秋の味覚
[平成28年9月5日]
「園長先生、栗、拾ってきた。」
「わ、ほんとだ!すごいね!大丈夫だった?チクチク痛くなかった?」
「うん、足でやった。」
素晴らしいです。皆さんご存知でしょうか。栗拾いはイガが痛くて素手では危ないんです。なので靴で広げて栗を出します。それを知っている2歳児、なかなか素敵です。
山栗(柴栗)。採りたて?拾いたて?の初モノです。(茹でたので少し黒くなっていますが。)午前中に2歳クラスが林へ遊びに行き、どんぐりと一緒に拾ってきました。おお、もう拾えたか!と思わず感動。ここ最近自分自身が林へ行っていなかったので、不意をつかれました。
林の山栗は近年の妙福寺保育園の秋の味覚です。ということで、早速おやつにいただくことにしました!
茹でた山栗を半分に切って、
スプーンですくっていただきます。
中には噛んで食べる子もいます。(^^)
粒が小さくて少し固いので、スプーンですくい取るのがなかなか難しかったりします。でも、どの子も黙々と、夢中でしっかりと食べています。山栗はとても甘くて美味しいんです。
「栗、おいしいね。」 と、ある子が言いました。
「甘かった?」 と、私が聞きました。
「うまかった。」 と、別の子が答えました。
「うまかったか!」 と、まわりの大人達が笑いました。
和やかなおやつのひと時。
きれいに食べました。
今年の2歳クラスの子達が、拾った山栗をこうしてまともに食べるのは今回が初めてだと思います。次に林に行くと、きっともう栗が気になって仕方ないでしょう!