保育園日記

園見学

[平成30年8月27日]

私は週に一度(前期のみ)立正大学社会福祉学部で講義をしています。「仏教保育」という科目ですが、もうかれこれ10年以上担当させてもらっています。今日はその講義を履修している学生、つまり私の教え子が園を見学に来てくれました。嬉しいな♪

 

 

境内環境を案内していると足元にアリの大群を発見。よく見るとミツバチとイモムシに群がって、すごい速さで巣穴へと運んでいるではないですか!ミツバチもイモムシも体をくねらせたり足をばたつかせたりして抵抗していますが、アリのパワーには敵わないようです。切ないですが自然の摂理。

 

しばらく様子を観察しながら、あれやこれやと議論に花が咲きます。子供達にも見せたかったな!

 

 

園庭に戻ると2歳は木陰で水遊び。

 

 

4歳女子はなにやら手作業に夢中。

 

 

ペットボトルを細かく切って好きに色付けして、それをオーブンで焼いたものだそうです。くるっと丸まって筒状になっています。

 

 

これに糸を通して繋げたら、ネックレスなどのかわいいアクセサリーに大変身。

 

 

別の女子が「これ私が作ったの。」と教えてくれたパフェ。まるでこんにゃくのような石も入っています。低カロリーでお通じにも良さそう。笑)2本の枝はストローかと思ったらチョコレートスティックだそうです。え、美味しそう!(^^)

 

 

こちらの年長女子はコマ回しの練習中。

 

 

だいぶ上手な子もいます。

 

木森の多い妙福寺の環境ではありますが、それでもとにかく今年の夏は危険なほどに暑くて、室内での遊びも多めになっています。学生たちには、屋外で様々な遊びを展開する子供達の様子を見てもらえたら良かったですが、まあこれもうちの園の日常の一部です。

 

まだ3年生ですから就職は少し先ですが、その間にぜひ色んな園を見て色んなことを感じ、良い園に巡り合って良い保育士になってほしいです。うちの園がその一つになれたら嬉しいですね。

 

がんばろー!(^0^)

 

砂場の改修

[平成30年8月20日]

園児と保護者の皆様はご存知と思いますが、ただいま砂場の改修工事を行なっています。この数日間に急ピッチで出来上がってきました。

 

 

太い丸太を組み合わせて新しい砂場の枠を作りました。面積は以前の砂場より大きくなるはずだったのですが、組み上がったのを見てみるとなんだかあまり変わらないような…。というより丸太が太い分、逆に狭くなったような感じも…? ……… ドンマイです。笑

 

 

隣に大きめのウッドデッキを設置。これ、園長デザインです。(^^)

 

と言うとカッコよく聞こえますが、まぁ要するに設置場所だけでなくデッキの形や大きさ、板の方向などを私が提案したということです。結果、なかなかイイ感じ!

 

 

さらに、遊び道具をすぐ出し入れできる遊具置き場も作っています。

 

 

早く完成しないかな〜。と、子供も楽しみにしています。

 

「ここに水を入れたら、川になるんじゃない?」

 

と素敵な提案をしてくれました。いやぁ、私も思いは一緒ですよ。井戸を組み上げて園庭に川を流し、その川が注ぐ池を作り、その中に入って遊んだりその水を使って存分に砂遊びができるような環境を作りたいですね。いつかきっとやりますよ。

 

ところで砂場の砂にどういうものを使うかご存知でしょうか。考え始めると砂も本当に色々なんです。まず大きく分けて川砂と山砂。砂場には一般に川砂を使うことが多いと思いますが、今回は敢えて山砂を入れることにしました。業者にお願いして事前に幾つかの砂のサンプルを取り寄せ、色々触って決めました。砂の違いによって子供の遊びはきっと変わってくるはずです。今回の砂で遊びがどう変わっていくか、それを見て確かめたいのです。今回の砂はぎゅっと握ると固まるような砂です。トンネルを掘ったり山を作ったりしやすい砂になるはずです。これは一つのテストです。遊びにこだわる園では、川砂と山砂で別々の砂場を作るような園もあるんですよ。何気なく当たり前にあるような砂場の砂ですが、とても大切な教育の素材だということです。

 

山砂は石や泥の混入も多いので、今回はきちんとふるいにかけたきれいな通し砂を入れます。当然のことながら、コストは大分かかっちゃってます。ワオ。色々試しながら納得のいく良い砂を見つけ、ゆくゆくはそれを使ってもっと大きな、というか巨大な砂場を作りたいと思っています。

 

と、いつも夢ばかり語っています…。笑) とにかく楽しみ!

 

スイカを守れ!

[平成30年8月18日]

年長のスイカ。最初の二つがダメになり、苦労と失敗を重ねながらなんとか守っている最後の一つ。大きくなってきました。と言ってもまだまだこのサイズですが。

 

 

真ん中あたりが少し茶色くなっていることを子供が心配しています。

 

 

こちらの瓶の液体は、バジルの葉をすり潰して作ったバジル水。

 

はて?

 

 

これが原料のバジル。(年長前の花壇)

 

担任によると、子供達が植物の色水遊びをしていて色々な葉っぱをすり潰している時に、このバジルだけ虫食いがない!きっと匂いが嫌なんだ!バジルを置けばスイカを虫から守れるかも!との発想が生まれ、そこからバジル水を作ってスイカを守る!という動きへ広がっていったようです。このバジル水をペットボトルのキャップに注ぎ、それをスイカの周りに置いて虫から守ろうというのです。果たしてうまくいくでしょうか…。

 

年長児の素晴らしい自由研究。スイカ君、どうか無事に大きく育ってちょうだい!

 

 

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田んぼの手入れの最中、

 

 

ん?

 

 

どれどれ?

 

 

葉っぱの裏側に何やら虫の卵がついていることを発見。

 

 

早速担任に報告。これは一体なんの卵だろう?

 

「たぶんヤゴだよ!」

「こんなところについてるのは、きっとカマキリじゃない?」

 

と色んな意見が。えーと、皆さんカマキリの卵は何度も見たことありますよね…? まぁ当然ヤゴ(つまりトンボ)でもないはずなのですが…。笑

 

担任が興味津々な表情で一言言いました。

 

「お部屋の卵図鑑で調べてみようよ。」

 

 

あれやこれやととにかく友達と議論。好奇心や探究心が旺盛で研究熱心な年長児たち。その会話とその姿を見ているだけで、なんだか胸が熱くなってきます。

 

 

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丹精込めてコケを取り、

 

 

丹精込めて雑草を抜き、

 

 

丹精込めて水遣りをします。

 

 

きれいな稲穂が出てきたぞ。

 

 

うーん、作物はやはり丹精ですね。

保育も丹精。

そして人生も、丹精です。

 

合掌。(-人-)

 

境内散歩

[平成30年8月17日]

今日も暑いは暑いのですが、透き通った青空に乾いた風が吹いてなんとなく秋を感じさせるお天気です。

 

 

1歳クラスの境内散歩。爽やかな風が吹き、木陰はとても気持ちいいです。

 

 

しっかりと階段を登り、

 

 

祖師堂にお参りし、

 

 

お水をいじった後、

 

 

抱っこしてもらって香炉を覗いて一言。

 

「ない …。」

 

どうもこの子はここにもお水が入っていると思っていたようです。(^^)

 

 

黄緑色の桜の葉、サルスベリの赤い花、若い銀杏など、風が吹くと宝物がいっぱい落ちてきます。

 

 

ガク(?)のところがこんな可愛い帽子のような形をしてるんです。

 

 

 

あっちこっちと境内を活発に動き回って散歩を楽しむ1歳児でした。

 

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