保育園日記

ハリガネムシ

[平成29年10月4日]

夕方園庭で子供達と過ごしていたら、面白いものに遭遇しました。

 

これです。お分かりでしょうか。

 

 

子供がカマキリを捕まえて見せに来てくれました。おーすごいねと言って見ていると、あれ?ん!これは!!と驚きました。なんとそのカマキリのお腹から黒い線のようなものが垂れているではないですか。ハリガネムシです。まさに今お腹から出てきている最中だったのです。(この写真は出てきた後のものです。)

 

ハリガネムシはカマキリの体内に寄生する虫です。久しぶりに見ました。子供の頃カマキリのお腹を水に入れてハリガネムシを出して遊んだものですが、今の子はそんなこと知らないんです。今、目の前でまさにそれがうごめいているのに、細すぎて、動きもゆっくりなので、誰も存在に気づきません。なので、全部出てきたところでお椀に入れてあげました。「動いてる!」とみんな仰天、大興奮です。

 

 

まさに針金

 

 

お得意の虫眼鏡でじっくり観察。担任も仰天です。

 

しばらくすると弱って動かなくなりました。先ほどネットで調べたら水がないと乾燥して死んでしまうんだそうです。それと、ハリガネムシがカマキリのお腹の中を食べるのでカマキリが死ぬのだと思っていたのですが、そうではなく、カマキリのお腹を破って出てくるので、その影響でカマキリが弱って死ぬんだそうです。勉強になりました。

 

それにしてもこのルックス、ピトピトした感触、カクカクした動き方、どれをとってもすごく「キモい」生き物です!(^^;;

 

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