不審者
[平成28年9月29日]
運動会が近づいています。年長が何やら練習をしていますよ。
ポーズ!
走って〜
食らいつく! そして、笑顔。(^^)
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と、その時です。
園内に不審者が侵入。複数の職員で対応に当たります。
黒い服の男は園児の保護者だと言い張りますが、明らかに様子が違います。会話をしながら時間を引き延ばします。
子供達は遊びをやめ、担任のもとに集まって園舎から境内へと静かに避難していきました。
その後、男をホールにお招きしお話を聞きました!
そうです、今日は防犯訓練だったのです。
子供達は、日頃から防災訓練で避難することに慣れているため、突然のことでしたがとてもスムーズに避難することができました。
問題は私です。今回男が比較的フレンドリーだったため油断しました。園庭で対応していた際、男が子供達にプレゼントを渡して欲しい、渡したら帰ると言うので、では私が貰っておきましょうと言って少し男に近づいて受け取ろうとしました。すると男がカバンから出したものはプレゼントではなくナイフでした。そしていきなり私に斬りつけてきたのです。思わずその手を掴んで防御したのですが、男はナイフを別の手に持ち替えて私の背中を刺しました。嗚呼。マジで怖かったです。涙
防犯訓練は毎回多くの学びがあります。この訓練が役に立つ時なんて来て欲しくないですが、やっぱり必要な訓練ではあると思います。石神井警察署の皆様、ご協力ありがとうございました。
キャンプごっこ
[平成28年9月21日]
雨が上がりました。奇跡のようなお天気に先生も子ども達も心ウキウキ。今日は林のキャンプごっこです!
まずは台風で壊れてしまったテントの状況をみんなでチェック。参ったな〜。
落胆していても仕方ありません。修復開始!
他のテントも作業にとりかかります。
いろいろと工夫を重ねて屋根作りが進みます。
地面が濡れていることを想定し、昨日のうちに皆でダンボールにカラーポリを貼っておきました。
洗濯物を干そう!と言って、軍手が干され始めましたよ。
シュロの葉を切り出して、「見て、傘みたい!」
玄関の飾りにしたり、
素敵な衣装にもなってますね。
料理も始まってます。
屋根は低めだけど、いーい感じです。(^^)
各テントのこだわりポイントをみんなに発表したりもしました。
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昨晩まで続いた台風。担任は、雨ならお部屋でキャンプごっこが出来るように準備していたようですが、それでも「私晴れ女なので大丈夫だと思います。もし降っても多少の雨ならカッパを着て林へ行きます!」と目を輝かせて語ってくれました。
朝、ちょっぴり青空まで見えるじゃありませんか。本当に晴れ女。ということで大人も子どもも心の底からウキウキ気分。セミに代わって林に響き渡る虫の声に耳を傾け、涼しい秋の空気を肌で感じながら、活動がスタートしました。
屋根を作る子、その下でじゃれあう子、室内装飾やディテールにこだわる子、ままごとに夢中になる子。いろんなことが自由に和やかに、同時進行で進んでいきます。
元々の計画では、お弁当をテントで食べて午後はキャンプファイアーなどもして遊び込む予定だったのですが、まだ蚊がかなり多いことや台風の影響なども考えて、今日はお昼で切り上げることにしました。
午前中だけの半日活動でしたが、夏が終わって、久しぶりにじっくりと充実した林の時間になりました。林はやっぱり気持ちいいです。このテントを使って、これからしばらくこの遊びが続いていきます!
台風
[平成28年9月20日]
台風の影響で雨が続いています。園も寺も、その他の地域も、大きな被害がないと良いのですが。
不安そうに園庭を見つめる先生と男の子。
視線の先には……、ワニです。笑
「ワニさん、怖いよね…。葉っぱを食べたら、葉っぱがなくなっちゃう。」
て、花壇の葉っぱが食べられてしまうことが心配なのでしょうか?(^^)
興味がありつつ、でもなんとなく怖くて近づくことができず、遠巻きにワニを見つめる3歳児でした。
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最近は鼓笛の練習をしたり、
お月見の団子を作ったり、
手形を押したり、
しています。
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「水攻撃ー!」いたずらっ子がワニをいじめる方法を思いついたようです。コラ!(笑)
明日は年長が林の木や草でテントのお家を作ってキャンプごっこをする予定ですが、この天気じゃちょっと厳しいかなぁ…。
選ばれる保育園?
[平成28年9月18日]
日経DUALというWEBサイトに、妙福寺保育園の記事が掲載されました。
日経DUAL WEBサイト
「選ばれる保育園を訪ねて」 〜 悩む親が世を変える! 叱咤激励で親を支える仏教園 〜
こうやって記事になったものを改めて冷静に読ませていただくと、園のスタンスというか園長としてのスタンスというかが「大分しつこいかな〜?」と不安になったりしますが(苦笑)、まぁ普段から考えて真剣に取り組んでいることをそのままストレートに記事にまとめてくださったので有難いです。
今の日本は子育てにやさしくない社会です。とにかく経済最優先で、子どもが犠牲になり、子育て中の親が肩身のせまい思いをする社会。子どもは宝なのに、子育ては人間の最も大切な尊い仕事なのにです。そんな社会に明るい未来が来るはずないと思ってしまいます。
保育園は、子どもの素晴らしさ、子育ての素晴らしさを改めて大人に気付かせ、立ち止まらせ、振り返らせる場でなければなりません。親が変わり、社会の大人たちの目が変わり、人間の最も大切な仕事である子育てが、誇りと喜びのなかで尊ばれる社会を作らなければなりません。妙福寺保育園はまだまだ足りないことばかりですが、それをいつも訴え、子を支え、働く親を支え、一緒に歩いていきたいと思います。