自由な毎日が続いていますが、保育園の子供達は幸せです。

 

 

だってこんなに気持ちのいい緑のなかで、毎日思いっきり遊べるんですから。

 

 

しゃがみ込んで、友達と語らいながら探し物。

 

 

きれいな落ち葉を集めたり、

 

 

きれいな実を見つけたり、

 

 

おなじみのセミの抜け殻に、

 

 

かわいいカタバミの花や葉っぱを摘んだりもしています。

 

 

「うわー、見て!この花すごいきれいだなー!」

 

そう言いながら興奮気味にヤブランの紫の花を摘んでいる子もいました。野の花を見てこんなにも嬉しそうにする子供の姿を見ると、なんだか胸にジーンとくるものがあります。子供達の自然を見る感性は、本当に豊かです。

 

これらの集めたものを使って、氷を作るらしいです。

 

え、、氷??(笑)

 

たぶん明日、写真をご紹介できると思います。(^^)

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

園庭に戻ると、

 

 

1歳児がチューチューワゴンで遊覧観光中でした。運転手と車掌は年長さん。

 

 

こちらの男子(5歳)は女子(3歳)に背中を押してもらっちゃってまーす。笑

 

「異年齢交流」と言うと堅苦しいですが、うちの園ではこうした光景が普通によく見られます。兄弟姉妹で在年している子も多いので、そこから自然に輪が広がっていくということもあると思います。

 

 

体も鍛えてますし!(3歳女子)

 

 

年長男子グループが虫かごを持って丸太の方へダーっと走っていきました。

 

 

協力して丸太をどかして何かを探している模様。

 

 

トカゲを捕まえたので、その餌を探しているとのこと。赤帽子の3歳さんも側で様子を見ています。

 

虫かごの中には確かに立派なニホントカゲの姿が。エサは基本的に生き餌(コオロギとかイモムシ系)です。果たして上手に飼えるでしょうか…。

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

お寺は昨日から秋のお彼岸に入りました。昔から「暑さ寒さも彼岸まで」と言います。お彼岸が来ると、暑い夏が終わり爽やかな秋が始まるのです。実りの秋。境内の自然も子供達の園生活も、充実の季節です。コロナの中ではありますが、子供達は毎日目を輝かせ楽しく過ごしています!

 

泥場づくり

[令和3年4月23日]

4歳の子供達が林で泥場づくりをしていました。

 

 

掘った土をふるいにかけ、残った根や葉は脇に捨てます。

 

 

木の根がはびこっていて掘るのが難しいのですが、集中して作業。足元の土はだんだんとサラッサラになってきています。

 

さぁて、どんな泥場ができるのか。そしてどんな遊びが展開されていくのか。

 

ワクワクしますねー。(^^)

 

 

と、同時進行で

 

 

 

あちこちで

 

 

さまざまな

 

 

料理が展開。

 

 

こちらは虫探しに夢中のようです。

 

 

彼らの今日の大きな収穫の一つ、トカゲ。写真だと分かりづらいですが全身メタリックのツヤツヤボディです。茶色の上半身に白いスジ、尻尾は鮮やかなブルー。ポピュラーなニホントカゲですね(多分)。トカゲはすばしっこいので捕まえるのがわりと難しいのですが、よく捕まえました。部屋に持って帰るみたいです。

 

ちなみに一緒に入っている緑の植物はカラスノエンドウです。野生のエンドウ豆。通称ピーピー豆と言います。笛のようにピーピー鳴らすことができるんです。食べるとお腹がピーピーになるわけじゃありませんよ。実際食べてもとても美味しい野草です。

 

 

めっちゃ気持ちのいい季節です!

