保育園日記

新年

[平成19年1月3日]

あけましておめでとうございます!

いよいよ平成19年の幕が開きました。

それにしても今年のお正月は穏やかですね。 風もなく、寒くもない。 なんだか物足りないくらいです。 関係ないですが、スキーの大好きな私は、 山にちっとも雪が降らないので 気持ちの落ち着かない毎日を過ごしています。

ところで、今日は忙しいお寺の年末年始を 少しご紹介してみようと思います。 年末はお札作り、諸堂の大掃除、正月の飾り付けなどをします。

特に大変なのはお堂の照明器具の掃除です。 なにしろ天井が高くて、器具を取り外すのに一苦労。 高い梯子の一番上に立って背伸びをするような状態を強いられ 相当の恐怖感を味わいます。 しかも特注のガラス製ですから、万が一壊してしまうと 予備が無く大変なことになります。 かなりの緊張を強いられるわけです。 さらにまた、数が多い…。正直嫌になっちゃいます。

掃除と飾り付けが終わると、大晦日の除夜の鐘です。 除夜の鐘は事前に108枚の整理券を配るのですが、 それ以外の参拝者もかなりありまして 先着500名に甘酒の接待をします。

すべてが終了するのが大体午前3時。 一休みして、翌朝6時からは通常通り「朝のお勤め」です。 朝のお勤めが終わると、ほとんど休む暇なく 年頭挨拶に移っていきます。 お寺に多くの方々がご挨拶に来てくださいますので お屠蘇を出してご挨拶するのです。 それが三が日の朝から夕方までずっと続きますので 寺の年末年始は体力が勝負となるわけです。

で、ようやく三が日が終わって落ち着いたかと思うと 翌日から保育園がスタートしちゃうわけです。 う〜ん、厳しいですね〜。笑

だけど、やはり寺が多くの人で賑わうのは嬉しいことです。 寺の行事は一年の節目節目を大切にしているわけですが 地域の人々もそれを身近に感じて大切にしてくれている ということになるのではないでしょうか。 寺も保育園も地域の人々に大切にされて続いていくものです。 妙福寺は千年以上、妙福寺保育園は50年以上、 そうやって大切にされながら続いてきて、今ここに存在しているわけです。 それをしっかり守って、これからもっともっと発展させていきたい。 そ

んなことを思った(正確に言うと、これを書きながら改めて思った) 平成19年の正月でした。

今年もがんばるぞ〜! どうぞよろしくお願い申し上げます!!

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