原木シイタケ
[平成28年10月22日]
今日は土曜日で、寺はお祭り(おえしき)の境内準備の日でした。大勢の檀家さんが集まって境内にテントを立てていきます。私も一緒に作業をしながら何気なくふと保育園の片隅に目をやると…、出ているではないですか!!!
ジャカジャーン!
去年の春に子供達が菌を植え付けた原木シイタケ。ワオ。
丸くてかわいいキノコがしっかり出始めていました!ここまで長かった…。
早速子供達を誘い、感触や匂いを確かめます。
様々なキノコに身近に接している子供達。うちはこんな環境ですから日頃そこらじゅうにキノコが生えるのですが、見つけた時の子供達の口癖は「これは毒キノコだよ。」です。お釈迦様が亡くなられた原因が毒キノコでお腹を壊したことと言われており、毎年2月の涅槃会(お釈迦様の亡くなられた日)でその話を聞かされている子供達は、「毒キノコに注意!」という気持ちが強いのかも知れません。
今日この大きなシイタケを目撃した子供達は、一瞬で固まりました。シーン…。無言です。無反応? いや、そうではなくて、ものすごい毒キノコが生えている!と息を飲んだのかも知れません。そのことに気づいた私は「大丈夫だよ。これはシイタケ。食べられるキノコだよ。美味しいんだよ。」と声をかけました。すると少しずつ気持ちが和らいだのか、ゆっくりとキノコに近づき始めました。
そして収穫。立派です!
そしてそして……。(^^)
うーん、ビールが欲しいっす!笑
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原木シイタケの美味しさはスーパーなどで売っている菌床シイタケとは比べ物になりません。シイタケの苦手な子も、この原木シイタケでシイタケ好きになれるといいですね♪ 恐らくこれからどんどん出てきます。給食やおやつにシイタケ三昧? まさに収穫の秋です!