水害訓練
[令和2年6月25日]
本日、避難訓練を行いました。水害訓練です。集中豪雨で園の前の白子川が氾濫したと想定し、高台方向へと避難します。今日は雨でしたので、より現実に近い形で訓練することができました。
まずは園庭に集合
半透明のビニールシートで子供たちを保護しながら避難行動を開始
1歳児クラスも避難車で避難
本堂前に集合し人数確認をして終了
実際雨がひどければこの場所も無理でしょうから、寺の玄関に入って雨をしのぐ予定です。
妙福寺周辺の地形は白子川方向に向かって緩やかに傾斜しています。そして保育園のある場所は、園ができる前は自然の沼(池?)だったそうです。林のあたりにはいくつもの湧き水があったと聞いていますので、そういった山側から流れてきた水がちょうど溜まる場所だったのかもしれません。実際今でも大雨になると本堂裏の墓地の方から園の前の道路に向かって水がどんどん流れていきます。
練馬区の水害ハザードマップを見ると、保育園の園庭付近は最悪の場合大人の腰の高さまで浸水する可能性があることが分かります。園舎付近は大人の膝の高さ、そして本堂付近まで上がるとほとんど浸水なしという感じです。
子供の頃、大雨になると白子川の水が道路に溢れ出すことがよくありました。河川工事や上下水道の整備が進んだおかげか、いつ頃からかそれもなくなり、もう何十年も経験していません。でも、やはり川が近くにあることには変わりありません。備えあれば憂いなし。この訓練はこれからも続けていきたいと思います。