保育園日記

みかん、おいしい!!

[平成18年11月2日]

IMG_3992.jpg IMG_3995.jpg IMG_3999.jpg

今日、年長さんがみかん狩りをしました。 まずはみんなでみかんの木を探します。

「あ、あった!あったー!」 それこそ、あっという間に見つけて木の回りに全員集合、 たわわに実るみかんを見上げます。 もぎたいみかんを自分で選んで一人ずつ順番に収穫。 引っ張ってもぎ取るので、ほとんどの子は ヘタの部分の皮が剥けてしまいます。 でも何人かのお友達はヘタまできれいに外れて 売り物になりそうでした。 最初のお友達がみかんをとった瞬間から さわやかな匂いが漂い始め、 子ども達の間で歓声が上がりました。 「いい匂いがしてきた!!!」 中には「あ、懐かしい匂い!」などと言う声も。 懐かしい??なんでだろ…。

みんな我慢できない様子だったので 収穫したみかんは、その場で早速食べることに。 「わ、美味しい〜!!」またまた歓声が上がりました。 今年のみかんは、ほどよく甘酸っぱくて非常に良いお味! こんなに美味しいのは初めてかも…。

数年前に肥料をたっぷりあげた効果が出たのかもしれません。 あっという間に食べ終わって、 「もう一つ食べたい!」の声が続出。 では特別に、ということで、みんな2つ目を収穫しました。 おうちにお土産で持って帰った子もいたようです。

家族で美味しく食べてもらえたかな?

養護と教育

[平成18年11月1日]

IMG_3976.jpg

先日、滋賀県のある保育所を見学してきました。 すばらしい保育園でした。勉強になりました。

子どもを見ると、親のことがある程度知れるのと一緒で、 保育園の園児を見ると、その園の日々の保育を ある程度知ることができます。 「あ、良い保育をしているな」とすぐに感じる場合もあれば、 どんなに立派なことを言っていても、 子どもの様子から「こりゃ、ダメだな」と感じてしまうような 園まで、色々あるわけです。 (自分の園のことは一応棚に上げておきます。笑)

で、今回見学させていただいた園はとても良い感じでした。 何しろ子どもが落ち着いているんです。 一人一人挨拶もきちんとできるし、みんな明るくて穏やかでした。 園長先生をはじめ、先生方も皆とても感じが良かった。 園内全体がのんびりゆったりしている感じがしました。 もともとキリスト教の教会が母体となって設置されたらしいのですが 宗教行事はクリスマス以外ほとんど無いそうです。 ただしクリスマスは結構本格的にやるようで、 キャンドルサービスでの礼拝やキリストの生誕劇などを しているとのことでした。

教育の柱はモンテッソーリで、 午前中は自由遊び、年長年中はお昼寝が無く、 午後は課題遊びをしているようです。

「モンテッソーリ教育をしている」と謳っている園で 良いなあと感じるところはこれまであまりなかったのですが (それは恐らくその園がモンテッソーリ教育をどのように 理解しているかによるのだと思いますが) ここの保育園はとっても良かったですね。

自由遊びのやり方ですが、 各部屋を目的別に分けて使用します。 お仕事の部屋、ゲームの部屋、歌の部屋、絵本の部屋、 工作の部屋、それから園庭の外遊び、などなど。 子ども達は好きなところに好きなだけ参加して遊びます。 ただし、ただ好き勝手にやらせているという訳ではなく 各遊びに必ず先生が関わり、かなり教育的配慮がされて いるように感じました。

教育と養護が一体になった、しっかりした理念で 保育を行っているという印象を受けました。 うちもそんな風になれるといいのですが…。

防災訓練

[平成18年10月18日]

IMGP3157.jpg IMGP3169.jpg

今日は園に消防車がやってきました。 消防士さんと一緒に防災訓練です。

訓練では給食室から火災が発生。 子ども達は園庭に避難しましたが、 園児が1人逃げ遅れてしまいました。 炎の中に取り残されています。 そこへ消防車が駆けつけ、消防隊による 救助活動が行われました。 園児は無事に救出され、訓練は終了しました。 昨年の訓練は、煙幕を焚いたりチェーンソーで家屋を解体して 園児を救助するなどスリリングな演出(?)だったのですが 今日は放水車が急遽来られなくなってしまって、 放水演習もなく、非常にシンプルな内容でした。 それでも子ども達は消防士さん達の動きにクギ付け。 取り残された園児が無事に救出されると拍手が起こりました。

