仕事再開
[令和2年6月9日]
社会生活の再開に合わせ、子供達も少しずつ仕事を再開しています。
2歳の水遊び。今日は暑いので冷たい水が嬉しいな!
水は冷たくて気持ちいいだけではありませんよ。自由自在に流れていく動き、キラキラした透明感、ピチャピチャいう音など、子どもにとって不思議がいっぱいの素材なのです。思い思いに、それぞれが水の感触を存分に楽しんでいます。
体操指導も再開しました。暑いけど、がんばろー!
満足そうな顔で、ゆったりと埋まってます。(^^)
ひんやり、ずっしり、サラサラ。砂も子供の心を豊かに育てる大事な教材です。
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子どもの数が増え、いつもの園風景が少しずつ戻ってきました。子供達の遊びはやっぱり楽しい。思いっきり遊ぶことが子どもの一番大事な仕事です。そしてその遊びを思いっきり支えるのが、保育園の一番大事な仕事です!
一方で、三密状態も確実に進行しています。頭を悩ませながらの毎日です…。
プール開きと、木の実たち
[令和2年6月5日]
本日プール開きをしました。プールに仏様をお飾りし、みんなで一緒に手を合わせ、この夏の水遊びの安全を祈願しました。
と言っても、6月中はプールはできません。区内の公立保育園はコロナの影響で6月一杯プールを中止。私立保育園もそれに準じた対応をして欲しいと区から要請がありました。プール自体が感染拡大の要因になることはないと言われていますが、社会全体の感染状況がまだ落ち着きませんので、当園でも6月一杯は活動を見合わせることにしました。
今日は暑かったので、早速飛び込みたいっ!のに残念…。仕方なく手を入れてみます。ひや〜、冷たくて気持ちいいー!!、とみんな大喜び。(^^)
早くプールができるようになりますように。 ナムナム
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ところで園庭には色々な実が生り始めています。
こちらはスモモ。昨年10月に子供達と一緒に植樹しました。まだ植えたばかりの小さな苗木なのに、なんと今年いきなり3つも実が生っているではないですか!
と喜んでいたら、子供がいじって一つもげました…。笑)仕方ないのでお部屋で追熟を試みましょう。こりゃ来年の実りが楽しみになってきましたよー。毎年スモモ祭りでもやりますか。
こちらはヤマモモ、2代目です。初代が一昨年秋の台風で倒れ、救出作戦も虚しく枯れてしまいましたので新しく植え直したものです。これも植樹2年目ですが、わりとよく実をつけてくれています。
ヤマモモは実が大量につくので、毎年子供達の素晴らしい遊び相手になってくれます。もちろんジャムやジュースにして食べることもできます。
こちらは栗。花が満開です。これは寺の敷地内で種から育った木です。子供達と掘り出して園庭に移植しました。去年しっかり実がつくようになり、今年は収穫が一層楽しみな状況です。でも、大きな栗の木の下であなたと私がなかよく遊んでいると、頭にイガ野郎が落ちてきて「イテーがな、このヤロー!」となっても困るので、状況を見ながら対策を講じていきたいと思っています。
と、こんな風にいろんな木や植物に囲まれて日常を過ごしている園児にとって、木の実や木の葉、花びらなど、すべてが大切な遊び仲間です。
紫陽花の花を摘んで「これはね、お花だよ。」と会話を楽しむ3歳児。
葉っぱや花びらで料理のバリエーションも広がります。
色彩や手触りは子供の五感を刺激し
形や匂いでさらに子供の脳みそを刺激します。
これは子供達がアスパラガスと呼んでいるもので、コブシの木の実の若いやつです。色や形、サイズ感などが絶妙で子供にとても人気があります。おままごとにもちょうど良い。ポキっと割ると、ちょっと柑橘系な感じのいい匂いがします。
4歳はブルーシートを広げて桑(クワ)の実狩り。背が高くて苦労していましたが、一人最低一粒は食べられたようです。甘くて美味しい、と子供たち満面の笑顔。
採れた実を見せてくれました。ツブツブのやつが桑の実です。
丸くてツルツルしてるのはソメイヨシノの実、つまり「サクランボ」です。ソメイヨシノは実がつかないと思われていますが、うちの木は毎年こんなふうに実をつけます。こいつは渋すぎて食べられません。でも、潰すとものすごーくきれいな紫の色水を作ることができます。
