保育園日記

きりたんぽ鍋

[平成19年3月18日]

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卒園式を終えてリラックスムードの年長さん。 16(金)に鍋の会を行いました。 秋田名物「きりたんぽ鍋」です。

保育園がいつもお米を買っている秋田の農家から 「きりたんぽの試作品ができたので食べてみて」と、 パックに入ったきりたんぽが送られてきました。

早速、夜の職員会議できりたんぽ鍋を作って試食。 これが非常に美味。 すぐに、園児と一緒に鍋を囲む企画が持ち上がりました。

保育園で先生と子供が一緒に鍋を囲むなんて なかなか無いこと。素敵じゃないですか。 どうせなら囲炉裏を囲むような雰囲気がいい! ということで、床に座って鍋をやることになりました。

テーブルの足を折り畳んで一応「囲炉裏」に見立て、 その上にガスコンロ、土鍋、具材が並びます。 一つの囲炉裏に先生を含めて5〜6人。 全部で7つの囲炉裏ができました。

ちなみに7つの土鍋はそれぞれ職員が 自宅から持ち寄りました。

きりたんぽを知らなかった子ども達。 「ちくわ?」という声も聞かれました。うん、似てるなぁ。 鶏肉、つくね、油揚げ、舞茸、豆腐、人参、白菜、ねぎ、そしてきりたんぽ。 鍋からもうもうと湯気が上がると、子ども達は歓声を上げていました。 やっぱりきりたんぽが子ども達にも好評。 美味しい美味しいとお代わりをして食べていました。

最後はお汁をお代わりして大満足。 体がポッポと熱くなり、みんなシャツを一枚脱いでいました。

子ども達から「何だか家族みたいだね」という声。 確かにそれぞれの囲炉裏が、一つの家族のような ちょっと温かくて和やかな雰囲気。 一人一人にお代わりをよそってあげている先生の姿が お母さんのように見えました。 今回実施してみて反省点が一つ。

それは食器がコレールだったので熱い汁物をよそると 熱くて持てないといういうこと。 やはりきちんとした木製のお椀じゃないとダメですな。 冬の定番となりそうな鍋給食のためにお椀を買い揃えておくかな。

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園庭ではコブシの花が咲き始めました。 白いきれいな花がたくさん咲いています。 年長さんとはもうすぐ本当のお別れですね。 ちょっぴり切ない春の訪れです。

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