コロコロ、コロン♪
[平成26年11月11日]
どんぐりころころ、ころがった。お寺の林の落ち葉のうえ。
ポトン、コロコロ、コロン♪
さて年中さん(4歳児クラス)の林活動「どんぐりころころ」。今回はできる限り自然素材にこだわって、竹筒と林でとれる材料主体で挑戦。事前に竹を割って節を抜き、ささくれにヤスリ掛けをして…。先生達、がんばりました!(笑)
まずはみんなでどんぐりを拾います。すごい集中。猛スピード。
コースの接続部分をどうするか、試行錯誤の連続。
先生と協力しながら少しずつ作業が進みます。
子ども達は脳みそをグルグル回転させて、あの手この手と根気よく工夫を重ねます。ただ、この辺りはもう少し担任の準備が必要だったと反省。子どもが充分遊び込めるよう、事前の教材研究や環境設定は非常に重要です。
それでも各グループ、それなりに楽しいコースが出来てきました。
ゴールには色んな仕掛けを設置。木琴、鉄琴、フライパン、鍋、バケツ…。集中して、ポトン、コロコロコロン。どんぐりがきれいな音を奏でると、満足そうな笑顔。(^^)
これまではいつも林で自由に遊んできた年中さん。テーマを設定した本格的な林活動は今回が初めてでした。みんな集中してよく遊びました。設定と自由の繰り返しで、子どもの遊びは深まっていきます。その中にたくさんの気付きや学びが生まれ、そこから豊かな発想が育まれ、達成感や時には悔しさなども味わっていきます。それが子どもの成長です。子ども達の気付きや発想や工夫を、充分な満足や達成感に繋げていくのは担任の腕の見せどころ。年中さんの林、これからますます楽しくなることでしょう!