保育園日記

リトル木こりーズ

[平成26年11月13日]

運動会とお遊戯会の合間。林の活動報告が続きます。

12日、雨上がりの林はいい匂い!土の匂い、葉の匂い。そよぐ風に鳥のさえずり。林はやっぱり気持ちがいいです。

 

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そんな林に、小さな木こり現る!

 

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チェーンソーを真剣に見つめる。

 

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本日倒す木は、これ(ロープが掛かっています)。およそ15m。

 

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木にかけたロープを、力を合わせて引く!

 

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メキメキメキ、ドッシーン!

 

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倒れました。すごい音と地響き。その迫力に皆しばし呆然…。

 

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ふと我に返って倒した木に大集合。やった、やったー!(大興奮)

 

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切り株の匂いを嗅ぐ!

 

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普通は見ることのできない木の一番てっぺんを観察。そして木の実や葉の匂いを嗅ぐ。もぎ取っては嗅ぎ、もぎ取っては嗅ぐ!

「あ、なんかスースーする匂い!」(スギの木です)

 

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プロの木こりから、ロープ掛けのマル秘テクを習う。

 

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エイヤー!(この木は倒しません)

 

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切り倒した木の枝を、ノコギリで切る。

 

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切った丸太で積み木を作り、

 

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叩いて割って

 

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木のパズルを作る。

 

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自由に絵も描いて、大満足。

 

みんなヘルメットをかぶったとたん「木こりスイッチ」がONになったようで、気分はすっかりプロの仕事人。大きな木を倒す。ノコギリで切り落とす。叩いて割る。匂いを嗅ぐ。おもちゃを作る。森に感謝する。少しの緊張と静かな興奮の中で、大小さまざまな達成感や満足感を味わう貴重な一日になりました。

「木がかわいそう…。」子ども達から自然にそんな言葉も聞かれました。だからこそ感謝し大切にすることを伝えます。身の回りにある物の多くが木で作られていて、僕らは木と共に生きている。その木を育ててくれる森がどれほど大切か。そしてその森も、こうやって手入れをしながら元気な森になっていく。そのことが子ども達の心の中に自然にしみ込んでいくことを願います。

こんな素晴らしい体験の場を今まで守り続けてくれたお寺に感謝!

そしてこんな素晴らしい体験をサポートしてくれる「とっつぁん」にも感謝!

 

※ご協力いただいている木こりの「とっつぁん」の工房はこちら。親子で木工体験できます。ぜひどうぞ!

→ きまま工房 木楽里(きらり)

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