保育園日記

すべり台

[平成30年12月15日]

先日、4歳クラスの子供達が滑り台で面白い遊びをしていました。

 

滑り台の一番下にブロックを積み上げ、上から滑り降りてきた子がそこに激突してクラッシュする(ブロックを蹴散らす)という遊び。繰り返し繰り返し楽しそうに遊んでいます。

 

それを見ながらふと思い、「そこのブロックの下をトンネルみたいにくぐれない?」と声をかけてみました。すると、そこから子供達の新たな工夫が始まりました。

 

 

いくつか追加でブロックを運んできて、重ねてみては高さの違いを確認し、何度か試行錯誤。

 

 

左右の柱の高さが整ったところで、上の段を慎重に乗せて…、

 

 

立派なトンネルが完成。お見事。

 

 

それを滑るために、子供達大渋滞です!

 

 

滑る子も、組み立てた子も、どちらもとても楽しそうで満足そうな顔。

 

 

 

11月のどんぐりころころ遊びのなかで発揮されていた組み立て遊びの想像力や思考力が、こんなところにも別の遊びとして展開されていることを感じて感動しました。

 

4歳、いいですね!

 

大根掘り

[平成30年12月14日]

今日は年長が大根掘りに行きました。本来はお遊戯会前に予定していたのですが、当日雨で延期となり今日になりました。

 

 

冬らしい青空と北風。寒いですが、元気に徒歩で目指すは西大泉の内堀農園。子供の歩いていかれる距離に立派な畑があるという贅沢な土地柄。練馬って本当に良いところです。

 

 

巨大です。育ちすぎー!

 

 

え、大きなかぶ?! すごいです…。

 

 

重い重い。掘りあげた大根をフゥフゥ言いながら運ぶ子供の行列。

 

 

大人もウェ〜イ!

 

 

ニンジンも掘らせてもらいます。大きいのをどうやって見分けるか、農家のおじさんの丁寧な説明を真剣に聞く子供達。

 

 

Big one!

 

 

Good!

 

 

Excellent!

 

 

大空と大地の恵みにみんなで感謝!

 

 

 

さて、この大根でたくあんを仕込みます!

 

小さなかぶ

[平成30年12月13日]

お遊戯会で「大きなかぶ」を演じた3歳クラス。生活の中ではプランターで「小さなかぶ」を育ててきました。(^^)

 

 

今日はそのかぶ(ラディッシュ)の収穫。楽しそうにプランターに向き合う3歳です。

 

 

おじいさんの大きなかぶと違い、こちらの小さなかぶはすぐ抜けます。うんとこしょどっこいしょ、なんて言ってる間もなくスイスイ収穫。

 

 

赤くてかわいいラディッシュがたくさん出来ていました。

 

 

赤の次は黄色。昨日のことですが、3歳の男の子が落ち葉の中から黄色いイチョウの葉っぱを集めて遊んでいました。一枚一枚品定めして黙々と集めています。

 

 

「きれいだねー!写真撮っていい?」と尋ねると、「うん。」と誇らしげに見せてくれます。良いのをたくさん集めましたね。すごくきれいです。

 

 

「〇〇君、ここにもあったよ!」と言って、そばにいた女の子が拾った葉っぱを手渡してくれました。優しいな。人の求めていることや興味のあることを理解して助けたり手伝ったりしたくなるというのが、この時期の子供の成長の一つの目安でもあります。順調ですね。(^^)

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

 

 

そして今日夕方は芋煮会でした。園庭にテーブルを並べ、焚き火を焚いて暖をとり、年長が手作りした芋煮をお迎えの親子で食べてホッとしてもらうというゆるやかな会。私の大好きな行事の一つです。のんびりした良い時間だったのですが、途中で雨が降ってきてしまったので早めに切り上げて終了。お持ち帰りに切り替えました。残念…。年長の芋煮、美味しかったー!(^o^)

 

仕込み

[平成30年12月11日]

テラスで年長男子が何やら作業中。

 

 

足元にあったのはこれ。(柿の皮)

 

 

ネットに入れて干しています。

 

 

隣のネットには、大量のみかんの皮も。

 

これは子供達の冬の仕事「たくあん作り」の準備です。園では毎年、給食で食べるお味噌やたくあんを子供達が手作りしています。冬になると近所の畑に「大根掘り」に出かけ、収穫した大根をテラスに干します。さらに給食で食べた果物の皮などもこうやって干して、それを大根と一緒にぬかの中に漬け込むのです。果物の皮を入れるとたくあんが美味しくなるんです。楽しみだな〜!

 

 

その隣には大量のバンペイユ。

 

実はこれは園児が収穫したのではありません。外部の子が無断でもぎ取ってしまったのでした。今年はバンペイユが豊作で、収穫の日をみんな心待ちにしていたのですが残念…。でもまぁ幸いなことにバンペイユは日持ちしますので、これはこのまましばらく追熟です。食べるのは正月明けくらいかな。木の方にもまだいくつか残っています。そちらは完熟するまで待ちましょう。楽しみ!

 

 

少し現場を離れて再び戻ってみると、柿の皮がこんなことになっていました…。なんじゃこりゃ〜? 皮が長いからこの方がやりやすかったのかな?しかし本当に長い…。もう、剥くの上手すぎー!(笑)

 

 

その奥(部屋の中)では収穫した稲の脱穀作業が始まっていました。今年はどれくらいのお米になるでしょう。

 

自分達で育て、仕込み、そして食べる。食べることは生きること。生活の原点ですね。生きるためのこういう作業が、子供にとってはそのまま楽しい遊びであり同時に素晴らしい学びの場になっていきます。

 

 

傍らではいわゆる普通の遊びも同時進行。これも生活です。

 

 

子供達は今、保育園で人生の仕込みをしています。(^^)

 

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