保育園日記

誕生会

[平成19年2月28日]

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報告が遅くなりましたが、 16(金)に2月の誕生会を行いました。

2月16日は善日麿(日蓮)様のお誕生日ですので、 今回は善日麿様の降誕会も合わせて行いました。 2月15日がお釈迦様のご命日。 そして、翌日2月16日が日蓮様のお誕生日。

時代は違いますが、日蓮様はお釈迦さまの 生まれ変わりなのかもしれないと言われています。

で、2月の誕生会は盛りだくさんの内容でした。 今月の出し物は4歳さくら組と5歳うめ組の劇です。

12月のお遊戯会の演目を配役を変えて再演しました。 4歳さくら組は「こびとのくつや」 5歳うめ組は「成道会」 どちらもお遊戯会の時の演技に負けないくらい 立派な姿で演じ切ってくれました。

観客は在園児のみでしたが、演じる子供達の表情は やはり緊張気味で、まさに真剣そのもの。 そして終わった後はどの子もみんなとても満足げで 生き生きとした表情をしていました。

その姿を見て改めて感じました。 私たち大人は舞台の大きさを気にしますが、 子供達にとってはどの舞台でもその都度真剣で その価値に変わりはないのだということを。 だからこそ、それぞれの子がそれぞれに輝ける舞台を 色々な機会にこしらえてあげることが大切であり、 また、それを子供達とともに喜び合うことによって 子供達の心は満たされ、健やかでいられるのだということを。

それと、今回特に驚いたことが一つ。 誕生会は10時から始まったのですが、全てが終了したのは なんと12時近くになっていました。 つまり約2時間の長丁場です。 にもかかわらず、2歳、3歳の子供達は 特に飽きて騒いだりすることもなく、 きちんと座って出し物の観覧に集中していたのです。 妙福寺の子供達は人の話をきちんと集中して聞くことが 出来ますね!、と驚かれることがよくあるのですが、 さすがにこれには私自身が驚きました。 日頃の訓練の成果でしょうか?(笑)

あっぱれ、ひよこ組、ちゃぼ組、すみれ組。

子育て学習講座

[平成19年2月16日]

ご縁をいただき、2月14日のバレンタインデーに 区の教育委員会の事業の一つである 「子育て学習講座」の講師として出向してきました。

区役所の交流会場で行われたのですが 当日雨だったにもかかわらず、 40名ほどの人がご参加くださいまいました。 本園の園児の保護者の方もお見えくださいました。 ありがとうございました!

1時間という短い時間でしたが、 私が僧侶として、園長として、そして父親として 今感じている大切な子育ての心をお話しさせていただきました。

子供の心は大人の導きによって形作られていくものです。 日常のちょっとした場面での、子供に対する私たちの 言葉掛けや、見せる姿、表情の一つひとつ。 どれもその場で消えてなくなっていくものではありますが、 そこから子供は様々なことを感じ、 それらを積み重ねて自らの心や人格を形成していきます。 子供が、どんなことにも感謝し幸せを感じながら 良い人生を送ることができるようになるかどうかは 大人の導き次第なのです。 そのためには私たちが大人が、己をしっかりと見つめ、 また「幸せとは何か」を絶えず問いかけながら生きていかなければ ならないのだと思います。

子供の幸せを願うと、結局自分の生き方を見直さなければ ならないんですね…。 やっぱり、子育ても仏教ですな。

参加募集のチラシ(PDF)

お店やさんごっこ

[平成19年2月15日]

7日、8日と、2日間にわたってお店やさんごっこが行われました。 今年のテーマは「ワールドツアー!」 各クラスが様々な国をテーマにしたお店を開きます。

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さくら組はドイツ。サッカーゲームと飛行機作りのお店です。 すみれ組は日本。スリル満点の忍者体験。 プレイルームはアフリカ。美味しいどうぶつクッキーがいっぱい。 ひよこ組は韓国。演芸場?劇場?芝居小屋…? うめ組は中国。手作り餃子とラーメンの中華レストランです。

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午前10時、チャイムと同時に機長のアナウンスが入ります。 「当機は間もなく最終の着陸態勢に入ります。目的地の天候は晴れ。 視界は良好。どうぞ楽しい世界の旅をお楽しみください。」 その後、美しいキャビンアテンダントの説明を受けて、 いよいよツアー開始です!

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例年通り、異年齢児が複数で家族を構成し、 家族単位で各お店をまわります。 1日目に店員さんだったお友達は、2日目にお客さんになっって楽しみます。

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年長児がお父さんお母さんの役目を良く果たし、 小さい子のお世話をしながら、お金を使っての お買い物やゲームを心から楽しんでいるようでした!

節分

[平成19年2月3日]

今日は節分です。

保育園では1日(木)に節分会を行いました。

各クラスそれぞれに個性的な鬼のお面を制作し、 そのお面をかぶって豆まきをしました。 園庭で走り回って鬼退治をした後、 各クラスごとに盛大に豆まきをしました。 豆まきは縁起物ですので、掃除が大変などと言ってはいけません。 じゃんじゃんまいて、しっかり掃除をしました。

今日(3日)は土曜日ですのでお休みの子が多いのですが、 登園している園児だけでお寺の節分会に参加しました。

100名以上の檀家さん達と一緒に本堂に上がり法要に参列します。 お寺の節分法要は一年の身体健全を祈るご祈祷で始まります。 しばらくの読経の後、一人一人お経の巻き物を頭にいただき 今年一年の神仏のご加護を祈ります。

その後、年男年女による豆まきです。 豆をたくさん拾った子、お守りやお札を拾えた子、 金の大黒さんや湯飲み茶碗などの景品が当たった子もいました。 どの子もみんなとても嬉しそうな表情でした。

ところで、豆まきは本来は夜に行うもののようです。 立春(2月4日)の前日、つまり晦日の夜に厄を払い、 新しい春を迎える準備をするための季節行事なのです。 我が家(園長宅)では、夕飯の後に家族で豆まきをしました。 部屋の窓を開け放って、思い切り豆をまきます。

正直に打ち明けると、掃除はちょっぴり大変です…。 でも、子どもと一緒に盛大に豆まきをすると 不思議とスッキリした気持ちになります。 家族が一つになって心を込めて厄を払い、 また新しい春を迎えるんだな、ありがたいな、がんばろう。 そんな気持ちになるのです。 今まで豆まきをしていなかった方は、 ちょっぴり覚悟を決めて思い切り豆まきをしてみてください。

節分は、とてもすがすがしい行事です。

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