 

 

カラッとした空気、暑くもなく寒くもなく、蚊もまだ全然いません。木々の新緑がまぶしく、草花が色づき、虫たちがあちこちで活動をはじめています。

 

敷地内では毎日ウグイスが鳴いていて、最近はツミも盛んに鳴いています。ツミというのは小さな猛禽類、つまりタカの仲間です。竹やぶにはフレッシュなタヌキの溜めフンもありますし。

 

ここは様々な野生動物が子供達と一緒にフツーに暮らす、東京23区の保育園です。

 

 

花まつり

[令和3年4月9日]

4月8日は花まつり、お釈迦さま(仏さま)のお誕生日です。1日遅れではありますが、今日子ども達とそのお祝いをしました。

 

 

各家庭から寄せられた花で花御堂(はなみどう)を飾ります。

 

 

お母さんのお腹の中に赤ちゃんを運んだと言われる白い象。そして花御堂の中には子どもの姿をしたお釈迦さまがお祀りされています。

 

 

年長の数名がお釈迦さまにお祝いの手紙を書いてくれたようです。みんなの前で発表しています。(年長)

 

私は年長の部屋にお邪魔して、お釈迦さまの誕生物語を語って聞かせることにしました。昨年に引き続き、園内では集会を自粛しています。なので花まつりのお祝い会もクラスごとです。

 

 

4・5歳が白象を牽いて本堂へ参拝。みんな嬉しそうです。

 

 

本堂でお釈迦さまにおめでとうを伝えた後、みんなで誓いの言葉を唱和します。

 

 私たちは仏さまの子どもです
 心も体も正しく強く
 いつも明るいよい子ども

 悪いことは すぐやめます
 道具は 大切にします
 生き物を かわいがります
 お友達と なかよくします
 一日に 一つ良いことをします

 

昔からずっと変わらない、仏さまと子ども達との大切な約束です。(^^)

 

 

 

一人一人お像に甘茶をかけてお祝い。

 

お釈迦さまがお生まれになった時、空に現れた龍が甘い雨を降らせて生まれたばかりのお釈迦さまの体をきれいに洗い清めてくれました。そして村一面には美しい花々が一斉に咲いたそうです。こうした言い伝えをもとに、花まつりの日には甘茶とたくさんの花を用意してお釈迦さまのお誕生をお祝いするのです。

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

あたたかな春の日差しのもと、園庭で元気に遊ぶ子ども達。

 

 

年長クラスでは最近、花の遊びが続いています。

 

 

集めた花びらをすりこぎで摺り、きれいな色水を作っていました。

 

 

壁際に小さな野草の花を見つけた女の子。毎日観察し水やりをしてくれています。  

 

園庭や境内に咲く春の花に、興味のアンテナがしっかりと向いている子ども達です。

 

新年度

[令和3年4月7日]

長らく更新がストップしておりましたが、園では変わらず楽しい日々を過ごし、賑やかに新年度がスタートしています。

 

 

丸太の山でゴリラのように遊ぶ新3歳

 

 

今日は特にこの小さい丸太がお気に入り。運んだり、転がしたり、並べて橋にして渡ったり…。

 

 

 

「園長先生、いい音がするよ。」

 

この子は抱えている細い丸太を足元の太い丸太打ち付けて、コンコンと響く音をずっと楽しんでいました。

 

 

4月2日には入園式をしました。まだ何かと不安要素が多いので、昨年に引き続き園庭での開催です。簡素な式典。本当は室内でゆっくりとやりたかったです。とりあえず雨にならなくてよかった!

 

 

遊具の上からその様子を眺めておしゃべりする新年長児。

 

 

そしてそして、昨日は恒例のタケノコ掘り。

 

 

こんなすごいヤツもいまっせ!

 

 

 

 

収穫に大満足。(^^)

 

 

今日はこいつらでたけのこご飯です。めっちゃ美味しいんですよ、これが!子ども達、本当にしあわせです。

 

 

 

「あれ?こんなところにタコ船長がいるっ!!」

 

シーーーーーン

 

見事にスベりましたね。まるで竹の木肌のようにスベッスベです。笑

 

タコ船長ってのはデイヴィ・ジョーンズのことですが、お分かりにならない方は映画「パイレーツ・オブ・カリビアン」をご覧ください。(^o^)

 

このページのトップへ