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園のコロナ対策に各ご家庭が本当によく協力してくださり、6月の園児数は毎日50〜60%程度で推移しています。早くみんなで思う存分遊べるようになりたい気持ち山々ですが、なかなか見通しが立たず不安も募ります。
とにかく今は登園した子供たちと一日一日を大切にし、季節に触れて楽しんでいきたいです。
命の鐘アクション
[令和2年5月24日]
緊急告知【 命の鐘アクション ~鐘に願いを込めて~ 】
本日午後7時、全国のお寺・神社・教会が一斉に鐘を鳴らします。妙福寺でも5つの思いを込めて本堂の鐘を鳴らすことにしました。宗教宗派を超えて共に祈りましょう。
<5つの思い>
1)医療従事者と、それを支える保育者への感謝
2)家族への感謝
3)生かされているいのちに感謝
4)新型コロナウイルスの終息
5)未来への希望
#命の鐘
#Thanks for your Courage
#みんなで鐘を鳴らそう
#医療従事者への感謝
#家族への感謝
#生かされているいのちに感謝
#新型コロナウイルスの終息
#未来への希望
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運動遊び研修
[令和2年5月22日]
東京都では、緊急事態宣言のもと登園自粛の要請が続いています。ゴールデンウィークが明けてからも多くの家庭が自粛に協力してくださり、園児数は毎日30名前後で推移しています。
4月は職員にも自宅待機日を設定し慎重に過ごしてきましたが、5月以降は通常通り全員出勤の体制にしています。園児が少なくても、園としてやるべき仕事がたくさんあるからです。自粛中の園児家庭への支援策の一環として園から毎日動画を配信していますし、保育教材の整理選別や園内の環境整備、職員マニュアルの確認と読み合わせ、保護者との色々なやりとりを想定したロールプレイ研修など、毎日様々なことを行なっています。昨日は、その一つとして「運動遊び研修」を行ないました。
例えば跳び箱やマットを使った遊びのコツ。マットの上をゴロゴロ転がってみたり、四つん這いで歩いてみたり…。
例えば園庭にある丸太を使った遊びのコツ。丸太の上をまっすぐ歩いてみたり、カニ歩きしてみたり、後ろ歩きしてみたり…。
ジャージ姿は、日頃園児に体育指導をしてくれているスポーツクラブの先生方。登園自粛で体育指導を休止する代わりに、保育士達への指導をお願いしました。
環境設定の仕方、具体的な遊びの内容、それに伴う注意点など、実践を交えて教えてもらっています。同じ一つの遊具・用具でも、使い方次第、遊び方次第で様々な体の動きを経験することができます。その経験の多さが、子供の身体コントロール能力の向上に、ひいては心身の健全な成長発達に大きく影響してくるわけです。
とにかく大事なことは、まず子供が自らやりたくなる環境を作ることでしょう。子供が「楽しい」と感じながら取り組み、「できた」という達成感や満足を味わい、「もっとやってみたい」と自ら意欲を燃やし挑戦する環境を作ることです。それは遊具や用具がただそこにあれば良いというわけではありません。保育士から子供への声の掛け方、子供の気持ちの受け止め方、活動を見守る時の保育士の表情や態度など、いわゆるソフトの部分が非常に重要になります。時には保育士自身の物の考え方や遊びの捉え方を根本的に変えないとダメなこともあります。だからこういう研修はとても大切なのです。
園では常に、どういう環境を子供達に提供していくべきかを考えています。子供の姿をよく観察し、子供の気持ちに寄り添い、適切な時期に適切な遊び(学び)の環境を設定することが保育の重要な仕事だからです。日常の何気ない遊びの中に、様々な「教育」を織り込んでいくわけです。保育園の環境づくり、そして保育士一人一人の環境づくりへの意識が、子供の心身の成長発達に大きな影響を与えます。だから保育は楽しく、同時に、奥が深くて難しいものでもあるのです。
大の大人が真面目な顔して遊んでおります。笑
この時期にこういう研修をできるというのは、例年ではまずあり得ません。ある意味これはコロナがくれたプレゼントですね。より良い環境を子供達に提供するため、職員は皆コロナに負けずがんばっています!(^0^)
子供の運動発達の重要性については過去に何度か書いてきましたが、改めてこちら↓をお読みいただけたら嬉しいです。
・投げる(平成29年2月の記事)
・立ち漕ぎ(平成29年8月の記事)





















