漁師
[平成30年3月7日]
「僕たちは、漁師だよ。」と言って遊ぶ年長男子。
漁師にとって網や綱は大切な仕事の道具。緩みやほつれが無いかよく点検し、必要があれば丁寧に繕い作業を行います(?)。「今日は魚がいっぱい獲れた」と報告してくれました。
ちなみに、この日記によく書くことではありますが、縄跳びの紐を色んなところに知恵の輪のように結びつけて遊ぶのは、うちの園児の伝統です。あんな遊びやこんな遊びもよく見かけます。子供達は遊びながら自分で工夫を重ね、さらに遊びを深めていきます。
年長クラスでは運動会のソーラン節から2月のごっこ遊びの大漁レストランまで、漁師にまつわる活動が展開されていました。男子はすっかり海の男?。遊びの中でも漁師魂が疼くのかもしれません。
漁師ごっこは、泥場を耕し箒でならす謎の遊びと同時進行で続いていきました…。
その後、それまで一部の子が遊んでいたドッヂボールに年長全員が合流した模様。
担任やパートさん、実習生も入って本気モードの試合展開に。やるなら大人も本気がいいですね。
闘魂を燃やす年長男子。子供の速球で大人がやられたり、大人の本気ボールで子供が一網打尽にされたり。盛り上がっていました。
保育園最後の日々を、名残を惜しむように遊ぶ元気な子供達です。
職人?
[平成30年3月7日]
3歳、忙しそうに遊んでいます。
ストライダーから降りればいいのに、降りずに作業に没頭。まるで買い物先の道ですれ違った奥様同士が、自転車を降りればいいのに、降りずに振り返った姿勢のまんま30分くらい立ち話しているような状態です。あ、それってこの近所でかつてよく見かけた光景ですが、最近はどうなんでしょう…?(^^)
確かに、夢中になるくらいいい感じ。(^^)
こちらは、またなんとも……
場所を定めて並べ始めました。
黙々と作業を進めます。
まるで建築現場か土木作業の職人の仕事を見ている気分になってきました。
満足気です。
うーん充実。でも…、何を作ったのか私にはちょっと分かりません。この後、更にしばらくこの子の遊びは展開していきます。緑のトロッコの車輪をこの台に乗せてはめ込んでみたりしていました。あ、ひょっとしてストライダーの駐輪場を整備してくれたのかな?!
作業を最後まで見届けられなくて、ごめんなさい。
干し芋
[平成30年3月5日]
3月3日はひなまつり。当日が土曜日でしたので、今年は前日の2日(金)にひなまつり集会を開きました。各クラスで作ったお雛様を紹介し合い、その後、着物に着替えて帯締めたちょっと大きめ「リアルお雛様」が楽しい劇と踊りを見せてくれました。
その日、ふとテラスを見ると何やら怪しげなものが…。
干し芋です。4歳の子供達がお部屋で手作りしました。芋をふかして、切って、天日干し。
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2月の焼き芋大会の日に子供達の間で焼き芋遊びが自然発生し、その後の林遊びでもその続きが展開していました。
焼き芋大会の傍らで自然発生した焼き芋遊び(2/8)
その後、林遊びでグレードアップした焼き芋遊び(2/16)
「中が黄色で外は紫なんだよ」と教えてくれました。まるで本物です。
そして、
その日に寒いだろうということで用意したおやつがこちらでした。
干し芋です。七輪で炙っていただきます。
日向でお茶と一緒に干し芋を頬張る女子。
これが子供達に予想以上に大好評、「美味しい!」と。
そこで、みんなで作ってみようという話になりました。
子供達の中から自然に生まれた芋の遊びが、その後約3週間にわたって発展してきたことになります。
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さて、ひな祭り集会の後。子供達が食べる前にこっそり一つつまみ食いしました。甘みがギュッと凝縮して最高においしいです!(^0^)
簡単に作れてとっても美味しい干し芋。遊んで、手作りして、味わって。子供達にとって最高の活動です。これから冬の定番になるかも?!
ドッヂボール
[平成30年2月21日]
さて、本日は毎年恒例となりましたドッヂボール大会。妙福寺保育園と西大泉保育園の年長クラスの交流試合です。両チームとも青い絞り染めTシャツを着ているので分かりにくいのですが、緑の帽子が妙福寺、青い鉢巻が西大泉の子供達です。
昨年12月に妙福寺の園庭にて1回目の交流試合を行いました。年が明けて今度はこちらが西大泉保育園の園庭にお邪魔して2回目の試合です。前回負けて悔しい思いをしたうめ組の子供達、その後の活動の中で日々楽しみながらドッヂボールの腕を磨いてきました。果たして結果はいかに?!
礼に始まり礼に終わる。本日はよろしくお願いします。
こちらには腕のいいプレーヤーが数人いますが、
あちらもやはり同様です。
速球で敵を攻め落とすのが得意な子、巧みな身体さばきで逃げるのが得意な子、それぞれの得手不得手があり、それぞれの楽しみ方があります。
応援するのもまた楽し。
そして…
3セットマッチ。いずれも僅差の大接戦となりましたが、結果は2勝1敗で妙福寺保育園の勝利! 前回の雪辱(?)を果たしたうめ組の子供達です。バンザーイ!(^0^)
楽しい試合の後、暖かいお部屋でたいよう組のお友達(左側)が歌のプレゼントをしてくれました。
最後はトンネルで見送られ。
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勝てば嬉しく負ければ悔しいのが「試合」とか「ゲーム」というもの。結果がはっきりと出てしまうので苦しい部分もありますが、勝ち負けにこだわり過ぎず何でも前向きに捉えられるのが幼児期の子供の素晴らしさです。勝負があるからワクワクした気持ちで臨むことができ、対戦相手がいるから目標を持って頑張ることができます。勝っても負けても楽しい交流試合。相手(仲間)がいるというのは幸せなことですね。この会が今後も続くことを願います。
ゲームの後、西大泉の子供達が声をかけてくれました。「こないだ妙福寺保育園の園庭で遊ばせてもらったから、今日はうちの保育園で遊んで行っていいよ!」と、みんな嬉しそうに誘ってくれます。心が温かくなりました。子供達に導かれ、うちの主任は大喜びでスイートハウスの中に入って遊んでおりました。……って、あんたかい!笑)
西大泉保育園たいよう組のお友達、ありがとう!\(^0^)/