保育園日記

勝先生

[平成17年4月25日]

本園の2代目園長、勝孝子先生(73歳)が亡くなられました。

葬儀日程は以下の通りです。

通夜・4月26日(火) 午後6時00分より

葬儀・4月27日(水) 午前10時30分より

場所・本應院(妙福寺檀信徒会館)(テニスコート隣)

練馬区南大泉5-7-20   TEL03-5947-7676

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勝先生は、本園創立間もない頃から40年以上の長きにわたって お勤めいただきました。

保母、主任保母を経て園長に就任され、 17年間園長として本園の護持発展に尽力され、 子ども達の豊かな育成に努められました。

平成13年に私が園長を継いだ後も副園長として毎日出勤し、 私をサポートしてくださり、園の実務を担ってくださいました。

平成14年、初代園長(私の祖父)の葬儀の際、 境内巡回中に転倒し大腿骨を骨折。

以来体調を崩され、入院生活を余儀なくされました。 一昨日深夜、眠るように息を引き取られたということです。

保育園の歴史の多くは勝先生によって作られ、 守られてきたと言っても言い過ぎではありません。 個性の強い先生でしたから、それぞれに色々な思い出を お持ちの方がおいでになることと思います。 ケジメを重んじる厳しい面をお持ちの先生でしたが、 一方で慈愛に満ち、温情に溢れる温かい先生でもありました。

今でも「昔、勝先生に本当にお世話になった」という話を 聞かせてくださる方が沢山あります。 私自身にとっても、先代園長であると同時に 「第2のおばあちゃん」のような特別の存在でした。 勝先生に大切に育てていただいて、今の私がここにいます。 そして勝先生に大切に育て守られて、今の保育園がここにあります。

勝先生はこの保育園の一部であり、これから先も私達とともに 生きて行く大切な存在です。 通夜葬儀の導師は私が勤めさせていただきます。 心を込めて送りたいと思います。

勝先生、本当にありがとう。そして、さようなら。

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