選ばれる保育園?
[平成28年9月18日]
日経DUALというWEBサイトに、妙福寺保育園の記事が掲載されました。
日経DUAL WEBサイト
「選ばれる保育園を訪ねて」 〜 悩む親が世を変える! 叱咤激励で親を支える仏教園 〜
こうやって記事になったものを改めて冷静に読ませていただくと、園のスタンスというか園長としてのスタンスというかが「大分しつこいかな〜?」と不安になったりしますが(苦笑)、まぁ普段から考えて真剣に取り組んでいることをそのままストレートに記事にまとめてくださったので有難いです。
今の日本は子育てにやさしくない社会です。とにかく経済最優先で、子どもが犠牲になり、子育て中の親が肩身のせまい思いをする社会。子どもは宝なのに、子育ては人間の最も大切な尊い仕事なのにです。そんな社会に明るい未来が来るはずないと思ってしまいます。
保育園は、子どもの素晴らしさ、子育ての素晴らしさを改めて大人に気付かせ、立ち止まらせ、振り返らせる場でなければなりません。親が変わり、社会の大人たちの目が変わり、人間の最も大切な仕事である子育てが、誇りと喜びのなかで尊ばれる社会を作らなければなりません。妙福寺保育園はまだまだ足りないことばかりですが、それをいつも訴え、子を支え、働く親を支え、一緒に歩いていきたいと思います。
テント
[平成28年9月14日]
年長、ただいまコツコツと作業中。それは……。
林のテント作りです。
今月の年長の林活動は「キャンプごっこ」。お泊まり保育の楽しかった思い出を噛みしめながら、林でテントを作ってキャンプごっこをしようというもの。例年はダンボールやカラーポリなどをふんだんに使ってテント作りをしてきましたが、今年は出来る限り自然物で作るということにチャレンジしています。
職員が研究を重ね、木、丸太、ロープ、角材、麻紐、蔓などを使ってテントの骨組みを作りました。できるだけ自然に近いものを利用します。
そして、子供達が屋根を葺いていきます。屋根材のメインは笹。林の片隅にある笹藪からどんどん刈り取って、クズの蔓や麻紐などで作った横桟に交互に編み込んでいきます。
いい感じの屋根になってきました。
大人も笑顔。(^^)
中に入るとこんな感じ。(未完成ですが)
全部で3張り作成中。さぁ無事に完成するでしょうか。どんなテントができあがるかな?そして、どんなドラマが生まれるでしょうか。ワクワクドキドキのテント作り&キャンプごっこです。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
曼珠沙華(ヒガンバナ)が咲きました。
少し涼しくなって、林の遊びが充実する季節に突入です!
ワニ
[平成28年9月7日]
台風の影響でしょうか、午前中ザーッと雨が降り、園庭に大きな水たまりができました。
すると、水たまりに突如ワニが発生。ぎゃー!
クロコダイルは凶暴なので危険です。ぎゃー!
ん??
実はワニの頭の置物でした。オーストラリアのお土産屋さんで見つけて買ってきました。水に浮くので、濁った水たまりに浮かべるとかなりリアルです。子どもたちは大喜び!
妙福寺ワニ園。
なんか、もっといっぱい買ってくればよかったな〜、別送品にして。
秋の味覚
[平成28年9月5日]
「園長先生、栗、拾ってきた。」
「わ、ほんとだ!すごいね!大丈夫だった?チクチク痛くなかった?」
「うん、足でやった。」
素晴らしいです。皆さんご存知でしょうか。栗拾いはイガが痛くて素手では危ないんです。なので靴で広げて栗を出します。それを知っている2歳児、なかなか素敵です。
山栗(柴栗)。採りたて?拾いたて?の初モノです。(茹でたので少し黒くなっていますが。)午前中に2歳クラスが林へ遊びに行き、どんぐりと一緒に拾ってきました。おお、もう拾えたか!と思わず感動。ここ最近自分自身が林へ行っていなかったので、不意をつかれました。
林の山栗は近年の妙福寺保育園の秋の味覚です。ということで、早速おやつにいただくことにしました!
茹でた山栗を半分に切って、
スプーンですくっていただきます。
中には噛んで食べる子もいます。(^^)
粒が小さくて少し固いので、スプーンですくい取るのがなかなか難しかったりします。でも、どの子も黙々と、夢中でしっかりと食べています。山栗はとても甘くて美味しいんです。
「栗、おいしいね。」 と、ある子が言いました。
「甘かった?」 と、私が聞きました。
「うまかった。」 と、別の子が答えました。
「うまかったか!」 と、まわりの大人達が笑いました。
和やかなおやつのひと時。
きれいに食べました。
今年の2歳クラスの子達が、拾った山栗をこうしてまともに食べるのは今回が初めてだと思います。次に林に行くと、きっともう栗が気になって仕方ないでしょう!