消防車の見学では、装備されているホースや 搭載されている道具類について園児達がしつこく質問し、 消防士さんがタジタジになっている場面が見られました。 大きな消防車を直接触り、消防士の服を着せてもらったりして 子ども達は大喜びでした。 本当の火事で出動してもらうことになったら困るのですが、 こうやって訓練で消防車が来てくれるっていうのは 楽しくて良いですね!

消防士さん達、お忙しい中ありがとうございました!

テラス工事

[平成18年10月14日]

IMGP3149.jpg

運動会が終わり、ホッとひと息の保育園。 園庭の工事に引き続き、テラスの架け替え工事が始まりました。

この頃施設設備関係の話ばかりアップしていますが、悪しからず。 新しいテラスは、基本的には今までのものとほとんど変わりません。 色についてもかなり悩んだのですが、最終的に 今までと同色(柱がコゲ茶、梁が白)のペンキ仕上げ ということで落ち着きました。 だから、完成してもあまり変化が感じられず 面白くないかもしれません。

ただ、今回は柱を今までより少し外側に出しますので テラスのたたき(?)の部分を全面使えるようになり 広々とした雰囲気になるはずです。 柱自体も丸柱になるので、若干柔らかい感じになりそうです。

それから、雨の日の送り迎えが少しでも楽になるように 軒先をほんの少しですが延長しました。 本当は波板をやめてしっかりした屋根を掛けたかったのですが 採光の問題と予算の都合で現状と同じ仕様になりました。 ま、雨漏りは当分の間解消されるでしょうから、 それだけでも良しとしましょう。(苦笑)

床をウッドデッキにしちゃおうよ!と一瞬盛り上がったのですが こちらも予算の都合で今回は見送り。(笑) とにかく、すべてがオンボロの我が園ですから いざ手を入れようと思っても何から手を付けていいのか わからなくなってしまいます。 いつも全体を見回して呆然としています。 ボロさに加えて、この広さ、この大きさ。 どうしろってーの・・・?って感じなわけです。

建て替えてしまえば最高なのですが それには莫大なエネルギーが必要ですね…。 いままでは、他所の園が園舎を建て替えたり 他所の寺が本堂を建て替えたりするのを 何も考えずに見ていましたが、 こうして自分の問題として考えてみると やっぱりものすごいことなんだなぁと感じます。 覚悟と度胸、そして努力の結晶ですね。 一世一代の大事業です。

うちのような宗教法人の保育園の場合 園舎の立て替えをしたくても 行政からの補助金が1円も貰えません。

なので貯金を使うにしろ、寄付を募るにしろ、 建て替え費用は100%自己負担になるわけです。 社福や学法なら3分の2くらい補助金が出るのに…。 ですから、もし私が今後園舎の建て替えを 決断するようなことがあれば 「ウム。あいつも遂に男になったな!」と褒めてください。

あ〜、男に慣れるのはいつのことやら…。 ということで、今のところはチビチビと改修を 重ねてやり過ごしたいと思います。

子ども達が快適に過ごせるよう、少しずつでも 園舎の環境を改善整備していきます。 それに、園舎の整備は職員の労働意欲の 向上にもつながるはずです。 ま、今でもうちの先生達は良くやってくれていますが…。

古いテラスが取り外されると とても明るくて広々するので驚きます。 各部屋にも燦々と光が降り注いで 室内がとても明るくなりました。 テラスは必需品ですが、その分どうしても 室内が暗くなってしまうのが残念です。 今後は室内の壁や照明に手を入れなきゃ ダメかもしれませんね。

あ、次にやるべきことに気付いてしまった…。 う〜む、終わりなき闘いですな、やはり。

今回は愚痴のような内容になってしまった。 叱咤激励、忠告、ご意見、お持ちの方は遠慮なくどうぞ! では、また!!

このページのトップへ