保育園日記

花まつり

[令和3年4月9日]

4月8日は花まつり、お釈迦さま(仏さま)のお誕生日です。1日遅れではありますが、今日子ども達とそのお祝いをしました。

 

 

各家庭から寄せられた花で花御堂(はなみどう)を飾ります。

 

 

お母さんのお腹の中に赤ちゃんを運んだと言われる白い象。そして花御堂の中には子どもの姿をしたお釈迦さまがお祀りされています。

 

 

年長の数名がお釈迦さまにお祝いの手紙を書いてくれたようです。みんなの前で発表しています。(年長)

 

私は年長の部屋にお邪魔して、お釈迦さまの誕生物語を語って聞かせることにしました。昨年に引き続き、園内では集会を自粛しています。なので花まつりのお祝い会もクラスごとです。

 

 

4・5歳が白象を牽いて本堂へ参拝。みんな嬉しそうです。

 

 

本堂でお釈迦さまにおめでとうを伝えた後、みんなで誓いの言葉を唱和します。

 

 私たちは仏さまの子どもです
 心も体も正しく強く
 いつも明るいよい子ども

 悪いことは すぐやめます
 道具は 大切にします
 生き物を かわいがります
 お友達と なかよくします
 一日に 一つ良いことをします

 

昔からずっと変わらない、仏さまと子ども達との大切な約束です。(^^)

 

 

 

一人一人お像に甘茶をかけてお祝い。

 

お釈迦さまがお生まれになった時、空に現れた龍が甘い雨を降らせて生まれたばかりのお釈迦さまの体をきれいに洗い清めてくれました。そして村一面には美しい花々が一斉に咲いたそうです。こうした言い伝えをもとに、花まつりの日には甘茶とたくさんの花を用意してお釈迦さまのお誕生をお祝いするのです。

 

 

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あたたかな春の日差しのもと、園庭で元気に遊ぶ子ども達。

 

 

年長クラスでは最近、花の遊びが続いています。

 

 

集めた花びらをすりこぎで摺り、きれいな色水を作っていました。

 

 

壁際に小さな野草の花を見つけた女の子。毎日観察し水やりをしてくれています。  

 

園庭や境内に咲く春の花に、興味のアンテナがしっかりと向いている子ども達です。

 

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