最終日
[平成19年3月31日]
今日は今年度の保育の最終日です。 でも土曜ですから、実質的には昨日が保育終了でした。
年長さん達とも本当のお別れです。 月曜からはいきなり学童保育に通う子もいます。 子供達にとって試練の時ですね。
この時期は子供も不安が一杯です。 ご家族はできる限り、いや、かなり無理してでも 子供のそばに一緒にいてあげて欲しいと思います。
「安心」こそが、子供達の生きる力の一番の源です。 そして保育室は夜の間に一気に模様替え。 新年度の準備が整いました。
先生達もラストスパートで頑張りました。 月曜からは新入園児がやって来ますし、 在園児も新しい保育室での保育がスタートします。 気分一新、新しい1年が始まります。
新年度は新任保育士が4名、栄養士が1名入ります。 明るく元気でフレッシュな姿が、園にとって良い刺激となることでしょう。
彼らは昨日はじめて仏教保育の研修会に参加して来ました。 保育の仕事もはじめて、仏教の教えに深く触れるのもはじめてです。 温かく見守り、育てていきたいと思います。 (保育室では経験豊かな保育士と組んで担任をしていきますので、 保護者の皆様はどうぞご心配なく。)
境内のさくらは満開です。 山桜の白、ヨシノの薄いピンク、 そして少しずつ咲き始めた枝垂の濃いピンクと、 三色のグラデーションがとてもきれいです。 入園式までもってくれるといいのですが…。
妙福寺の枝垂れ桜は練馬区の素敵な風景100選に選ばれました。 妙福寺の境内は、以前「ねりま百景」にも選出され、 絵葉書などになったこともあります。 地域の方々に親しんでもらえるのは嬉しいことなのですが、 寺の境内は公園ではなく「祈りの場」ですので、 参拝・散策はお静かにお願いします。
きりたんぽ鍋
[平成19年3月18日]
卒園式を終えてリラックスムードの年長さん。 16(金)に鍋の会を行いました。 秋田名物「きりたんぽ鍋」です。
保育園がいつもお米を買っている秋田の農家から 「きりたんぽの試作品ができたので食べてみて」と、 パックに入ったきりたんぽが送られてきました。
早速、夜の職員会議できりたんぽ鍋を作って試食。 これが非常に美味。 すぐに、園児と一緒に鍋を囲む企画が持ち上がりました。
保育園で先生と子供が一緒に鍋を囲むなんて なかなか無いこと。素敵じゃないですか。 どうせなら囲炉裏を囲むような雰囲気がいい! ということで、床に座って鍋をやることになりました。
テーブルの足を折り畳んで一応「囲炉裏」に見立て、 その上にガスコンロ、土鍋、具材が並びます。 一つの囲炉裏に先生を含めて5〜6人。 全部で7つの囲炉裏ができました。
ちなみに7つの土鍋はそれぞれ職員が 自宅から持ち寄りました。
きりたんぽを知らなかった子ども達。 「ちくわ?」という声も聞かれました。うん、似てるなぁ。 鶏肉、つくね、油揚げ、舞茸、豆腐、人参、白菜、ねぎ、そしてきりたんぽ。 鍋からもうもうと湯気が上がると、子ども達は歓声を上げていました。 やっぱりきりたんぽが子ども達にも好評。 美味しい美味しいとお代わりをして食べていました。
最後はお汁をお代わりして大満足。 体がポッポと熱くなり、みんなシャツを一枚脱いでいました。
子ども達から「何だか家族みたいだね」という声。 確かにそれぞれの囲炉裏が、一つの家族のような ちょっと温かくて和やかな雰囲気。 一人一人にお代わりをよそってあげている先生の姿が お母さんのように見えました。 今回実施してみて反省点が一つ。
それは食器がコレールだったので熱い汁物をよそると 熱くて持てないといういうこと。 やはりきちんとした木製のお椀じゃないとダメですな。 冬の定番となりそうな鍋給食のためにお椀を買い揃えておくかな。
園庭ではコブシの花が咲き始めました。 白いきれいな花がたくさん咲いています。 年長さんとはもうすぐ本当のお別れですね。 ちょっぴり切ない春の訪れです。
卒園式
[平成19年3月14日]
10(土)に卒園式が行われました。
今年は29名の園児が、この妙福寺から巣立ちます。 果たして私たちは子供一人一人の心の中に、 しっかりと仏の種を植えることができたのでしょうか。 いや、種はきっと初めから植わっているのです。 その種にしっかりと栄養を与えることができたのでしょうか。 全力を尽くしました。 不安ではありますが、あとは信じるしかありません。 一人一人芽を出す時期も違えば、育つ早さも違うでしょう。 でもみんな「仏の子」として立派に歩んでくれると思います。
うめ組のみんな、卒園おめでとう!!
卒園式のリハーサル
[平成19年3月6日]
いよいよ卒園式が近づいてきました。
昨日、式典の総リハーサルが行われました。 合掌の姿、挨拶の仕方、お別れの言葉、お別れの歌。 どれをとっても年長さんは本当に立派です。 リハーサルは順調に進みました。
ただ、ここに来て職員が体調を崩しています。 風邪とインフルエンザで次々とダウン。 年長の担任もダウン。 卒園式でピアノを担当する先生までもダウン…。 卒園式までにはしっかり回復して欲しいです。
リハーサルではピンチヒッターとして主任がピアノを担当。 無難にこなしはしましたが、本人は大分焦ってました。笑
リハーサルの後は、お昼から新入園児の面接。 それぞれのご家庭とお話ができ、ひとまずホッ。
そして夜は謝恩会の出し物の練習。 う〜ん、忙しい一日でした。 ところで2005年3月の記事を見ると リハーサルの日は雪景色…。 子ども達は皆ジャンパーを着込んでいます。
今年はシャツ一枚でも平気なほどでした。 暖冬、本当に心配ですね…。