節分
[平成28年2月4日]
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しっかり鬼を退治して、
お汁粉をいただきます。
節分の鬼は子供達にとってどんな存在なのでしょう。鬼のお面を子供達は誇らしげに被っています。鬼は強さや逞しさの面で憧れの存在のようです。その一方で本物の鬼が出るのを怖がって朝からブルーになっている子もたくさんいます。鬼は恐怖の象徴でもあります。強くて逞しくて怖い。鬼もなかなか大変です。
鬼は魔物です。魔物を払い清々しく春を迎えるための節目の行事が節分です。鬼は本当にいますね。内にも外にも。私達のふとした気の緩みや心の隙間に鬼が入り込み、色々な悪さをするのです。「鬼なんていないよ。」そう言っている人が実は鬼だったりすることもあります。悪い鬼につけ入る隙を与えず、気を引き締めて歩いていくこと。内も外も正しい心で律していくこと。そういう気持ちを大切にしたいものです。そこには必ず福が来るはずです。節分は素晴らしい行事です。
子供達は保育園で節分の豆まきをした後、お寺の檀家さん達が大勢集まる本堂の節分会に参加し、身体健全を祈願してもらいました。心も体も正しく強く、いつも明るい良い子どもでありますように!
林のお店やさん(後編)
[平成28年2月3日]
今日は節分です。
……が、その前にお店やさんの「後編」をアップします!
しばらくすると年長組のお友達が林に到着。さあ、お買い物のスタートです!
まずはやはりカラフルな商品が人気の様子
いらっしゃいませ、いらっしゃいませー!
値引き交渉も飛び出します
買いたい品物が決まったらレジに並びます
杉の皮で作った千円札に、
レジの中には石ころの五百円玉、どんぐりの百円玉。
ところで、今回の素敵なお金がどうやって決まったのかを少しお話しします。
今回のお店やさんは年中の活動ですが、買い物用のお金は年中ではなく年長が準備するということになりました。そこでまず年長児が事前に林に行ってお金に使えそうな素材を色々と集めてきました。そしてどれを使えばいいかを年長児だけで話し合い、その結果を年中の子供達に向けてプレゼンしてもらったのです。年中がその内容を了承し、年長クラスでお金作りが始まりました。子供同士で相談を重ねて決定したオリジナルのお金たち。とっても素敵なものになりました。買い物気分を盛り上げてくれる、重要な小道具の一つです。
一通り買い物が済んで物欲が満たされた後、それまで比較的空いていた釣り堀が繁盛し始めました。人間の心理を垣間見るような面白い展開です。(^^)
買った商品を友達と楽しそうに見せ合いながら、しばしくつろぐ年長児。
ちなみにこちらが私のゲットした商品です。左から踊る松ぼっくり人形、木の実と枝のクッキー、レターセット、宝石、そして一番右はお釣りと一緒にもらったレシートです。
年中の子供達、大満足です。遊びの中で自ら提案し工夫を重ねて作りためた商品が、飛ぶように売れていきました。でもたくさん作りすぎて売れ残ったものもあったようです。これをどうするか、また話し合いながら進んで行くことになるでしょう。
今月は園全体のお店やさんごっこも行われます。年中さんの今後が楽しみです!
杉の木
[平成28年2月2日]
昨日年長が林から切り出した杉の木が、テラスの軒先に置いてあります。午前中の穏やかな日差しの中、1歳クラスがのんびりと遊んでいました。
杉の葉を摘んで匂いを嗅いだり、丸太の皮を剥いてヒラヒラさせたり、砂と混ぜておままごとに発展したり。楽しそうによく遊びます。
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その傍らで年中さんが体操をしています。
青空で気持ちがいいな、ピョンピョンピョン。
リース
[平成28年2月2日]
子供達と一緒に作れたら楽しいなぁと思い、サンプルで作ってみました。(園長自作)
見よう見まねの自己流ですが、なんとなくそれっぽくなりました。もちろんすべて林の素材です。クズの蔓で土台を作り、昨日切り倒した杉の木から葉っぱを摘み取って差し込んでいき、林で拾った松ぼっくりを針金で付けました。いかがでしょう?
サイズをもっと小さくして、土台も簡単な方法を工夫すれば、子供達も楽しみながら作ることができそうです!