保育園日記

葉っぱ遊び

[令和4年9月21日]

台風が去って、予報では雲の多い1日とのことでしたが、意外と気持ちのいい秋晴れになりました。

 

 

林でのままごと

 

 

何を切っているかというと

 

 

足元の蔓です。

 

焼きそば。(^^)

 

初めはある男の子が一人でやりたがって若干揉めるような場面がありましたが、やがてみんなで仲良く協力し合う姿に変わりました。4歳はコミュニケーション力や社会性も豊かに育つ時期です。

 

 

この夏、枯れて倒れたエノキの大木です。結構な迫力。

 

 

皮を剥いて、中に潜んでいる幼虫採りに夢中。

 

 

実はこの木、表面に無数の穴が開いています。なんとその穴の一つ一つがタマムシの幼虫が成虫になって出てきた穴なんです。

 

それを発見したのは年長児。穴の一つ一つからタマムシが顔を覗かせているのを目撃したのです。そしてこの木に名前が付きました。

 

タマムシ・マンション 笑

 

タマムシのシーズンはもう終わりましたが、実際今でも皮を剥くと…

 

 

こんな風にタマムシの死骸がたくさん出てきます。

 

 

タマムシは切り倒されたケヤキやエノキなどの木に卵を産むのです。

 

 

料理、だいぶ進んでますね。

 

 

不安定な台に乗ってるな〜。一体なぜ??(笑)ユラユラしながら絶妙なバランスでハサミ作業に没頭してます。

 

でも、さすがちょっと危ないと思い声を掛けました。

 

「この台に乗ってハサミを切るのは、ちょっと危ないからやめといた方がいいね。手を切っちゃうかもしれないからさ。」

 

すると、その子がニヤニヤしながら自分の手を見せてくれました。

 

「手、切っちゃったよ。」

 

あちゃー、本当だ、やっぱりね。まぁ大した怪我ではなかった(切ったというよりは挟んで赤くなったという感じでした)ので良かったですが…。苦笑)でも、こういうことを安易に考えるのはダメですね。やがて重大事故に繋がることも十分考えられますので、保育者はしっかり目配りをしていなければいけません。ドキッとしました。

 

 

あちこちで色んな遊びが展開中。この子は葉っぱにパンチで穴を開け、その穴に毛糸の紐を通して遊んでいます。好きな子は好きで、結構集中できる楽しい遊びです。そして出来上がったものはネックレスなどのアクセサリーにしたり、お人形さんに見立てて遊んだりできます。

 

 

ドーン、じゃんけんぽい!

 

負けても退かないし、勝っても進みません。笑

 

 

お玉さばき(手の返し方)が最高に美しかったのでパチリ。

 

 

葉っぱのフロッタージュ(こすり絵)

 

葉っぱの上に紙を乗せ、クーピーで擦ると、葉脈が浮き出てきてとてもきれいなものが出来上がります。それを切って貼り合わせて、自分なりのお気に入りの作品を制作。きれいだし、かわいいなー!

 

 

こっちは夢中で何やってるの?

 

 

なんとリュウノヒゲをハサミでカットして料理の準備でした。

 

 

フライパンの中身は、とっても充実していました!

 

 

という感じで、4歳の遊びの一場面をご紹介しました。

 

今日はとっても気持ちのいい秋の1日になりました。これからの季節、葉っぱや自然の遊びが一層充実していきますね。

 

実りの秋、楽しみだなー!

 

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