保育園日記

恐竜の卵、その後

[令和2年10月1日]

そう言えば、大事な報告?を忘れていました。恐竜の卵の続きです。

 

 

先日のお泊まり保育の2日目、子供達がテラスで例の卵を触りながら議論しています。「本当に恐竜の卵なのかな?」「違うのかな?」とブツブツ言いながら皮を剥き始めました。

 

 

剥いても剥いてもあまり状態が変わりません。それを見かねた私は、ついに声をかけてしまいました。

 

「それさ、どうも実はキノコみたいだよ。」

 

 

「え、キノコなの?」「卵じゃないの?」と言いながら、割ってみようということになりました。で、半分に割ってみましたら、中はどこまでも真っ白な同じ状態であることが判明。本当だ、卵じゃないじゃん…と、子供達のテンションは一気にダウン。

 

手触りはしっとりして柔らかいんです。意外と気持ちいいので、みんな無意識にブニブニ触っています。そのうち誰かが匂いを嗅ぎました。「なんか匂いする!」「うー、くさい。」という子もいましたが、全然イヤな匂いはしません。そうです、まさにキノコの匂い。「食べられるの?」と聞くので、「うん、でもあんまり美味しくないらしいよ。」と答えておきました。「食べてみたい」とせがまれたらどうしようと思いましたが、さすがにそれはなかったので一安心。

 

 

興味を無くされた恐竜の卵くんの残骸

 

恐竜の卵じゃなかったことは子供達にとってかなりショックだったようです…。アァ、本当に残念。ごめんよ〜、と心の中でつぶやきました。

 

 

別の場所で何かを見つけ、ギャオギャオ騒いでいます。

 

 

ウハハ、こりゃ〜ギャオギャオ言いたくなりますね。

 

これこそまさに恐竜?と思うようなすごい姿ですが、恐竜ではなく幼虫です。シャチホコガという蛾の幼虫。見た目がグロテクスなので子供達かなりビビってます。(^^)

 

「触れるの?」と聞くので、大丈夫だよと言って捕まえて手に乗せてあげました。

 

 

キャー!って感じですかね。

 

刺激するとお尻の部分をキューっとソリ上げてシャチホコ(お城の屋根に乗っかってる例のヤツです)みたいなスタイルになります。あと、蛹になるときも同じ形になるようです。なので「シャチホコガ」と呼ばれています。実は過去の記事の中でもこっそり紹介していまーす。↓

▶︎変な生き物(2014年10月記事)

 

こんな風に、日々結構面白いものに遭遇します。

 

うーん、しあわせ♪

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